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真夜中のベッドで食べるプリンは背徳の味?
mayonaka no junjo pudding
と、思います。解釈が間違ってるだけだったらすみません(^^ゞ
歯科医×プリン専門店のパティシエです。
望(受け)が歯痛で駆け込んだ先の歯科医が、いつも女連れでプリンを買いに来るチャラ男・椎崎だったというのが序章です。
望が頑固で意地っぱり、そして色々拗らせている面倒くさいタイプなのですが、椎崎は野生動物でも手懐けるようにジリジリとなつかせていきます。主に餌付けで。
このあたりが丁寧に書かれているのでとてもほのぼのするし、望が椎崎に惹かれていくのが自然に感じます。
そして椎崎が何故そんなに望を構い倒すのかも、なるほどとニヤリとするエピソードがあって納得がいきます。
望がここまで拗らせているのにはちゃんとした理由があって、これにはちょっと切ない気持ちになりました( ノω-、)
そしてぜひ注目していただきたいのが、ペットのハナちゃん。九官鳥です。彼(彼女?)と望の会話がすっごく可愛い上に面白くて笑えます。こんなペット、私も欲しいよ!!とジタバタしたくなるほど!
そんなアホは私だけかも知れませんが、表紙の受けが変わった帽子を被ってるなと思っていたら、帽子じゃなくてハナちゃんでした(-""-;)
甘くて可愛い、そしてちょっとほろ苦いといったお話でしょうか。
ただ、望が微妙に引っかかるんですよね。高校生とかなら納得がいくのですが、25才という年齢にしては、やっている事が子どもっぽすぎる気がする。作中でちょっとした勘違いでのすれ違いがありますが、この時の態度があからさま過ぎて不自然に感じるし、何とも違和感があります。椎崎もおかしいと感じないのか?と、そっちも気になる。瑣末事でゴチャゴチャとすみません。
絡みとその後のイチャイチャはとても萌えました。この事後が口絵カラーになってます!甘いです!!
プリン専門店を営む菓子職人の受けと、その店にいつも違う女性を伴って訪れる客攻めのお話です。
人見知りでツンデレな受けは、毎回違う女性を連れて来る攻めのことを心の中で「チャラ男」だの「ゲス男」だの呼んで、何となく面白くなく思っている状態。攻めは、どうやらそう思われているのに気づいていて、それを面白がっているオトナな人です。
そんな2人は、受けの歯が痛くなり、駆け込んだ近所の歯科医で、患者と歯科医師として再会します。
受けはツンデレ設定。どちらかといえば子供っぽいキャラで、もうちょっと大人になればいいのに…と思ってしまうことしばしばでした。情緒面の成熟が今ひとつな設定なのは分かりますが、それにしては頭の中で考えていることが結構まともで、その差異に戸惑ってしまいました。コミュ障というよりあまのじゃくなだけに思えてしまった。
それに引き替え攻めの方は、人の悪いところはあるけれど、基本は鷹揚な大人。受けがひたすら1人でテンパっているので、攻めももっと焦ってあげてほしい気がしました。受けが誤解や勘違いしていることを分かっていて楽しんだりしてるのは、人としてあまり好きになれない。
基本的なアドバンテージがずっと攻めにあり、もうちょっと攻めザマァというか、攻めが振り回される展開が見たかったです。
プリン好きとしては、作中に出てくるプリンが食べたくて仕方なかったです。
もちろん、固く焼き上げた固焼きプリン。
こんなプリン専門店が近くにあったら通うのにな。
プリン専門店を営む受けと、常連客である攻めのお話。
「毎日のように違う女性を連れてきてはニヤけた表情でプリンを奢る男」とあらすじにあるけど、超常連客なんですよね。
で、そのお得意さんに対して勝手に「クソチャラいゲス男」認定をして、仏頂面で対応する受けにムカムカしちゃいまして。
客商売でしょうーがっ!!と頭をパコーンとはたきたい衝動にかられてしまいました。
で、読み進めるのが苦痛になり一度挫折。
気をとりなおして、冒頭部分はすっ飛ばして再読してみると、なんでこんな頑固でクソ面倒な拗れた男になってしまったのか……というのもわかる仕様になってて、仕方ないとは思うような気もするけど……。
攻めはクソチャラいゲス男どころか、誠実かつ懐の深い人でそこが良かった。
表紙は、なんでカラスが頭の上に乗ってるんだ?と思ったけど、九官鳥です。
カラスは嘴が黄色くないですよね……。
プリンを食べたい衝動よりも、九官鳥とお話してみたい衝動にかられました。