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良い調教ものでした、ごちそうさまです。
攻のSなご主人様が兄弟で、上杉弟×匠(大人)、上杉兄×あつむ(高校生)2カップルそれぞれのお話が入ってます。
調教がテーマですが、乳首スキーさんもSMスキーさんもきっと満足できると思います!
またタイトル通り、甘いです。やってる事は甘くないのですが、雰囲気が甘いしお互い好き合ってる様子が甘くて、すごく好きな話でした。
弟×匠(大人カップル)
自分でシャツに乳首の部分を穴あけて会社に来ちゃった匠が充分Mなので、紀章さんの調教も全く痛々しくなく可愛がっています。
調教から始まる二人の関係ですが、やがて自分の気持ちに気付いた匠が健気で可愛い。ご主人様が匠を可愛がる様はとても甘々でした。気遣い、信頼の上で調教していきます。
プレイ内容は乳首責め(輪ゴム、ニップルクリップ)、首輪、筆、羞恥プレイそしてスパンキング。文中に紹介しただけのお仕置きもちゃんと読みたかった…。
スパンキングが長く書かれている話って中々ないので貴重ですありがとうございます。
兄×あつむ(教師×高校生)
弟カップルも好きですが、こっちのカップルが私はより好きです。
大好きな上杉先生の、MILKという少年からのメールを見てしまったあつむ。気になって自分からその話題に触れていきますが……その後の、緊縛がすごい。言葉だけで、物を使わず、あつむの行動を、心を縛るのです。全く性的な事はしていないのですがやらしいです。読んでいるこっちが赤面しそうでした。
あつむが愛奴にして欲しいと先生に頼み込んでも、諦めさせようとする先生でしたが……
あつむがひたすら可愛いです。そして先生はカッコイイしエロい。赤い糸やシュークリームをまともに見れなくなりそう。
プレイ内容はこちらも乳首責め(糸)、羞恥プレイ、首輪、貞操帯。
ひちわゆか先生は恥ずかしながら初読みでした。今は新しいお話は執筆されていないのでしょうか。またこういった良い調教なお話が読みたいと思います。
初めてSMものを読みました。ストーリーも何もかも濃厚でした。
キャンディ
嘉島匠が、ランニングに穴をあけているのが、上杉紀章にばれてそこから、はじまる調教が、濃厚で、読んだことはなかったけれどこれぞSM!だと直感しました。パートナーの関係から恋人になるのも切なくて感動しました。
ミルク
最初は、来海あつむが誤解をして先生とパートナーになりたいと、言ったのがきっかけで、話が、進んでいきます。私は、個人的にはこちらのペアのほうが好きでした。
どちらも愛を感じられるSMプレイで、とても面白かったので、ほかにもSMものを読んでみたいと思います。おすすめがあれば、ぜひ教えていただきたいです。
昔、新書で出た作品の文庫化&書き下ろし分が約30ページ超。
当時はSMテイストで乳首責めという内容がわりと衝撃的だった覚えがありますが、今となっては普通な感じですね。
とりあえず書き下ろしの「キャンディミルク」の内容だけ書きます。
留守中に客人の訪問があったことに気づき、そのことについて責め立てる上杉弟×匠の描写から話はスタート。何故か匠は客人の詳細について頑なに口を割ろうとしません。
実は自分には色気がない(と思い込んでいる)あつむが、上杉兄との言い合いの果てに奴隷修行と称して匠のところに相談という名の下に駆け込んできただけなのですが、あつむに「上杉弟には内緒にして欲しい」と頼まれたため、匠は律儀に黙っています。
しかも相談事の最中に上杉弟が帰宅し、急遽あつむはクローゼットに隠れたため、上杉弟と匠のプレイを間近で聞くことになります。
そのうち上杉兄が乱入し、ネタバレして事態は収束。
真相はというと、あつむの相談に乗っかって "第三者がいる中でのプレイ" を決行したかった上杉弟が仕組んだ筋書きというものでした。
最後は上杉兄&あつむが仲直りしておしまい。
ラスト、以前であればストップがかかった(かもしれない)セリフをあつむが言うところは必見です(笑)。
思っていたよりも、ずっとエロかったです。
いや、それがよかったんですけど 笑
精神的な部分も含めての「調教」が最高でした。
あとは、執拗な乳首責め。
堪能させていただきました
主に2つのカップルの、とにかく身体も心も支配していくトロ甘ストーリーが中心です。表紙のカップルは実は後半のカップルで、扉絵が前半のカップルです、個人的には前半の大人なカップルが好きですが、まぁとにかくエロい。
色気だだ漏れな受くんと、可愛い顔を思いっきり歪ませるのが好きな攻くんのなんだかんだでラブラブなのは読みながらニヤニヤしちゃいました。
2003年発売「キャンディ」の加筆修正+書き下ろし版です。
「キャンディ」「Sweet Pain」「MILK」「彼の犬、彼の仔猫」書き下ろしの「キャンディミルク」が収録されています。上杉弟×匠、上杉兄×あつむの2カップルのお話です。
SMはあまり好んで読まないのですが、このお話は甘い空気が漂っていました。
上杉弟は冒頭で鬼畜な調教(私的にですが)をするので、最初はこれ大丈夫か?と思ったのですが、調教が終わると匠をぎゅっと抱きしめ甘やかすので、SM初心者の方でも手に取れるのではないかと思います。
物語はSMや調教がメインだからなのか、挿入はどちらのカップルも一度だけです。でも想いが通じ合ったあとのエッチはラブラブですごく良かったです。
切ないシーンや、人を愛することで生まれる嫉妬やすれ違いのシーンなど、恋愛要素もしっかりあります。
先生があとがきで書かれていましたが、まさに乳首本。乳首責め色々ありました~!プレゼントがプラチナのニップルクリップって!
そして、花小蒔朔衣先生の表紙、乳首に赤い糸を巻きつけられて、とろけた表情がたまりません。挿絵イラストもストーリーに合っていて素敵でした。