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表題作フラット-flat-

弾正弦
音大生2年,チェロ奏者,20歳
符坂弓近
攻の通う音大の講師,チェロ奏者

その他の収録作品

  • 雨の日の笑曲(描き下ろし)
  • 寂しい夜の夜想曲(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき

あらすじ

俺も弓近さんのSMパートナーにして下さい!!

叔父の響史郎が教授を務める音楽大学に進学した大学生の弦。
昔一度だけ会った事があり、大学で再会した憧れの存在・弓近は弦が通う大学の講師になっていた。
そんな彼に思い切って告白するも、見事玉砕。
諦めきれず、なんとか友達になる許可をもらった弦は、少しずつ距離を縮めようと意気込む。
しかしある夜、公園で弓近と響史郎がSMプレイをしている現場を目撃してしまい――…!?

【Mな攻め】と【Sな受け】が送る、甘く切ない主従関係。
二人の間にあるのは、生徒と講師という関係…そして、SMプレイ。

作品情報

作品名
フラット-flat-
著者
オオヒラヨウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
EYE'S COMICS BLink
発売日
ISBN
9784834262704
3.2

(36)

(5)

萌々

(9)

(13)

中立

(8)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
108
評価数
36
平均
3.2 / 5
神率
13.9%

レビュー投稿数9

もったいない

攻めがMで受けがS
しかも年下攻め、女王様受け
いろいろ要素が混在してるのに、散らかってなくてキャラクターもブレない
読みやすくて、面白かったです

絵もキレイで、ストーリーも良かった‼︎
なのに、残らない‥
あっさりしすぎてる、というのか面白いのにガツンとこないというか

エッチなシーンもふんだんにあって
いやらしい描写もたくさんあるのに
もったいない

感情移入出来ないからかな
攻めが可愛いらしい年下ワンコで潜在的なMって設定を詰め込みすぎてるのかな
自分の中で回収しきれない作品でした

0

全然嫌じゃないSMです

明るい変態って感じのお話です。
SM主軸のプレイなのですが、
攻めがMで受けがSなのが斬新で良かったです。

憧れの音大講師・弓近に惹かれて告白するも玉砕した弦。
弦の叔父・響史郎と弓近がSMパートナーだと知り、
弦は、自分もパートナーにしてくれと懇願し、
なんとかプレイパートナーとして認められていく。

弦が明るくポジティブな性格で、
弓近のおかげで自分の性壁に気付きますが前向きです(笑)
全く色気のなかったチェロの音にも感情が生まれ、
チェリストとしても成長していくのも良かったです。

弦に弓近を取られそうになって焦った叔父が暴走するのですが、
けっこうなサイコパス状態です…
自分のことしか考えていない叔父さんが愚かであり、
弦に一括された姿は哀れでした。

ワンコのような弦に心を溶かされ、
恋愛や音楽にも前向きになった弓近は表情が明るくなりました。
結果的に互いを高め合い成長することができ、
尚且つプレイの相性も抜群となれば言うことなしですよね!

結構ちゃんとSMしてるのですが、全然嫌じゃなかったです。
叔父さんが野外で突然ハーネス状態を晒した時は、
少し笑ってしまいましたが…

0

音楽の方に的を絞って欲しかった!

作家さん買いだったのですが、SMというテーマになんだかコレジャナイ感。
どうもこう……SMというには中途半端な感じがあって、
なんだろうなぁと思っていたのですが、
私は、受けがSというところに違和感を感じていたようで。
これは私の個人的な好き嫌いなので、
大丈夫な方には充分萌なのだと思いますが、私はダメでした。

そう、受けがSだからダメなんじゃなくて、
攻めがMなのがダメなんだ!
そこがモヤモヤの原因!

それと、SってMに凄く気を使って、Mにご奉仕する側だと思っているので、
その辺もSMモノとして物足りなさを感じる。
先の方が書いていらっしゃるように、
オオヒラさんが優しすぎるのね、と。

弦の叔父さんの響史郎も、なんだか中途半端。
格好いいんだか、ただのダメオヤジなんだか……
後半の弓近との絡みが非常にカッコ悪くて残念。
もっといい男に描いてくれたらさっぱりしていて良かったかも……

色々扉を開いて、弦がチェリストとして開花していく過程は面白かったので、
辛うじて「中立」!

0

SM?

SMの魅力が全然伝わってこなかった。
こんな精神的になよなよ弱いS?キツイ言葉も取り繕った感じでただツンツンしてるだけでは?!ちょっと無理があったのではないでしょうか・・・。

Mの響史郎と弦の違いが明らかにされていたのは凄くよくて、
直接自分の欲望を満たそうとするMと、相手に従うことにより欲望を満たすMとの差が 面白かったです。
一冊で2種類のMが堪能できました。

でも、響史郎はMかなぁ~(笑)
作家買いしているお一人ですが、
今回は色々設定に無理があったように思います。
オオヒラヨウさんがきっと優しい方なんだろうな~。

3

M攻め×S受け

pixivコミックで1話を読んで、公園で目撃されてSM関係が甥(生徒)にバレても、あっけらかんしてる叔父さんと講師が清々しくて、主人公の講師への片思いと三角関係がどうなるのか気になって、続きが読みたくて仕方がなかった!

音大生の弦は、講師の弓近に思い余って告白するけれどアッサリ振られてしまう。なんとか友達から近づこうと頑張っているところ、指揮者の叔父と弓近が公園でキスしてるのを目撃!
じつは叔父はMで、弓近がSMのパートナーだと判明するけれど、弦はめげずに弓近に「SMのパートナーにして欲しい」と迫る。

弓近はSなのに、Mとして扱われ捨てられた過去があり、もう恋はしないと影を背負っているけれど、男に恋しても、振られても、叔父さんとの関係を知っても、自分にM気質があると気づいても、悩まず前に進んでいく弦の明るさが作品全体をコミカルに引っ張っています。

Mには、己の快楽を追求するタイプと、奉仕や要求にこたえる事を喜びとするタイプがいるというのになるほどと思いました。叔父さんは前者で、弦は後者。
弓近が、弦の一途さにだんだん絆され、惹かれていくのがわかります。
そして弓近との距離が近づくにつれて、弦のチェロの音も変わっていきます。

ムチで叩かれたり、道具を使ったりはしてますが、ハードなSM描写はほとんどないので、痛々しくはないと思います。

年下ワンコ攻め(タレ目)×クール美人って王道な組合せですが、受けがSで攻めがMって逆転関係が二人の関係をおもしろくさせてます。タレ目の上目使いでおねだりする攻めがかわいい!エッチの主導権が受けにあるのも良いです!

あまあまコミカルでおもしろかったー!

7

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