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表題作ティーカップトイボーイ

櫻井梓・高校生・18
戸井健人・高校生・17

同時収録作品王子式ハッピーエンドロール

三吉陽太・高校生・17
桃園大和・高校生・17

同時収録作品ダメ彼くんのしつけ方

智、生活能力の無いダメ彼
慶ちゃん、しっかりものの恋人

その他の収録作品

  • ティーカップトイボーイ描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

朝、目が覚めると体がミニマムサイズへと縮んでいた戸井健人、17歳。健康状態に異常なし。…のはずが、うっかり学校の先輩・櫻井に恋をして、ドキドキで心臓が大きくなるという病に倒れてしまった!
フられるか結ばれるかで治るらしいそれは、あまりにも前途多難な初恋の始まり。
そして、そんな戸井に想いを寄せる幼馴染・柴田のとった行動とは…?
ちょっぴりスリリングなファンタジックラブ♪ ほか、「王子式ハッピーエンドロール」「ダメ彼くんのしつけ方」も収録!

作品情報

作品名
ティーカップトイボーイ
著者
海乃カナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784908757099
2.7

(33)

(0)

萌々

(6)

(17)

中立

(7)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
8
得点
82
評価数
33
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数8

可愛いだけを求めるなら

表紙の可愛さで購入。
可愛いです。
理由は不明で小さくなってしまった戸井健人。学校の友達も普通に受け入れ、生活している姿が可愛い!犬に乗り登下校に笑えます。
校門前で猫に襲われそうになっているところを、櫻井梓に助けられるのですが、制服の後ろを掴んで持ち上げるのです。
いくら小さくなってしまったとしても、そんな持ち上げ方をしたら痛いよ。普通は有り得ない。
そんな些細なことが気になり、可愛さだけでリアルさがなく、BLとしても唐突な進展で、物足りなさを感じました。
その他の作品も、好き合うまでが早すぎて、え??っとなってしまいました。

可愛いくて、フワフワした感じを求めている方には良いと思います。

1

ほわほわ可愛い系

全部で3CP 三作品が収録されています。
表紙のイメージ通り、スイートな作品ばかり。どれもふわふわ可愛いカップルばっかりで、ほんわり癒される。
だけど、読み終えた後、あれ?何が描いてあったっけ??とストーリーとしてはいまいち記憶に残っていない。

ストーリーや心の機微を楽しむ系ではなく、かわいい男の子たち(男じゃない、男の子)が喧嘩したり、仲直りのキスをしたり、わちゃわちゃ、ドタバタしていてそれをほわわ〜可愛いのぉと愛でたい時におすすめです。

表題作のティーカップトイボーイ
お話の展開としてはご都合主義ばりばりでしたけど、小さくなった男の子の暮らしぶり(お母さんが洋裁で作った制服を着たりとか)がおままごとを思い出させて楽しかったです。

0

手のりDK

からだがお人形サイズになってしまうJKのお話は
昔から何度もリメイクされてきましたが、
今作はDKのお話です。

名字が戸井で、
ティーカップトイプードルの大きさになってしまったので、
あだ名はトイプー。
かわいい。
制服はお母さんの手作りで、
クラスの女子からお人形遊びの道具等をもらって
生活しています。
通学方法がとってもかわいい!
愛犬のダックスフンドのモモちゃんの背に乗って
送り迎えしてもらってます。

先輩に恋をしたことで胸がドキドキし
心臓が肥大化してからだを突き破るかもしれない
という病にかかってしまった戸井くん。
お医者さんに、結ばれるかフラレるかすれば
治ると言われます。
幼なじみに告白され、
先輩が好きなんだと打ち明けたところを
たまたま先輩に聞かれていて気持ちがばれるという
ご都合主義展開。
いつもそばで支えていた幼なじみがもたもたしてる間に、
ぽっと出の人がかっさらっていくというオチは
王道なんだけど、
戸井くんと先輩が恋に落ちたエピソードが弱くて
ただ幼なじみがかわいそうでした。

両想いとわかりからだの大きさが元に戻り、
キス→当たってる→うち来る?
の展開はちょっと急過ぎて...(最後までしないけど)
ほんわかしたかわいい絵柄だから、
キスまででよかったかもと思います。

他収録作もかわいくゆるふわ、
でもやることやってるお話でした。

0

いい人しか出てこないです

ティーカップトイボーイ
ある朝起きると身体が小さくなっていた戸井。
家族も学校もお医者さんもゆるい感じで受け入れています。 いつも迎えに来てくれる愛犬モモちゃんが迎えに来ず猫にじゃれられそうになり困っていると見知らぬ先輩が助けてくれます。
これをきっかけに先輩(櫻井)と仲良くなるのですがなぜか先輩にドキドキしてしまう戸井。
次第に気持ちが溢れてきてなんと心臓が大きくなり倒れてしまいます。
恋をしたせいで心臓が大きくなるなんて、本人は辛いだろうけど可愛いなと思いました。

二人が両思いになってからHまでがあっという間なのでちょっとビックリ。 可愛いけれどお話が薄い印象を受けました。

王子式ハッピーエンドロール
またしても二人とも可愛らしい。
受けの桃園は強気なキャラではありますが、結構あっさり攻めに絆されています。
校内でキスしまくっている二人が可愛いです。

ダメ彼くんのしつけ方

攻めが受けに頼りっきりなのでもう少ししっかり自立してほしいと思いました。
攻めもいい子なので自分のだらしなさを反省してはいるけど結局同じ事の繰り返しになりそう(笑)
好きなら仕方ないのかな。

3作品ともふんわり可愛らしいお話でした。絵柄も可愛いのでお話とすごく合っていました。

次回はもっと深みのあるお話も読んでみたいです。

1

表紙通り!

好きですね。こういうふわふわっとした絵のタッチと、あまーいお話って、読んでいて癒されます。

表題作品のちっちゃくなってしまった健ちゃん、家族も学校も驚きつつも普通に受け入れてるのが優しい。それから、こーんな優しい三角関係あります?もう、どの角度から見てもいい人ばかりで、もとに戻った健ちゃんがパンツだけは履いてたっていうシーンに、どんだけゆるゆるのパンツだったんだー!って突っ込もうとする私が酷い人間に思えました。

学園の王子様のお話も、フラれてもフラれても、しつこく好きと言ってくる三吉が愛しくて、こういうワンコ系は好きなんだよなぁと自分の嗜好を再認識しました。

3

ほんわり可愛い絵と話

《ティーカップトイボーイ》《王子式ハッピーエンドロール》《ダメ彼くんのしつけ方》の3本と《おまけ》が収録されていました。
全ての話に共通して言えるのが、『可愛らしく、甘くって柔らかい綿菓子みたい』って事と、悪い人は誰も出てこないので安心して読めるという事ですね。いい反面、盛り上がりも少々足りないかなぁと感じる事が欠点かな?
《ティーカップ〜》では三角関係かと思ったら、当て馬の幼馴染がいい人で可哀想になってしまったので、救済措置が読みたかったです‥
《王子式〜》では、可愛らしい2人の王子様、無事くっついて良かったね。でも、どうやって保健室でのキスシーンを撮ったんだ?カーテン(というか間仕切り)一周してあったぞ?
《ダメ彼くんの〜》では、本当にダメな彼氏だなぁと‥だらしない上に、身体で誤魔化すのはいかがなものかと‥最後反省していたようだけど、いつまで続くのかな?

1

可愛いけど薄味かな?

表紙の可愛らしさに惹かれて買いました。

表題作の『ティーカップトイボーイ』
確かに、可愛いのは可愛いです。
シルバ◯ア的な机でお勉強したり、犬に乗って登校したり。でも、駆け足で恋して駆け足で結ばれてしまったかんじなので、あまり印象には残らなかったかな?
しかも、私としては先輩よりも裕生と結ばれてほしかった。
『エンドロール』
ティーカップと校舎の形が一緒なので、同じ学校かと思ったら別なんですね。制服違った。
校内の人気を二分する王子、三吉と桃園がちょっとした攻防の末、結局三吉の粘り勝ちです。ワンコ攻めは大好物ですが、桃園がほだされるのが早すぎた気がします。
『ダメ彼くんのしつけ方』
とても短いストーリーでしたが、この話が一番共感できたかもしれないです。年下で少しダメで鈍感な恋人にイライラしつつも、結局最後は許してしまう慶は、これから先も苦労させられるんだろうけど…。

2

可愛いお話ではあるけれど

ちるちるさんの作家インタビューで紹介されていて、なんと可愛いことか!と思い購入。表題作のほかに2CPのお話が収録されています。

表題作『ティーカップトイボーイ』
朝起きたら身体が手のひらサイズに縮んでしまっていた戸井くん(受け)。本人は身体が小さくなったことに動揺しつつも、家族も学校の友達もそれをすんなり受け入れみんなに助けられながら生活しています。特に幼馴染の柴田くんは戸井くんを心配し過保護すぎるくらい助けてくれます。
ふだん健人くんの家で買われている愛犬・モモちゃんの背中に乗り登下校していますが、ある日待てど暮らせどモモちゃんは現れず。困っていたところ助けてくれたのが学校の先輩の櫻井くんで…。
というお話。

身体が小さくなってしまう、というところからもわかるように現実離れした、ちょっとファンタジーなお話。それはまあいいのだけれど、なんというか話があっさり進んでしまってなんともあっけないストーリー展開でした。
櫻井くんに恋してしまう戸井くんですがその過程もよくわからないし、戸井くんに恋しちゃってる柴田くんとのやりとりもあっさり。柴田くんと櫻井くん、戸井くんの三角関係か?と思いつつ読みましたがそういう展開でもない。
身体のサイズがもとに戻るのもなんともご都合主義な感じだし、あっさりと体の関係まで行ってしまうのもなんだかなあ、と。

『王子式ハッピーエンドロール』
こちらも高校生CPのお話。
とある私立の高校が舞台。この高校でイケメンで人気を二分する三吉くんと桃園くんが主人公。
三吉くんは桃園くんに恋しちゃってて、毎日毎日愛を告げますがそのたびにあっさり振られてしまう三吉くん。そんな二人を周囲の友達たちも呆れつつも好意的に受け止めてくれています。
あまりにつれない態度の桃園くんに業を煮やした三吉くんは『デートしてみて嫌だったらもう付きまとわないから』と告げ、二人はお試しでデートすることになり…。

というお話。
二人の駆け引きが面白かったですが、終盤桃園くんが三吉くんを受け入れる過程があっさりでちょっと拍子抜け。で、そのまま学校で事を致すとか…。
おいおい!と母親目線で思ってしまった。

『ダメ彼くんのしつけ方』
同棲CPの智と慶ちゃん。年齢等の記載はありませんが大学生CPかな?
しっかりものの慶ちゃんは、脱いだら脱ぎっぱなし、食事もつくらない、というだらしのない智にイラつきっぱなし。でもわんこのような智を放っておけない慶ちゃんで…。
というお話。

上記2作品はそれぞれコミックの半分くらいの分量があるのに対し、この作品は終盤にちょろっと掲載されている短いお話でした。
『割れ鍋に綴じ蓋』を地で行くバカップルのお話でした。

3作品とも可愛いお話ではあるんです。悪い人も出てこないしラブラブで甘い空気はずっと流れています。
が、はっきり言ってしまうと「それだけ」なお話ばかりで、いまいちツボに入りませんでした。

辛口の評価でごめんなさい。可愛らしい絵柄ですし、次回作に期待したいです。

8

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