電子限定特典付き
むっつりインテリ眼鏡が開発した 夢のような『VR自慰装置!!』…の実態は!?
設定が面白くて、ハマりました。
あらすじでかなりしっかり書かれているので、上記のあらすじをご覧ください。
読んだ感想は。。。
受くん、アホ過ぎる!!これ普通なら気づくよね!!でもそれを鵜呑みにして、機械だと思って何度も攻くんのところに通うところが、アホで愛おしくなる。
そして、よく考えたなぁと思うアホエロ設定が可笑しい。受くんがグラスをかけてる状態の前で、最後に攻くんが一人でシテるのですが、受くんにかかってしまった時の言い訳。「温感ローションが溢れた」普通信じないよね(笑)
信じるのです受くん。可愛すぎでしょ!!
二人の出合いとか、初デートとかもあって読み応えある上に、受くんのバイト先の男の子のお話も同時収録されており、かなり楽しめました。
こちらの話も好きです。
酔ってるときの正直な姿が可愛くて、最後にはまるっとみんな幸せなお話。
どちらも好きな作品でした。
表題作と同時収録、2編の収録です。
はじめは少しクセのある絵だなぁと思いながら読み始めたものの、
ストーリーに引き込まれ、途中からは全く気にならなくなっていました♬
どちらのお話もとても面白かったです!
『マインドインベーダー』
ある日、大学生の鉄平ことてっぺーちゃんの元に親友のヤマトが
「オナニーが気持ち良くない!」と泣きついてきます。
いやいや、まってまって、それどんな親友?
とツッコミたくなるも、このヤマト、めちゃくちゃアホっ子なんです。
おバカで素直で愛嬌があって、そんなヤマトに
高校生の頃から秘かに片思いしてきたてっぺーちゃん。
大好きなヤマトから助けを求められ、というのは建前で、
あわよくば触りたい!とバーチャル自慰装置を作り出します(笑)
VRゴーグルで視界を遮り、オナニー補助装置と称する
実はてっぺーちゃんの手動扱き&フェラ&前立腺マッサージの
気持ちよさにすっかりハマってしまうヤマト。
チョロすぎるヤマトはまんまと騙され、回数を重ねるごとに
てっぺーちゃんの欲望はどんどん膨らんでゆき…
あざとい系ってあまり得意ではないのですが、
このヤマトは純粋におばかわいかったです。
頭が悪いというか、もう無垢な子供みたいでした(性欲は別)
そんなヤマトにこっそり恋する親友のてっぺーちゃんの
一途さと献身にもキュンときちゃいました(*ノωノ)♥
二人の出会いは高校時代でした。
当時、頭はいいけれど、ゲイを自覚し、周囲と距離をとるため
無愛想に振舞っていたてっぺーちゃんは友人もおらず、
そんな彼にとってヤマトは初めてできた友達兼好きな人でした。
初対面から名前を読み間違え、「ぶしゃしょーじ」呼ばわりし、
物怖じもしないヤマトが変わらな過ぎて笑ってしまいました。
なんてアホで天使なんでしょう(笑)
その後、てっぺーちゃんの嘘はバレてしまうわけですが、
自分の気持ちがヤマトに知られてしまったときの反応や
初デートではヤマトを楽しませたいあまり失敗してしまったり、
こんなにも健気なのに不器用で、そんな対ヤマト限定な拙さが
いとおしかったです。
てっぺーちゃんの想いを知ったヤマトもまたヤマトらしい反応で、
好きになった相手がヤマトで良かったね、と思えました。
『too sweet vanilla』
こちらは再会ものでした。
コミュ障なコンビニ店員の桐谷はある日、バイト中に
高校の同級生と再会し、飲み会に誘われます。
嫌々ながら行くと、そこには当時のトラウマの元凶・森永もいて…
他人と関係を築けず、誰のことも信用することができない桐谷と
めちゃくちゃ一途なのに、肝心なところで臆病になってしまう森永の
すれ違いが切なかったです。
お互い好きなのに、ほんの少し言葉が足らないばかりに…なんてもどかしい!
桐谷視点だと森永のとった行動がレイプにしか見えず、
なんだコイツ!と衝撃でしたが、きちんとオチがあってよかった…
でも、確かに酒の入った桐谷の破壊力やばいなぁ…(笑)
森永の友達もお節介で空回ってしまったけれど、
二人の恋の応援&喜んでくれてめちゃくちゃいい奴らでした。
読み終えて、やっぱり私は受けのことが大好きな攻めが
大好きなんだなぁと改めて実感できた2作品でした♬
頭のいい鉄平(てっペーちゃん)とちょろおバカなヤマト。
オナニー補助装置のなんだかもっともらしいすごい説明をされて鉄平にエロいことをされてしまうヤマトなのですが、あまりの気持ちよさに装置の正体には気づかずにふにゃふにゃになっちゃうというかなりのちょろおバカさん。
ですが、鉄平のちょっとめんどくさい気難しさをヤマトの天然すっとぼけっぷりで中和していて、一見合わなさそうに見えるのですがなんだかんだと相性の良いお似合いなふたりでした。
同時収録の森永と桐谷。
前編で森永鬼畜説が私の中で勝手に浮上して、ありえんわ〜(怒)と思っていましたが、後編と描き下ろしを読み終わった後には、森永不器用だけど良いやつじゃん、桐谷も素直じゃないんだから…(萌)と、甘い気持ちにさせてもらえるお話しでした。
今回2作品のどちらも攻めの目つきがよろしくなくて(笑)、えぬこ先生の描かれる顔面で珍しくあまりハマらなかったのですが、お話しは安定して面白かったです。
『ミッドナイトショップチャンネル』の礎とも言えるてっぺー×ヤマト、
ヤマトが本当におバカでしたww
本来あまりおバカ受けは得意じゃないのですが
不快じゃないおバカというか……なんだろう、誰とでもどうこうならないし、
恋人になってからデートした遊園地でてっぺーのデートプランにモノ申しても
それはそうだよねって納得出来る言い分でしたし
てっぺーの一生懸命さをちゃんと分かってあげられるのが愛だなぁと感じました。
VRについては、いやいやいやそこはさすがにバレるでしょ!というところも
ヤマトだからしょうがないかwwで済ませられるのが不思議でしたが
そんなヤマトを喜ばせようと頑張ったてっぺー、お疲れ様。
多少騙してるみたいになっちゃったのは
まぁ発明にもてっぺーの気持ちにも限界はあるし…とつい思ってしまいました。
綿密なデートプランを否定されて
「どうやって楽しませたらいいかわからない…」とうつむくシーン、ときめきました。
真面目むっつり万歳!
『too sweet vanilla』、ちゃんと付き合う二人だと分かっていながらも
卒業式の告白キツかった……。
あんなことされて傷付かない人なんていないと思うし
ふとした時に思い出したりしちゃってしんどいよね。
でも飲み会に誘われて勇気を出した桐谷えらい!!!(行かざるを得ない状況になったにしても)
頭をわしゃわしゃしたくなったのにまさかの展開で「え!?!?」でしたよー…。
ちゃんと後日真相が明らかになりますが
そりゃねーよ森永!!と半ば本気で腹が立ちそうになったんです。
でも良かったー、桐谷良かったねぇ!!勿論森永も。
そしてそういう友だち関係だったのか、の『ミッドナイト~』で陸×薫になった二人、
調子こきのウェイ系かと思ってたらいいヤツじゃん……。
やっぱりこの流れで『ミッドナイト~』を読み返すとまた楽しいですね!
萌ですが萌×2寄りです。