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表題作愛を知っている

遠野十彦,中学校の保健室の先生
綾織忍,15歳→19歳,中学生

その他の収録作品

  • カバー下:絵日記、人物紹介

あらすじ

「綾織忍は愛に飢えていた――」

遠野十彦(ルビ:とおのとおひこ)はある日、自宅の前で一人の少年を拾った。
少年・綾織忍(ルビ:あやおりしのぶ)は遠野の勤める学校の生徒で、教師たちの覚えもいい優等生。
けれど、遠野の前ではいたずらな一面を見せる愛に飢えた、ただの少年だった。

段々と絆されていく遠野だったが、
綾織の制服の下にある無数の傷跡に気づいてしまい…
ヘンリエッタ衝撃のデビュー作!

作品情報

作品名
愛を知っている
著者
ヘンリエッタ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758076876
3.7

(24)

(11)

萌々

(4)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
2
得点
83
評価数
24
平均
3.7 / 5
神率
45.8%

レビュー投稿数2

苦くて透き通ってるデビュー作

パッと見、自分には合わないかと思いましたが、受けが時折見せる格好良さに衝撃を受けました。心理描写が得意な作家さんですが怖い場面が多く、かなり好みが分かれる作品だとも。可愛い絵だからこそ驚かされる場面が多かったような。レーベルも秀良子さんがいた時のカラーに戻そうとしているのでは。

話をした事もなかった先生の存在。そんな身勝手な綾織を受け入れた先生に思わず落涙。
2人は「ぼくらの」のパイロットに出てきそうな儚く強い印象を持ちました。

毎回展開が読めないだけに最終話の綾織の姿は辛く…ハッピーエンドで本当によかった。エロはなんと言ったらいいか…生々しいのに潔癖と言いますか…個人的には表情が上手くて好きです。

カバー裏も伏線になってました。二人とも背が高いんですね。
苦くて透き通っているデビュー作。今後も期待です。

5

お目目が印象的

繊細でお目目キラキラな絵で描かれているけど、お話は結構痛い系。
中学校の保健医遠野は、ある日、傷だらけで蹲っていた自分の勤務している学校の生徒の綾織を発見します。
傷の手当をするために自宅へと綾織を連れ帰った遠野は、そこで綾織の意外な一面に触れ…、

ってことで、まあこの後、綾織の隠されたなんやらかんやらで、その間も遠野は綾織を待ち続け、最後は一緒に暮らすようになりまして、めでたしめでたしと、痛くて切ないけどハッピーエンドで良かったねーなんだけど、私の個人的な苦手ポイントを最初に食らって萌えきれなかった。
とりあえず受け入れられないポイントその1が、学校の保健室の先生が男性。
これって昔からよくある設定なんだけど、自分の経験的にどうしてもこれはないでしょうって感じてしまってちょっと萎える。
その2がその先生が何の先生であろうとも、学区内に住んでいる。
この学区内に関しては離島とかすごく田舎とかで学校関係者がその地域に住んでいることが絶対条件みたいな設定なら大丈夫なんだけど、高校ならまだしも中学となると普通学区内には住まないでしょってこれも萎える。
という事で、ほかにも少し萎えポイントがあったりして中立でごめんなさいです。

0

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