被写界深度(下)

hisyakaishindo

被写界深度(下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神90
  • 萌×226
  • 萌13
  • 中立9
  • しゅみじゃない3

227

レビュー数
12
得点
602
評価数
141
平均
4.4 / 5
神率
63.8%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
被写界深度
発売日
価格
¥694(税抜)  
ISBN
9784813031628

あらすじ

──早川の3年間 ちゃんと見ときゃよかった
旧校舎屋上の扉を開くと、気持ちよさそうに歌を口ずさむ早川がいた。
屋上以外では会う事のない奇妙な関係だった。
だけど、「あの日」から早川が屋上に来ることはなくなった。
今でも時々、最後に見た早川の顔を思い出す。
偶然か必然か、止まっていた時間が動きだす──…!

3年の空白、めぐりあい、合わさる時間、新鋭・苑生が描くモラトリアムラブ

表題作被写界深度(下)

紺野遼平、写真学科の大学生、20
早川秀一郎、インディーズバンドのギター担当で遼平の同級生

その他の収録作品

  • いれるいれないの話
  • ある日の後戯
  • カバー下:早川サイド、紺野サイド

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数12

素直な早川に萌えます

あれから3年後のお話ですね。
紺ちゃんは大学に行って写真科に進んでカメラマンの手伝いもして、紺ちゃんらしく邁進してます。

ひょんなことから早川と再会。早川はインストバンドを組んでギターを弾いて作曲もしてました。

会わなかった3年間。二人の気持ちはあの時のまま。

わりとあっさりくっつきます。
早川が可愛くなってて!3年前の告白のやり直ししたり、3年分キスしたいとか。
あの頃夢中で見てたゲイAVを紺ちゃんに見せてやりたいとか。

最後の短編の紺ちゃんが入れてくれません。が紺ちゃんがそんな理由でお預けしてたの!とこちらも可愛くて。

上がシリアスで色々あったぶん下ではスラッとしていて恋愛要素が多めでしたね。
紺ちゃんは早川の3年前の告白をずっと覚えていたし、あのあと屋上で会わなくなってからも早川の事を気にかけていたんですね。

良かったです。
もし子供の頃に二人が会ってたら早川も傷つくことはなかったのかな?と考えてしまいますが、あの時あのタイミングで出会って恋をしたからこうなったのかな。

0

早川くんが可愛くなってました。

下巻は高校の時から3年が経ち、二人とも大学生になり別々の道を歩いています。そして、再会しますが、この再会の仕方が自然でいいです。
そこからの早川くんが凄く可愛い。鍋パーティーの誘いのメッセージとか、とにかく可愛い。
めでたく好きって言い合ってからのエッチ…ですが、これまた良いです。描写が丁寧で手順を踏んでるというか、エロくしてますよーというのではなく、フツーの恋人同士の初エッチな感じです。
それにしても紺野くんかっこいいいなあ。
でもですね、描き下ろしでも挿れてなくて…全プレ小冊子はとっくに応募期間が過ぎているので、そっちでついにか?と思ったら、そうではないんですね。挿れるだけがセックスじゃない、んだろうけど、でもやっぱり読みたいです。
バンド仲間も女の子も梅さんも可愛いので、また会いたい、そして初めてのーが読みたいです。

1

早川ドングリの完成、そして…

やっぱり好きだ…。

何とか上巻のレビューを書き終わって下巻。
3回も読み直してしまいました。
上巻は胸が痛いだけなのでほとんど読み返さないのですが、下巻だけはもう何回読んだか分かりません。
もうちょっとで「同級生」シリーズばりに台詞を完全記憶できる勢いです。

終始シリアス方向だった上巻と違って、下巻はわりと軽い感じで進みます。
このテンションの違いがすごいなあと思うのです。高校生くらいの鬱屈した気持ち、閉塞感、言いたいことがうまく言葉にできない焦燥感が溢れた上巻とくっきり切り離して、3年の月日を挟んで描かれる下巻は、子供と大人の間みたいな、ある程度自分の足で世界を見て回れるし、自分の責任でやりたいこともある程度できるという年頃。でも完全に大人じゃない、というこの「ある程度」感がすごく良いのです。
酔って他のグループに入り込める紺ちゃんを誰が想像したでしょうか。早川のドングリ化現象が完成しているのも予想外でした。
早川の一人暮らしのアパートが「別宅」になっているというバンドメンバーに、「も、もしや今の彼氏では!?それともセ、セ、セッ、フレンド!?」と慌てたのはわたしだけではないはず。
いろいろな意味で「あの頃」とは違う。
再会してからのぎこちない早川の態度と、変わらない紺ちゃんもいいんだなあ。紺ちゃんは本当にブレない。だからこそ早川の気持ちがあっという間に戻ってしまうのにも説得力が増すんですよね。

ところどころに入る回想シーンで描かれる屋上に来なくなったあとの早川を見つめる紺ちゃんの姿や、「早川の3年間、ちゃんと見ときゃよかった」という短い言葉に込められた紺ちゃんの想いも、「好き」という言葉以上に訴えてくるものがあるのです。

基本的にえろすなシーンはあまり得意ではないのですが、この作品だけはあのシーンが見たくて読み返している節があります。もう本当に何でしょうね。この瞬間のために上巻があって、下巻のここまでもすべてがえろすへのプレリュード。All for Eros. Eros for all. ラグビーかっていう。
告白のやり直しで泣けます。もういろいろな場面が走馬灯のように蘇ってきて、「わたし、死ぬのかな。死ぬ前に見る走馬灯って自分の思い出じゃないんだ…」と思いながら視界がぼやけていく。
そこから始まるえろすシーンが、笑いと胸きゅんの玉手箱ですよ。彼シャツの早川の可愛さったら!一瞬イスラム教徒かなと思ってしまう。タオルを出したあとに横たわる早川のムスコさん的存在にもご注目を。可愛い!ムスコさん的存在萌えです。
とにかく愛が溢れています。呼吸も荒く貪り合わなくていい。2人で並んで観る動画。早川の回想が入るのもいい。最後まで出来るか出来ないかの会話もいい。その後のふざけた会話を交えながらのシーンもすごくいい。紺ちゃんはいちいちカッコよく、髪の乱れた早川に「いつもそうしてればいいのに」と思いつつも、屋上の2人に想いを馳せる。
ああ、きっと3年のときを超えて、今やっとあの場所に戻ってこられたんだなと感じるのです。

とても、いい。

その他にもよそよそしくなった早川に「その呼び方やめろ。腹立つ」と言うシーンは卒倒しそうになるので、背後にクッションや座布団必須です。
2人だけの鍋パーティで「酔ったら誰とでもキスする人?」と聞かれた紺ちゃんの返事のページ用に、酸素吸入器も用意しておいた方がいいかもしれません。
早川もいちいち可愛くて。こんな子だったかなあ、と思うほど、何というかピュアなんです。ビールの回し飲みにときめいてしまうような子になっていて感無量でした。

まとまりません。
書き始める前からそんな予感はしていましたが、語りつくせぬ魅力を語り始めてしまったので止まりませんが、いい加減にしないとだめですね。

苑生さん、この作品が初コミックスなのでしょうか。
信じられないクオリティです。絵もストーリーも何もかも。
今後にも期待しつつ、もう一回読んできます。
飽きない!

5

画力がすごくて、表現が丁寧

上巻の3年後のお話です。

二人ともそれぞれの道を歩き出して、屋上でも会わなくなって……そんな時に二人は再会します。
3年前に閉じ込めた二人の想いが再会によりあっという間に溢れ出す。
そんな二人の感情の描き方が上手で、伝わってきました。
デビュー作とは思えないほどの画力と表現力だと思います……。表紙もやばい……。

大学生の恋愛ってこういうところあるよなぁと思いながら読んでいました。
二人きりの鍋パのシーンは本当にいつどんな風に関係が変わるかもしれない、とその場に自分もいるようなドキドキ感とそわそわ感に包まれました。

そしてえっちなシーンがダイジェスト(?)的な感じではなく、一つ一つきちんと工程を踏んでいる感じが良かったです。
描き方が丁寧で、お互いがお互いを求め合いながらも大切にしているんだと伝わりました。

全体的に綺麗で、繊細で、ドラマのようかと言われればそこまでではないけれど、現実にありそうでなさそうで……そのバランスが美しい作品でした。
なんかもう、みんな幸せになって良かったなぁ……。

2

淡々と進んでいく中にちゃんと萌えがある

 上巻の流れは一部脈絡の繋がりを感じない所もあったので萌評価にしましたが、下巻ではそんな風に気になる箇所はなかったですし上手く纏まっていたんじゃないかと思います。全体的に静かで淡々と物語が紡がれていくイメージが下巻でも壊されていなかったのが良かったです。カメラを続けている紺野が、新しくバンドを始めた早川を初めて観る時の表情など、描き方に引き込まれるシーンがたくさんありました。やっぱり苑生先生のタッチが本当に好きですね。再会してからの早川が紺野の友人に紺野のことを聞いたりして探りながら、もう一度告白をするまでの流れが、初恋をした女の子みたいでとても可愛かったです。飄々としているけどちゃんと早川を想ってくれている紺野と、積極的に行動する早川の組み合わせに、凄く萌えました。早川が屋上で口ずさんでいた歌が実は紺野をイメージして作った曲だった、ということに心臓をきゅっと掴まれたような気持ちになりました。本番まではいきませんが、それでも十分なくらい独特の雰囲気を楽しませてくれる作品だと思います。

1

気持ちが溢れて伝わっていく…

上巻の表紙は早川の音楽を捨てられない気持ちを表現してるように感じました。
下巻は早川の気持ちを知っても、自分をごまかさず、まっすぐ見据える紺ちゃんの強さを感じます。

下巻は上巻から3年後、大学生編です。

屋上で会った最後の時、早川は紺ちゃんに告白したものの、拒絶が怖くて、嘘だとごまかしてしまう。それから早川は屋上に来なくなり、3年の間、二人は疎遠なまま。
紺ちゃんは時々、早川の最後の表情を思い出す…
「あれは本当に嘘だったのか?」

大学生の紺ちゃんは髪を切って大人びてかっこよくなってます。
普段はぶっきらぼうなのに、酔うと笑顔8割増しで明るくなって誰とでも仲良くなっちゃうのがかわいい。

カメラの仕事を手伝ってる紺ちゃんが、早川のインディーズバンドを撮ることになって、二人は3年ぶりに再会。

早川は閉じ込めたはずの紺ちゃんへの気持ち、戻っちゃいけないと自分に言い聞かせながら、紺ちゃんのなにげない一言や態度に「もしかしたら…」と期待してしまう。
上巻の早川は自分勝手な下半身ゆる男で魅力を感じなかったけど、後輩の女の子からの告白を断ったことで、真剣な気持ちには真剣に向き合うとわかり、”禊”は済んだように感じました。
現在の早川は、音楽にマジメに取り組み、紺ちゃんを好きなことに一生懸命で応援したくなります。

そして、紺ちゃんも早川が音楽をやってることがどこか嬉しそうで、早川の3年間を見ておけば良かったと思う…

二人の間に劇的なことは特に起こりません。
淡々とした日常のやり取りの中で、気持ちが溢れて伝わっていくような、ゆったりとした物語。
でも、気持ちが溢れていくエピソードの一つ一つを丁寧に描いているから、暖かなものがじんわりと体に流れてくるような歓びを感じます。

それにしても紺ちゃんのまっすぐな視線は怖いくらい…
裏表がない紺ちゃんを目の前にして、一度は自分の気持ちを嘘だとごまかしてしまった早川の気持ちがすごくよくわかる!
だから二度目の告白で、ちゃんと気持ちを伝えた早川には拍手喝采!
紺ちゃんの答えも紺ちゃんらしくてすごく好きです。

そのまま「3年分のキスをしたい(by 早川)」とエッチな流れになります♪
画力がうまい人の絡みって…見入ってしまう。
口に大きな物を含むと顔は歪む、それを不細工なまま描いてるのが妙にリアルでエロい!

ただ二人はしっかりと繋がらないままなんです…(そのシーンは描かれてない)
描き下ろし「いれるいれないの話」で、紺ちゃんが挿れてくれない理由がわかります。なにそのかわいい理由!それを説得する紺野もたまらなくかわいい!
もう一つの描き下ろし「ある日の後戯」は事後の朝の出来事って気もしますが、ズバリそのシーンはやっぱり見たい!!!
全員サービスの小冊子で描かれていることを大いに期待してます。

余計なキャラやエピソードで間延びしてる箇所も正直あります。
でも絵の上手さと、見せ方の上手さで、そこは小休憩のように一息つけて、逆に魅力のように感じます。
上巻のレビューでも書きましたが、コマの割り方、角度を変えたシーンの切取り方、マンガの見せ方がとにかく上手くて、下巻は上巻よりさらにスタイリッシュに魅せてくれます。
これからの作品も楽しみでしかたありません。
いまの魅力そのままに描き続けて欲しい作家さんです。

1

静かで雰囲気のある作品

上巻のラストから3年が過ぎて、紺野の環境も周囲の人も少しずつ変化していっている中で、紺野の心境にもまた変化が起きてきているのが徐々に読み取れます。

そんな中での早川と再会し、好きな音楽を努力して続けていることを知って、早川に対しての気持ちもまた、動きだしたのがわかりました。
早川を写真のモデルにしたいという女友達のお願いを紺野が「気乗りしない」と言う時点で、早川に対する特別な感情があったように感じます。

早川の2度目の告白を紺野が受け入れ、どっちが受けるか攻めるか相談しているところや、最中の自然なやり取りが高校の時の屋上での二人を思い出させ、微笑ましかったです。
劇的ではないけれど、少しずつの変化が変えるものもある、と思えた下巻でした。
紺野は表情があまり変わらないのでわかりづらいですが、そういう人だからこそのこの空気感のように感じられます。

細かいですが、早川はもともとノンケなのに、あれからずっと紺野一筋・・?と思うと少しその辺りの描写も欲しかったかな、と思います。杏ちゃんのくだりはありましたが・・。
素直になった早川は子供みたいで、なかなか可愛いです。

全体を通して、独自の雰囲気を持っていて、絵もお話も丁寧に描かれていると思います。個人的にはとても好きな作品です。

2

絵は綺麗なのですが、自己満足感が。。

高評価が多い中恐縮ですが、残念ながら私の琴線にはあまり触れませんでした。
何と言っても受けの性格が合わなかったです。
真面目そうな見た目で女の子に対して下半身がゆるいのもなんとなく違和感だし、いきなり友達のこと襲うのも腑に落ちなくて、自意識過剰な被害妄想強い人にしか思えませんでした。
攻めは見た目が悪そうなのに普通というか感情の波が少ないというか。。
すっごい見た目は好みなのに惜しいという思いが拭えませんでした。
キャラクターの感情がちぐはぐな気がして、私はあまり感情移入ができませんでした。

9

展開は上巻よりも速いものの

下巻は上巻から三年後、紺野と早川が別々の道を歩み大学生となっています。
上巻のラストに起こした行動から早川はひたすら在学中紺野を避け、しかし紺野との出会いがもとで自分の世界を広げていく努力をしました。
その辺りは紺野視点で語られており、下巻は紺野視点中心で進みます。
上巻に比べると、そちらでたっぷりと苦悩を描いたせいかそれとも大人になったせいか、話の進みは速くなります。
が、商業誌で連載されている作品の数々はそんな駆け足感や物足りなさ感はつきものなので、こちらだけの話ではないかなと。

わたしの感想は上下巻共に『あー!紺野カッコイイ!!!』というものでした(苦笑
これに尽きた…
下巻の方がかなり線は細く強弱がついていますので、上巻とはちょっとイメージ違うかもしれません。
これはやはり、ウェブで長くお時間かけて続けられていたせいかもしれませんね。
そして挿入自体は無しです。
でも紺野×早川ですよ。
これ最初の頃紺野攻め希望であったもののハッキリとはせず、ドキドキさせられた思い出が(笑

2

もう一声欲しい

『被写界深度』の上巻と同時発売された下巻。同時発売っていいよね。待たなくていいもん。という事でレビューを。






上巻は早川くん視点だったのに対し、下巻は紺野くん視点。
早川くんの告白後、会う事のなかった二人が四年という月日を経て再会するところから物語はスタートします。

四年。
若い二人が逢わなかった時間はそれなりに長く、二人とも自分の道を模索し、成長している様が伺えます。
けれど、お互いに、忘れることができなかったのは、二人が共有した時間であり、そして早川くんの告白。

そこから一歩踏み出そうと、もがき苦しむ彼らの恋のゆくえは―。

早川くんの恋を応援したい。
彼の恋が、成就してほしい。

そう思いつつ読み進めましたが、なんていうんだろうな…、急展開すぎる、というか。
早川くんはずっと紺野くんのことが好きだったので、告白しなおす、というのは理解できる。
けれど紺野くんの方は…?

高校生だった時に早川くんの告白を受け入れることができずにいて、それはでも当たり前のことで、なのに、ここで急に受け入れる、というのがちょっと納得がいかない、というのか…。

二人のグルグルする恋心がとってもツボだったので、なぜ急にそういう展開になるのかなあ、という感じ。

すっとシリアスムードで展開してきて、急にラブラブムードになるのもちょっと。
くっついた後は甘い空気が欲しい、という方がいらっしゃるのはもちろんわかるのですが、個人的にはその温度差についていけなかった。

もう少しモダモダしても良かったかな、と。
まあ、この辺りは完全に好みの問題だと思うので、甘い空気は必須でしょ!という腐姐さんにはお勧めの作品かと思います。

最後の最後まで挿入はナシ。
個人的にはリバありだとなお最高!と思っているのですが。

3

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