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料理男子高校生×美人リーマン グイグイ年の差BL
阿弥陀先生4作目です。
絵の構図、余白使い、少ないセリフでの表現が好きです。
特に「こんなはずでは」が好みでした。
本作は、武義が序盤ずっと表紙の表情が続いたのが気になって。
不信そうな目、とんがった口。
そういう心境だったのはわかりますが、にしてもずっと同じ顔やん、と思ってしまって。
そういうキャラだからか、その後の行動も違和感ばかり。
西田に対して強引に家にくるように進めたり。
無理矢理、不意打ちのキスを何度も。
こういう人嫌いなんです、すみません。
西田がきれいな顔しておとなしそうに見えるけど、実はそういう周囲の反応に対抗してきた気の強い人だとわかり、口の悪さも意外でそこはおもしろかったのですが。
武義にいいようにされて、不満ぽいのに拒絶はしない。
既にもう好きだったということなんですよね。
なので結局順調に両思いになるわけだけど。
私としては武義に違和感ばかりで萌えどころがなかったです。
攻めが受けより一回りほど年下。でもこんなスパダリなかなかいないんじゃないかというくらい男前で素敵な性格。攻めのチート親父もカッコ良くて、こんな人理想の上司だわ、と思いました。
攻めが受けと付き合う前に話を聞いてくれた善良そうな友達。ツッコミが鋭くて地味ながら良いキャラでした。スーパーポジティブな攻めによって、容姿が美しすぎる事で嫌な思いをしてきて人間嫌いだった受けも最後は陥落します。コメディー調でほのぼのした絵柄だけどエッチなシーンでは受けがちゃんと可愛く色っぽくなっていて良かった。
たくさん笑わせられたのに、最後の方のケーキのエピソードには泣かされた。攻めのお母さんの教育は素晴らしかったんだなと思いました。年下攻めで最後に身長逆転くらいに体も成長するお話、大好きです。下克上的な。
阿弥陀しずく先生の丸みのある絵柄とマッチした穏やかな作品。
一応ヤることヤってるシーンはありますが、そこまでがっつりしていません。
ちょっとおバカな高校生(攻)と、知らず知らずのうちにほだされていくサラリーマン(受)。
サラリーマンが高校生の父親の部下、というのが物語全体において重要な設定となっています。
関係がいつのまにかぬるぬると進展していく2人を眺めていたらあっという間に読み終わりました。めちゃくちゃハッピーエンド!という終わり方ではなかったので、ちょっと物足りない気持ちも感じてしまいました。
タイトルと表紙に惹かれて購入しました。
好みの絵ではなく、何気なくでも迷うことなく購入したのですが、自分の直感に感謝したい。
一読目はさらーっと終わったのですが、心に残るものがありすぐに読み返し、ずるずると三回目、四回目と読み返してしまいます。
会話の間やテンポと絵が非常に合っていて、よいドラマになっているんだと思います。
私の語彙ではとても表現しきれなくて悔しいのですが、ストーリー、絵、テンポ、キャラ、タイトルがこんなにもバランスよくあう作品ってそうそうないです。
父親を巻き込んだお話の展開は初めてだったのと、作者さん独特のテンポに
何これ面白いー
と、どんどん読み進めてしまいました。
ページをめくる手が止まらない系の作品は読了後すぐにまた2周目に突入してしまいます。
父親の会社に移動してきた部下の西田さん。女性より美しい風貌の持ち主だと家で父親がほめるので複雑な気持ちでいた息子の武義。
ある日自宅に西田さんを招くと言い出して…というお話です。
父親が西田さんを好きなんじゃなくて、西田さんが父親の方を好きだったんですねー。
面倒見の良い素敵な上司なんですもんね、お父さん。
まさにチートキャラですよ。
武義の西田さんへのまっすぐな気持ちの伝え方とか、ちょっと強引な所も高校生らしさが出てていいんです!
学校での友達とのやりとりとかもいちいち可愛い。
武義の卒業式のお話、第8話がめっちゃ良いです。
ホロリとさせられます。
背もすくすくと伸びて、素敵な彼氏に成長しました。
続編あればいいな〜。