逆体格差☆イケメン人気者×強面不良のシンデレラ・ラブ!

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表題作君は僕のお姫さま

高城 星馬(高2・生徒会長)
立花 愛(高2・強面で周りから怖がられてる)

その他の収録作品

  • おまけ&あとがき(描き下ろし)

あらすじ

「み~つけた、僕のシンデレラ☆今日もとっても可愛いね」ケンカなんて大嫌い、趣味は猫カフェ通いと猫グッズ集めというファンシー高校生・立花愛。けれどコワモテかつヤンキーっぽい見た目のせいで学校では避けられ、外では不良に絡まれる日々を送っていた。
そんなある日、高校一の人気者で生徒会長の高城星馬から、「君が好きだ。もちろん抱きたいって意味でね☆」と衝撃の告白を受けることに!
コワモテシンデレラは王子に射止められてしまうのか――?!

作品情報

作品名
君は僕のお姫さま
著者
鯨田ヒロト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
シリーズ
君は僕のお姫さま
発売日
ISBN
9784908757631
3.5

(63)

(12)

萌々

(22)

(18)

中立

(10)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
212
評価数
63
平均
3.5 / 5
神率
19%

レビュー投稿数9

読みやすいお話

王道の生徒会長でした

王子様のような生徒会長が、偶然出会ったヤンキー然の男の子に恋するお話

先にスピンオフの王子さま、どちらさまを読んだのでなんとなーく展開はわかっていたのですが、絵が綺麗でストーリーの進め方も読みやすく良かったです

ストーリーが、よくある展開なのでちょっと物足りないというか、もう一捻りあったらなぁーと思うのですが、なかなか難しいですよね

受けの方がガタイ良いとはいえ、王子様がやっぱりお姫様抱っことかしてあげてるのでそんなに目立つ感じはなかったかな

1

王道中の王道です

優等生×ヤンキーという、王道の組み合わせといえるでしょう。
生徒会長で優等生な高城と強面で恐れられているが、本当は可愛いものが大好きな愛のカップリングです。

話も王道中の王道で、なぜか王子的な高城に一方的に言い寄られる愛。
どうやら以前、高城が絡まれているところを助けたことがあり、それをきっかけに高城に好かれてしまったらしい。
鷹匠を慕う生徒会役員たちから嫌がらせにあい、今度は逆に高城に助けられたりしながら、愛も高城に惹かれていく…

はい、王道のラブストーリーです。
少女漫画のB L版です!
最後は絆された愛と高城がHまでこぎつけ、ハッピーエンド。
突っ込む余地がないほどの王道ストーリーでした。

ただ、高城は本当にいい子で、愛も優しくて可愛いので最後まで一気に読めました。

0

きらきらなお話。

心温まるとても可愛いお話です。可愛いけれど、胸が締め付けられる切なさがあったり、どきどきするエロさがあったり、と様々な要素があって満足できる読後感です。
絵も綺麗でお話ととても合う、きらきらとした印象を画面全体から受けます。他の作品も読みたくなりました。

目つきが悪いせいで不良と思われているけれど、本当は可愛いものが大好きな優しく思い遣りと勇気を持っている愛(いつみ)くん。
そんな彼の本当の姿を知って恋をしている、容姿端麗、眉目秀麗、成績優秀、性格も良く人望も厚い完璧な人と周囲に評される生徒会長の高城。
この二人が高城の猛アタックの末、想いを通じ合わせてハッピーエンド。

こう書くと、今までにも似たようなお話は何度も描かれてきていて、ありきたりな設定とストーリーだと思われるかもしれません。骨格としてはそうかもしれませんが、こんなにきらきらしたお話には初めて出会いました。
正に、『君は僕のお姫さま』というタイトルがぴったり!
作中で高城が愛くんのことを「シンデレラ」と度々呼ぶのですが、偽りなしです(笑)
愛くんがお姫さまで、高城が王子様のおとぎ話。

本当におとぎ話みたいなきらきら感だけれど、ちゃんとBLとしてのどきどき感も忘れていない。その配分が絶妙。
ですが、欲を言えば、お付き合いを始めてからのラブラブな二人をもっと見たかったです。描き下ろしや特典で描いてくださってはいますが、もっと欲しい!という我儘を言いたくなる程、この二人が好きになりました。

高城は猛アタックをするけれど、愛くんに無理強いをすることは決してない。とにかく王子様っぽい。そして、見た目に反して意外と力持ち。愛くんを軽々とお姫様抱っこする姿は正に王子様。そりゃ、愛くんもきゅんとしちゃいますって。けれど、普通の男子高校生の欲を持っているし、お付き合いの仕方に戸惑う初々しさまである。
お付き合いを始めてから、初めて身体も結ばれたとき、目を覚ました愛くんが窓辺に佇む高城を寝惚け眼で見て「王子様……」と呟く場面が大好きです。是非、現物を目にしてほしいです。
愛くんも高城に惚れられるくらいの魅力を備えています。外見で誤解されるけれど、本当は心優しい。それに、優しいだけではなく、その優しさで人を助ける勇気も持っている。更には笑顔が可愛い。

そして、猫好きにはたまらない猫推し作品でもあります。最初から猫と戯れる愛くんの姿。猫のマスコットキーホルダー(ストラップ?)がキーアイテムの一つ。仲良くなり始める(愛くんが高城に心を開き始める)きっかけが猫カフェ。初めてのデートの行き先も猫カフェ。愛くんを元気づける、笑顔にする手段が猫カフェの猫ちゃん画像。
主人公が猫だったり、猫が重要な要素だったりするわけではないのに、この猫推し。素晴らしいです。猫大好きです。ありがとうございます。

きらきらしたおとぎ話のようなお話が読みたいときには是非どうぞ。

1

このわたしが猫をかわいくないと思う日が来るなんて…

猫のためなら命も惜しくないタイプの猫好きです。
この作品、猫がたくさん出てきました。
でも猫好きさんにとってご褒美になる絵柄じゃない気がしたのです、主観ですが。むしろ猫が出て来るたびにつらい気持ちに…。猫目当てに見る作品ではないかも。

内容の方はヤンキー(風)学生がキラキラ生徒会長に一方的に好意を寄せられるというパターン。
このパターンはもう皆様、ご存知だと思います。取り巻きからのいじめというイベントがある。
さらに会長がヤンキー風を好きになったきっかけもパターン通りでした。

これだけの数の作品が世に出ている昨今、何とも被ることのない全く新しいプロットを創り出すのはものすごーーく厳しいし、難しいことだと思います。
漫画も「あ、これはパターンA」「こっちはBか」っていうのがほとんど。
そこで差をつけるのが画風であったり、小道具、言葉選び、飛び道具だと思うのですが、残念ながら攻めの女装や作者さんの描く猫はわたしにはハマらなかった…。
主人公の友達は気になりました。特にマスクの方の子。でもあまり話に絡んでくるわけではなかったので、「近寄りがたい」という雰囲気作りのアクセサリー止まりだったのが残念。

それにしてもシール300枚でもらえるキーホルダーをプレゼントするほどの愛情はすごい。トラブルで裂かれてしまったキーホルダーを主人公がちゃんと繕って大事にしてる場面は良かったです。

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愛と書いて、いつみは…紛らわしい

強面なのに中身はファンシー高校生と言う設定は読んだことがありますが、さらに自分より小さい爽やかな生徒会長にお姫さま扱いで迫られると言うのが他にはなくて面白かったです。

それと、こういう設定だと文化祭のときにお姫さま扱いされている強面がメイド服を着るのがよくあるパターンだと思うのですがまさかの会長がメイド服でいつみくんをさらっていくと言うのも「お姫さま扱いしといて自分のほうが女装してるし、似合っちゃってるし」と意外な展開でした。

ただ、一つ引っ掛かったのがいつみくんの名前。いつみって、愛って書くんですよね。BLでは、女っぽい名前をよくつけられてますが個人的にはあまりに女性っぽい名前だと、読んでいて違和感が残ってしまい物語に集中できません。男女共通の薫とか、ゆうとか、れい、とかひろみ位まではまだ許せるのですがいつみはどうしても愛(あい)と読むほうが自然でいちいち見返してしまいました。(頭の切り替えの出来ない中年あるあるかな)

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