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受け攻め両視点で進むので、2人の両片想いのじれじれがとても楽しめました。
攻め様は牧場主のタイラー。
牧場を愛している寡黙で真面目なカウボーイ。
受け様は新任教師としてやってきたユウキ。
住む予定だった所が火事になってしまい、タイラーの家に下宿をすることに。
初めて会った時、タイラーは雷に打たれたように衝撃をうけ、ひと目で恋におちちゃう。
ユウキの赤くなってる姿に脈アリなのかと浮かれたり、いや怯えられてるだけなのでは、と沈んだり、とユウキの姿に一喜一憂。
夜はユウキを相手に妄想を働かせて自慰にふける。
一方のユウキも、理想そのものの姿のタイラーにひと目ぼれ。
こちらもタイラーを思って自分を慰めていて、昼間の純情で清楚なユウキとのギャップがいい。
タイラーの甥っこを預かって一緒に暮らしていく内に、どんどん距離が縮まっていって、じれじれ両片想いがやっと両想いに。
はー、やれやれだぜ、なのだけど、この2人の両片想いは甘くてエロくて、まだまだいつまでも見ていられる、と思っちゃいました。
両想いになったら、今までの暑い情熱がほとばしっちゃって、我慢できずにそのまま初エッチ。
興奮と野獣、誠実さや気遣いが入り乱れておりました。
特に大きな事件があることもなく、嫌な人も出てこないしで、とっても読みやすいお話です。
両視点での両片想いの良さを満喫できるし、思い出しては読み返している1冊です。
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西部といえば、人種差別が今も残っている地域で、
日本人も、アジア系差別を黒人より高い比率で受けていている。
「学校でのアジア系に対するいじめは、他人種よりも酷い」という資料もあるけど、
この物語では、美形日本人男子の教師が、カウボーイに一目ぼれされている。
美人はお得。常に例外扱いが待っているってことかな。
タイラー:
西部劇に登場するような、かっこいい男性で町中の女性の憧れの的、
両親が事故死した後、商社を退職して大牧場を経営する。
優希:
小学校に赴任してきた新人教師。楚々とした日系美男子。
街に着いてすぐ、火事で下宿先を家を失う。
消防士ウェイドは小学校の校長の息子、ウェイドの紹介でタイラーの家を紹介され、間借りすることになる。
タイラーの母の小説「リトルカウボーイ」にずっと憧れていた。
初めての顔合わせでお互いに一目ぼれ。
その後、二人は幸せなカップルになるのだけど、そこまでたどり着く過程が面白かった。
ごくごく常識派で紳士な二人は、相手に失礼をしてはならないとお互いに自分を牽制する、
それが双方の誤解になって、行違ってしまう。
夫々が誤解をしてすれ違うけど、そこに弟夫婦の子、クリスが入って良い味を出している。
ギャグではないけど、すれ違いが面白いコメディ。
電子版には、挿絵が無かったのが残念。
当て馬も登場しない。
事件らしい事件も起きない。
悪い人は一切登場しない。
だからこそ、いいなーって思った作品です。
小難しいこと一切抜きで、ただただ甘い世界を楽しめるストレスフリーな一冊。
ズカーン!!と雷に打たれたかのように一目惚れした攻め。
受けの長い睫毛やら、生まれたての無垢な仔馬のような目やら、引き締まった小さなお尻などなど、受けを形作るすべてのパーツに何かと見惚れては我に返ったり、つい股間をアツくしたり、時には妄想たくましくせっせとソロプレイに励む……みたいなの、読んでてほんとニヤニヤしちゃいます。
そして受けも、少年時代の愛読書の主人公を思い出させるような攻めの姿に一目見た時から心惹かれ……という両片思いです。
攻めは無骨で口下手だし、受けも奥手ゆえになかなかうまく恋のきっかけが掴めない二人なんだけど、受け視点と攻め視点が交互に登場するので、余計な事を考えずに、ひたすら壁に徹して二人の恋の行く末をニヤニヤしながら見守ることができて楽しかった。
受けが処女の清純派なのに、妄想たくましくひとりエッチに励んだり、アナニー用にディルドを用意していたり、ゲイビのおかげで耳年増になっていてエッチな台詞を好んで自ら言っちゃったり……というギャップ!もこれまた良き。
で、攻めも、清純派だと思ってた受けが、自分を思ってまさかのアナニー?とビックリしつつも「もう少し優希がセックスに慣れてきたら、マスターベーションの件はぜひとも詳細に聞き出さねばならない。」と密かに決意してるところとか、ウケます。
「ハーレク●ン展開は苦手である(キリッ」などと言っているくせに何故かカウボーイ×日本人青年の小説は当たりが多い私。はて…。
いわゆる両片想いモノです。中盤でちょっとしたタネ明かしもありつつ、お互いにほぼ一目惚れでメロメロなので終始あま~い気分になれる作品でした。テキサスの牧場という場所がどれだけ広いのか私はピンと来ませんが、一つ屋根の下、お互いを想ってソロプレイを繰り返す二人が何とも可愛らしかったです。また、途中でタイラーの甥っ子が登場して子育てBL的な面白さもあったので嬉しかったです。
「神」にするか迷ったのですが、イラストのタイラーがどうもイメージと合わないのと (もうちょっとマッチョ寄りなはず)、重箱の隅をつつくようですが…単位や表記が日本式 (フィートじゃなくメートルとか、タイラーの台詞中の表記が「ユウキ」じゃなく「優希」だとか) でアメリカンな雰囲気にイマイチ浸れなかったので「萌x2」とします。
あま~い気分になりたくなったら読み返そうと思います。
テキサスの牧場を舞台とした、カウボーイ×日系人教師の同居ラブ。二人とも出会った瞬間に、お互いに一目惚れという両片思いモノですね。
重要なポイントとなるのが、受けと攻めの両視点で書かれている事。両片思いの状態が長く続くのですが、この両視点のおかげでお互いにメロメロというのがよく分かるんです。相手を花だのフルーツだのにやたら例えたり、ちょっとした事で一喜一憂な恋する強面の乙女思考や、相手の言動どころか首筋や腕を見ただけで妄想を爆発させる二人の暴走ぶりにニヤニヤしっぱなしでした。ちょっとした波乱はあれど安心して読んでいられて、ひたすら甘々やほのぼのを楽しめるという個人的に大変ツボなお話でした。
テキサスの片田舎で牧場を営むタイラー(攻め)は、ちょっとしたトラブルで住む所の無くなった日系人教師の優希(受け)を居候させる事になります。二人は出会った瞬間に、お互いに一目惚れ。しかしタイラーは大家という立場の為、優希はゲイという事に引け目を感じている臆病な性格の為に気持ちを伝え合う事が出来ず…という展開です。
タイラーは仕事熱心で精悍なカウボーイです。周りからはセクシーでかっこいいと大人気ですが、本人は不器用で気の利かない所を気にしてます。そんな彼が受けに恋をしてしまったから、さあ大変! 受けの事を、「野に咲く楚々とした白い花」だの、「薄桃色の唇は、夜露にしっとりと濡れた花びら…」だの頭の中でポエマーになって絶讃です。そして、妄想が暴走。最初は抱き上げている所から始まり、木陰で裸で抱き合う、小川で水浴びをしながらじゃれ合い…と留まる所を知りません。更に、受けが少しでも怯えた態度を見せようものなら、自分は無愛想で野蛮人だとどんより落ち込み、紳士的に振る舞わなくては!と決意する。あまりの一途ぶりにキュンキュンするのですね。
一方、優希は控え目で清楚なのに芯は強い好人物。そして、こちらも意外と妄想が爆発。昼間見たタイラーの逞しい体を思い出してお風呂で自慰をしたりするのですが、大きな手で腕をつかまれ…等、詳細に妄想をしている所がすごい。ただ非常に臆病で、両思いどころか気持ちを伝える事さえするつもりがありません。
ここにタイラーの弟夫婦の子どもの面倒を見る事になったり、タイラーの友人をそれぞれが、相手の想い人だと勘違いしたりと若干の波乱があり、二人の距離が近付くのですね。
残念なのが大半が両片思いの状態で終わってしまい、現実でのイチャイチャが少なかった事です。妄想では、もうお腹いっぱい!って程いちゃついてるのですが…。(笑)
清楚な受けがエッチの時は意外と大胆な台詞をいったり、強面な攻めが内面は乙女だったりとギャップも楽しい一冊でした。
春先
コメント失礼します(^^)
私も先程読了したところででしたのでレビューが上がっていて嬉しくなってしまいました。
二人のモダモダじれじれがとっても良かったですよね!私も大好きな作品になりました(*^^*)