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ほんにあなたは空気の様に
アパートに住まう条件が『ザシキワラシとの同居』
…と言うぶっ飛んだ世界観から導かれたものは、
とてもほのぼのとした心で結ばれている恋愛模様。
住人同士がそれぞれに心地よい恋愛で毎日を
過ごしています。
でも頼りなく消えてしまわない様に、時々は存在を
確かめて。温もりが伝わる距離にいてくれれば良い
から。
現代の座敷童。
実は、ブックオフで100円で転がってました・・・
13年も前の本ですもの。本屋にある方が不思議ですね。よく出会えました。
視ることができる位の座敷童と緑のある現代的なマンションで同居する！のが入居条件。いいですねぇ。
この座敷童たちもぶっ飛んだ設定を除けば
「見える人にしか見えない」
という事を除けば普通の男の子です、生きてる年数は尋常ではないですが。
いや、もう男の子と言うにはとうが立った子も何人もいますが・・・。
住人より座敷童の方が背が高くて大人だったりしますが・・・。
普通にイチャイチャしているのになにかがファンタジーというのが南野ましろさんだと思うんですが、まさにその通りな本。
人寂しい今日この秋。こんなマンションどこかにないでしょうか。
そして1巻と名がついたまま続きがあるかのように書かれた続きはどこかにないでしょうか。期待しつつ神棚に供えるのは待ちです。
今度はざしきわらし！
今度のお話は人間とざしきわらしのお話でございます。
そのマンションは各部屋にざしきわらしがいて。
その子との同居が絶対条件。
大家を含め４組と犬１匹の生活は毎日が大変です。
１０１号室。
大家とざしきわらし・雨音。
大家さんはいっつもおじーちゃんの扮装してるけどホントは男前。
なので、大家×雨音だと思ってたんだけど途中の雨音の発言から考えると逆ということも有り得るのか？
雨音さんの性格、結構好きです。
１０２号室。
小説家・守部×ざしきわらし・鮎。
ここが一番の甘々カップル。
小説家なせいなのかなんなのか守部が吐く鮎に対する形容とかセリフはとにかく甘い。
鮎も不思議ちゃんだけど癒し系。
ちょっと「オートマチックフラワー」の２人に近いかな。
原久の方が守部よりも真っ直ぐに黒い気がするけど（…）
２０１号室。
ざしきわらし・葉と勇実。
たぶん、葉×勇実なんだと思うんだけども。
お元気カップル。
２０２号室。
小学校教師・江崎とざしきわらし・一春。
カップルかどうかという点で見れば４組の中で一番そういう観点からは遠い気がする「同居人」同士という感じ。
優柔不断でわりと何にもできない感じの江崎に対し、一春が面倒見てる感じ。
勇実曰く、一春はボスキャラ。
今回はエッチシーンとかはありません。
チュウもほとんどないです。
ほんわかのほほんと癒されたい方におススメ。
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