電子限定漫画付き
年下編集×小説家で受けはフェミニストに見えて実は臆病で恋愛には奥手。
ある日、攻めに「好きです」と告白されるところからお話が始まります。
寡黙なのにずっと一途な攻めに、自分も好きなのに素直になれない受け。
ちょっとしたアクシデントから、うっかりエッチしそうになってしまい後日責任を持って辞めますと言ったり…攻めも誠実なんです。
受けは余裕があるように見えて、ズボラだしお休みの日にはくたびれたスウェットにだらしのない生活でも受け入れてくれた攻めに、とうとう観念します。
想いが通じ合うキッカケとなった、小説のセリフを互いに読み合う場面はドキドキしました。
見どころはやはり先生の絵のタッチ。
相変わらず受けの体が柔らかそうですごくいい!!
くっ付きそうでくっ付かない焦れったい両片想いをまるまる一冊楽しめます!
コミカルに焦れ焦れしてて、甘くて、エロ可愛くて好きです。
この作品で一番心に残ってるのって言ったら何かというと、ようやく恋人同士になるも(あらすじすっとばし!)ヤリ足りず持て余した性欲を官能小説を書くことで発散していたことが攻めにバレてしまい、あわわ……となるんだけど、その後観念して、自ら四つん這いになりお尻を向けて&お尻を両手で掴んで*を見せつけた状態でお願いする一コマです。
このアングルを初めて見たときにはビビった。
猫田先生、すごい……!!!と。
こんなエロい猫田作品、読んだ事ない!!って思った。
そして筋肉質っぽい受けも新鮮だった。
これがインタビューに載ってた「先生入魂の「お尻アングル」(担当者談)」なんだなってわかりました。
で、このお尻への情熱がいよいよ最新刊のまるまる一冊尻フェチを描いたお尻BL「スキモノ」に繋がるんだなと。
お話は編集者×小説家という組み合わせで、両片思いものです。
ひっそり思いを寄せていた担当者(攻め)に思いを告げられるも、超〜臆病ゆえについつい逃げ腰になってしまう小説家(受け)
ラッキーハプニング的に何度もいい雰囲気になるも、いざ!という時になって受けは本心を見せるのが怖いゆえに逃げてしまったり、邪魔が入ったりで、何度もお預けをくらってしまう攻め。(攻めの凹む姿がかわいそうでかわいい。)
何度寸止め喰らってもやさぐれることなく、いつでも誠実で真っ直ぐな攻めがすっごくいい。
萌えるのは、スランプに陥った受けのために襖一枚隔てたあっちとこっちで、原稿をそれぞれ読み上げるシーン。
受けはずーっっと好きだった攻めへの気持ちを自分の小説に綴ってきたから、その小説も男女ものでありながらまさに今、自分たちの状況にぴったり重なるというやつで、お互いに「好きだ」と言い合うセリフが登場人物の気持ちなのか、自分の気持ちなのかわからなくなっていくところが萌えます。
小説家と担当という設定がすっごく生きてました。
そして、ようやく思い通じあって初エッチを済ますも、攻めの記憶にはなく、二人とも上半身裸(しかも受けは下半身タオル巻いただけ!)で路上で、行くな!待ってくれ!のやり取りをしてる二人の姿とそれを驚きの目で見る複数の通行人のシーン、笑える。
目撃者たちは、ビビったろうなぁって。
そして受けの官能小説を読んだ攻めは感想をしたためた分厚いお手紙を差し出しちゃうんだけど、大概で好きです。
いやあ、良かったです。
焦らすつもりはないのに、毎回ベストなタイミングで邪魔が入る。
前半は水戸黄門を観ているときと同じような気分になってました。
それにしても先生の身体が、回を重ねるごとにマッチョになっていくのが驚きでした。
表紙を見たときはショタっぽいなあと思って身構えていたのですが、一話目は細身の成人男性くらいでした。
その後、少しずつ細マッチョになっていき、最後はかなりパンプアップされてました。
先生の成長と共に青山も大きくなられ、マッチョvsマッチョみたいな感じで、もう完全に表紙を忘れてましたよ。
話の方も先生がいい具合に片思いを拗らせてて面白かったです。
臆病なんだー!というモノローグのところはずっと「淫乱なんだー!」という流れを予想してハラハラしていたので「そっちか」と安心しましたが、いや、先生、それは臆病じゃない、小悪魔だ。
意図せず青山を振り回しまくった挙句の、ついに両思いになった翌朝の展開は…。
ぜひご自分の目で、感覚で、楽しんでくださいませ。
妄想官能小説のタイトルもお見逃しなく。
シリアスで儚くも色気が漂うイメージの表紙からは想像もつかない作品でした。
面白かった!!
エロ可愛いお話しv
青山も千早も思い込み激しすぎで、なかなか関係が進展しませんが、
(途中まででも)やることはヤってる!
なかなかお互いの気持ちはぴったりと重ならない。
でも、読者には二人の気持ちは分かっているので、最後まで安心して読めます!
やっぱりね、猫田さんの描かれるお尻がイイですv
そして千早が可愛いv
とにかく可愛いv
……でもエロい……
色々深く考えずに、ふふっとほくそ笑みながら、二人の進展を暖かく見守るような、
猫田さんファンなら満足の一作です。
個人的に猫田先生の作品は好き嫌いがあるんですが、今作は楽しく読めました。
青山の告白をサラ〜っと流した千早は、実は自身も青山が好きだったという、両片想い同士です。
エッチな事も多少あったのに、なかなか付き合うまでにいきません。
というのも、千早は照れ屋なのか意地っぱりなのか分からないが青山に気持ちを伝えない。
対する青山は、千早からの遠回しなアピールに気付かない天然ニブチンだし。
この2人のモダモダした感じが、凄く面白かったです。
付き合う事になった2人の話は1つだけだったんですが、これも面白かった!
『ないものねだりの愛♡ウォンチュー』…(´゚艸゚)∴ブッ
見られたくなかっただろうけど、見られて良かったね…と(笑)
猫田先生の絵柄が大丈夫な、両片想いがお好きな方はこちらオススメです。