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表題作泥中の蓮

橘秋生
弟,優等生の高校2年生~
橘元春
5歳年上の兄,男相手のウリセン~

その他の収録作品

  • Bonus Track(描き下ろし)

あらすじ

優等生弟とウリセン兄。
世界に二人だけならよかった――。

両親を早くに亡くし、二人暮らしの橘(たちばな)兄弟。
しっかり者で真面目な弟・秋生(あきお)は、男に体を売って金を稼ぐ兄・元春(もとはる)に恋をしている。

秋生が兄の乱れた性生活を不満に思わないのは、兄がいつか誰からも見捨てられた時、側にいられるのは自分だけだと信じているから――。

巨弾新鋭・ためこうが放つ、業深き兄弟の歪な執着愛。

作品情報

作品名
泥中の蓮
著者
ためこう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
ISBN
9784396783785
3.8

(518)

(228)

萌々

(126)

(67)

中立

(36)

趣味じゃない

(61)

レビュー数
67
得点
1881
評価数
518
平均
3.8 / 5
神率
44%

レビュー投稿数67

兄弟もの、、、すごかったです。

ためこう先生の作品があまりにも世に出ていて、書店で本を手に取るものの「私のような若輩者が手を出すには恐れ多い」と勝手に思いこみ、なかなか手を出せずにいました。

しかし、絵の美しさに惹かれ我慢できず拝読させて頂きました。そして、どっぷりハマりました。もっと早く購入すれば良かったです。

兄弟もの、切ないお話、ラストの衝撃、そういうものをお好みの方に良いと思います。

約9年前の作品ですがお話の展開や絵の素晴らしさで、時代を感じる事なく最後まで集中して読むことができました。

読み応えのある作品に久しぶりに出会え、幸せな読書時間が持てました。(ためこう先生の作品ほぼ全てが読み応えありました。大好きです。)

ためこう先生、素晴らしい作品をありがとうございます。

1

これはかなり読み手を選ぶ(執着・こじらせ系兄弟BLお好きな方へ)

2023年8月に読破。
「ララの結婚」があまりにも有名な ためこうさん著作ですが、私には「ララ~」はあまり刺さらず、こちらの方が断然ガツンと来ました。
映画一本見終わったような満足感。
さすがBL AWARD 2017 BEST コミック 16位&1800点越え作品ですね。

「高2の弟×売りセンしてる兄」でヤンデレ・こじらせ・執着・闇 etc. の要素を含みます。
実兄弟は地雷な方が多いでしょうが、読後すぐにもう一度読み返したくなるようなラストでした…。
ここまで言えばもうネタバレに近いですが、残りわずか10ページでの大どんでん返しのオチが素晴らしい。
ほん~とゾクゾクした。
ありきたりと言えばありきたりかもなんだけど、それでもすごくおすすめです。
ヤンデレの鑑のような弟だなぁ。

書いてくださってる方いらっしゃいますが(感謝です~)、「泥中の蓮」は「汚れた環境でも清らかさを保つ人」だそうです。
読後はその真の意味をじっくりと考えることになりました。

私のように「ララ~」が合わなかった方、こちらなら合うかもしれませんよ?
それにララは8巻まで出てて現在もなお続いてるので、1冊で済むこちらなら "お値段的には" 比較的気軽に読めます。

<注意点>
・モブx受けの本番アリ
・攻めx女性(受けの代わりに見立てて)の本番あり
(しかもそれでDT喪失)

2

No Title

近親相姦嫌いですが、ミステリー?的な感じて楽しめました。
グロさが真っ直ぐでむしろ爽やかに感じられるかも

1

これがいい兄弟BL!

何度も読み返した一作!
兄弟モノ+年下攻め好きな人は必見!
昔、番外編を読んでいなかったから、元春が弟の執着に縋られて、やむを得ずこの歪んだ愛を受け入れたのだと勝手に思ってた。でも紙単行本の番外編を読んだら、全然そんなことなくて、最初から兄弟ふたりとも変人同士で、最高のカップリングじゃん!って吹いた!
可哀想でエロい兄が、実はとんでもないヤバい奴だったって知ったら、弟くんは驚くかな……でも、たぶんもっと喜ぶ気がするなぁ。

どっちが汚いとかじゃなくて、もうどうでもよくて、一緒に沈んでいくような狂おしさがたまらない。

1

泥々の泥のなかにあるもの

ためこう先生の他の作品は読んでいますが、こちらは初めて。最近兄弟ものを読んでいるので興味が湧き手にとりました。
ためこう先生のふんわりとした感じの絵柄で、かなりエグめな描写が続きます。モブとのセッ、兄のウリを淡々と受けいれている弟、弟は兄への欲を抑えつけるために女性とセッ、過酷な家庭環境…と胃がギリギリしそうです。
いやー…でも、すごいです。最後のどんでん返しにやられました。
そっかそっかそういうことか…
メリバなのかな。でも兄弟ふたり、幸せならいいのかな。何が幸せかなんて、当事者しかわからないですもんね。
個人的にはストーリーも先生の作画もすごく好きでした。

1

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