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表題作お稲荷様は伴侶修業中

璽雨、最不ノ杜神社の末社の岩の祠に住む龍神
夜古、最不ノ杜神社の稲荷神

その他の収録作品

  • 烏は夜に訪れる

あらすじ

夜古は最不ノ杜神社の稲荷神。かつては妖だったが、今は小さいながらも身の内に宝玉をもつ真の神となり、超男前の龍神、璽雨とも相思相愛の仲。だが神様修業も色恋もまだまだ拙く、恋人も最近なぜだか素っ気ない。年の瀬が迫る頃、最不ノ杜に歳神がやってきた。今年の歳神・周欧は派手な美形で、昔なじみの璽雨にやたらベタベタ。夜古はすっかり落ち込み……。

作品情報

作品名
お稲荷様は伴侶修業中
著者
小中大豆 
イラスト
鈴倉温 
媒体
小説
出版社
三交社
レーベル
ラルーナ文庫
シリーズ
最不ノ杜のお稲荷様と水神様
発売日
ISBN
9784879198884
3.9

(33)

(9)

萌々

(14)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
131
評価数
33
平均
3.9 / 5
神率
27.3%

レビュー投稿数3

ほんわか

嫌われ役が現れて、ラブラブの二人の間を掻き回す話。前作と同じく、すれ違い・勘違いからの〜という感じです。

前作の二人はラストかなりラブ度が高かったのに、冒頭あからさまに減少してて「おぅっ?!」と思いましたが、なるほどそういうことかと納得。
愛が深いっていいねえ、としみじみするホンワカ話。
クリスマス〜お正月あたりの話なので、歳神様とか出てきます。

おまけ短編が密かにお気に入り。今回は神社の一人息子視点です。
彼の特殊な趣味の原因が垣間見えて嬉しかった。彼にも幸せになって欲しいなと思います。

2

この本は続編です

レーベルが変わっての「最不ノ杜のお稲荷様と水神様」の続編。レーベルが変わって不安な気持ちもあったけれど、前作と作風に大きな違いはなく健気なお稲荷様がとっても可愛い。読んでいてほわほわした気持ちになれる1冊。想い合う相手とでもうまくいかない時もあるけれど、結局は信頼する気持ちが大切なのだと思う。気持ちのいい読後感で癒されたい時にいいかも。
同時収録の短編は思いがけない2人のお話でびっくり。でもいいかもと思ったり、それはダメだと思ったり複雑な気持ち。

2

やっぱりお守りが欲しい(^-^)

前作が好みだったので、続編があると知って喜び勇んで手に取りました。
うーん(^_^;)
恋人となった2人のらぷらぶぶりを見るのが大好きなのですが、この2人の続きは甘くなかったかなぁ。


最不ノ杜神社に祀られている、稲荷神の夜古と竜神の璽雨。
前作にて、晴れてらぶらぶ恋人同士となった2人のその後。
夜古は、力のない自分に自信がなくて。
また璽雨も、夜古は自分しか神を知らないだけだから、刷り込みみたいなものだ、と今ひとつ自信が持てず。
お互いに不安を抱え、もっと頑張らねば、とスレ違いぎみ。

そこへ、歳神様が訪れる。
周欧という美しい歳神に、振り回される2人。
璽雨は石に、夜古は狐の姿へと封じられてしまう。

ここでやっと、お互いの気持ちや自分の気持ちとかを再確認。
確かな絆を結んでいく。

なんというか、あまりBLちっくに感じなくて。
2人の神としての成長ぶりをメインに読んだように感じました。


2人がお守り制作に励む様子に苦笑です(^ω^;)
匠の技の夜古お手製か、手がガクガクになりながら励んだ璽雨お手製か。
やっぱり欲しいなぁ(*^^*)


イラストは引き続きで鈴倉温先生。
イラストは一緒なのにお名前が違って、ん!?と再確認でした。お名前変えられたんですね。
前作同様、最後にかわいいイラストが添えられていて儲けた気分。

2

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