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表題作ましたの腐男子くん 3

真下 幹,腐男子の大学生・アパートの大家の孫
曽我部,純情サラリーマン

その他の収録作品

  • すきるあっぷ曽我部さん(描き下ろし)
  • 続・がんばれ古市くん
  • めげない腐男子くん

あらすじ

腐男子の幹と純情リーマンの曽我部は順調にお付き合い中。
「かっこいい攻」を目指して日々妄想の幹だが、
Hの時に曽我部の色気ですぐ達してしまっただけでなく「幹くん、かわいい」と言われてしまう。
目指す方向間違えてる…!? と五里霧中に陥った幹の前に曽我部の知人を名乗るエリートリーマン・四条が現れた!
ハイスペックで王道BLのオーラを漂わせた四条に、幹は「理想の攻」を見出すが―――!?

作品情報

作品名
ましたの腐男子くん 3
著者
黒岩チハヤ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
ましたの腐男子くん
発売日
ISBN
9784796409971
4.1

(80)

(30)

萌々

(30)

(18)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
326
評価数
80
平均
4.1 / 5
神率
37.5%

レビュー投稿数13

ラブ度、上がってます

『ましたの腐男子くん』の3巻目。今巻で曽我部さんの揺れ〇ンは見れるのか?という事で発売を楽しみに待っていました。

ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意を。





勘違いから始まった彼らの恋ですが、少しずつ距離を近づけていっている二人を微笑ましい気持ちで応援していましたが、3巻では幹くんが「カッコいい攻め」になるべく奮闘し…。

というお話。

2巻の終わりで幹くんの腐男子仲間の古市くんに酷い事を言われてしまった曽我部さんですが、古市くんがきちんと謝りに来たことで和解。
もしかして古市くんもゲイで同族嫌悪から暴言を吐いてしまったのか?
とか、
まさかの古市くん→曽我部さんに恋?
とか、妄想を繰り広げましたが、幹くんも同じような妄想をしていて思わず爆笑してしまいました。

具合が悪くなった受けを介抱しつつ事を致す攻め、といったBLあるあるというか腐妄想を繰り広げる幹くんの相変わらずの腐男子ぶりを合間に挟みつつ、「カッコいい攻め」を目指しているのに…、という幹くんのヘタレ脱却が今巻のキモとなる部分でした。

曽我部さんと事を致そうとすると曽我部さんの色っぽさに下半身暴発を繰り返してしまう幹くんの前に現れたのが曽我部さんの大学時代の先輩の四条さんで。

イケメン、エリートリーマン、絶倫(ぽく見える)、と幹くんの求める「カッコいい攻め」さんを具現化しているような四条さん。ここは三角関係のフラグじゃないのかい?と思いつつ、四条さんをお手本にしようとする幹くんが可愛かったです。
幹くんが四条さんに組み敷かれたとき、思わず「これもありじゃね?」と思ってしまったワタクシなのでした☆

紆余曲折を経て、エチも無事できるようになり、ラブ度が上がっている彼らにほっこり和んでしまう、とっても可愛らしい3巻でした。1巻では幹くんの腐男子としての「男同士のセックス」に対しての興味とか関心のほうが高く曽我部さんへの恋心は育っていなかったように思いましたが、2巻・3巻と経て徐々に幹くんの気持ちが育っていったように思います。

幹くん、曽我部さんの揺れ〇ンをまだ堪能していないようですし(私もみたい)、まだまだ続いっていってほしいシリーズです。
そして四条さんも。
スーパー攻め様に見えて、実は受けさんとかどうでしょう。
あのカッコいい四条さんが喘いでいるシーンとか、すごく見たいなあと思うのです。

カバー下も面白かったですし、文句なく神評価です。

7

ましたの残念腐男子くんww

 残念腐男子(今回、『天然』から降格ww)×ピュアピュアゲイの3巻目。

 しょっぱなから幹君は、強靭なち○こについて真剣に悩んでます(初期の爽やかイケメン大学生はどこへ!?)。BLのエロ特化イベントの『風邪』(引いたのは幹君ww)も無事に終え、ますますかっこいい攻めから遠ざかる幹君。と、ここにきて、初めての当て馬的人物登場!曽我部さんの先輩で、王道BL攻めっぽいオーラを漂わせる四条さんです。そこで私の予想の斜め上を行く幹君は、四条さんに嫉妬するどころか、「かっこいい攻めの道しるべ見つけた」と目を輝かせるんですね。はい。幹君に「四条さんのこと好きにならなかったんですか?」と聞かれ、曽我部さんキョトンとしてましたけど、我々も幹君の言動にキョトンですよ。
 一方、曽我部さんの方は、今回初めて、男らしい曽我部さんを見れたような気がします。そして、幹君のために揺れち○にもチャレンジしてくれてました。幹君、余裕なくて見れてないですけど(笑)。

 そんなかっこ可愛い彼らから、これからも目が離せません!

3

腐男子を学ぶ

 新キャラの登場で波乱の展開!……とは別になっていないところが、この作品の良いところです。二人のラブラブ度が急上昇で、「ほんとに好きなんだなぁ」とほのぼのさせられます。新キャラも単に、腐男子くんの学びを進める学習教材だけでしかない。
 ラブラブは少なくなりましたが、その代わり、腐男子くんの腐の妄想や暴走加減が面白く、腐男子という存在に理解を与えてくれる貴重なシリーズだと思っています。彼女がいるのに腐男子の、古市くんの生態にも非常に興味があるので、そちらもフューチャーして欲しいところです。完全な脇キャラに転落していて少し残念。腐男子という存在が不思議で、とても興味深いです。
 絵がとにかく可愛くて上手いので、見ているだけでも良い気分になれる、正統派のBLで良し。画力が更にアップして、ボクサーパンツを穿いている曽我部さんのお尻が可愛いいです!身体も筋肉が付いているのにごつくなくて、胸の辺りの膨らみなどが凄くよく表現されていて、鼻血ブー!です。ただただ二人が幸せでした。

7

「俺がどんなにすごい妄想をしても現実の破壊力にはかなわないんですよ」

今回も相変わらず腐的妄想がノンストップの幹くん。
3巻では、乙女ロード行ったり、コミケ行ったり、腐男子あるある(腐女子あるある?)が一旦落ち着き、曽我部さんとのリアルな恋愛に悩む姿が堪能出来た気がします。
まぁ、以前曽我部さんに失礼な発言をしたことを謝罪しに来た古市くんに対し、ねとられフラグを心配したり(嫉妬しないところがまたすごい)、風邪をひきそうな曽我部さんに対して看病という名のエロイベントを妄想していたのに、自分が風邪で寝込んでしまう残念っぷりは通常運転でしたが…。
今回ぐっときたのが「俺がどんなにすごい妄想をしても現実(本物)の破壊力にはかなわないんですよ」という幹くんのセリフ。曽我部さんに実際触れた感触やぬくもりは、どんな妄想にも敵いませんからね。ちょっと感動。
そして、スーツ姿が多かったせいか、社会人だからなのか、曽我部さんがやたらと大人に見えた一冊でもありました。
特に、風邪で甘えてくる幹くんを「かわいい」と言うシーン。もう幹くんかっこいい攻めなんて別にいいから、いっそかわいい年下ワンコになっちゃえよ!!と思ったのはきっと私だけではないハズ!
そして、この作品ではきっと出てこないだろうと油断していた、スーツ姿の大人な当て馬(?)・四条さん登場!!
ここでも普通警戒するハズの幹くん、まさかの発想。
「かっこいい攻の道しるべ様見つけた…!!」
なぜ、なぜここで曽我部さんと四条さんの仲を疑わないのか!!(嫉妬イベントもBLではかなり美味しいのに)
やや2人の仲を心配し、直接曽我部さんに確認してはいるんですけど、彼はともかくかっこいい大人の攻めになりたくて必死。いろいろ話を聞くうちに、なんと四条さんに喰われそうになってしまう幹くん。
助けに来た曽我部さん、笑顔で怒ってるのが恐ろしかったです~(汗)
ラストのエロでは曽我部さん非常に色気増し増しでした。
その体位はあかん!!そしてその表情もあかん!!!エロ過ぎる…。
一体どこで覚えてきたの?曽我部さん…。

だんだん普通のカップルに近づきつつある2人が嬉しいやら、少し寂しいやら…(もっと腐的に暴走してもいいのよ、幹くん)。
今回はずっと頼りないと思っていた曽我部さんの大人な部分や包容力が見られて良かったです。(幹くんのかわいい姿も見られたし。)
ケンカや嫉妬でドロドロしてもおかしくないのに、ともかくひたすら2人が幸せでほんわかしてしまうこの作品。笑いとラブラブをありがとう。
次巻(あるのかな?)も、楽しみに待ってます!!

6

またまた新キャラ登場~

カップルらしくなってきた3巻です。
今度の新キャラはめっちゃ好みでした!曽我部って友達いるの…?と密かに心配してましたがw、ちゃんと出て来てくれて一安心。
この四条がカッコ良くって!無駄に決め顔で髪くずしてネクタイ外して、こいつ萌えポイント知ってるな?て感じでした。まんまと萌えましたけどw

幹はこんなにヘタレキャラだったっけ。すごく子供っぽくなってて、年下攻めの可愛いとこ出てました!

ケンカの話だけでしょんぼりしちゃう、可愛くて平和な二人で良かったです。

5

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