疲れたノンケリーマン×風呂屋の健気な地味メガネ

湯気と誘惑のバカンス

yuge to yuuwaku no vacances

湯気と誘惑のバカンス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×212
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
98
評価数
24
平均
4.1 / 5
神率
29.2%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
onBLUE comics
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784396784324

あらすじ

君の裸を見たいワケが
俺にもよくわかんねえ


ノンケのじわじわ自覚ラブ
 
半年前、須崎は5年つきあった
彼女・ゆうと別れ、心底疲れていた。
その疲れを癒やすべく近所の
スーパー銭湯に通うようになるが、
そこで須崎は従業員のケンと知り合う。

他の客よりも“ちょっとした気遣い”をしてくる
ケンが気になる須崎は、彼を構うようになり、
ある時「君とフロに入ってみたい」と言ってみた。
すると、ケンは真っ赤になりつつも
決してウンと言わなかった―――。

一般的な恋愛経験のノンケと
何を考えているか分からない地味メガネ……。
なかなか進まない2人の関係だったが――!?

表題作湯気と誘惑のバカンス

須崎匡司、会社員、31歳
師岡ケン、スーパー銭湯スタッフ

その他の収録作品

  • かきおろしまんが
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

見ちゃうことから恋ははじまる(のかも?)

雁さんの描く『恋する男たち』って、誰かをずーっと見ている人が多い様な気がします。
このお話の須崎も師岡くんを見始めると、気になって仕方ない。だから更に見る。見ていると色々発見する。発見したことから疑問も生まれる。その疑問を解きたい。だから近づく。思わず聞いてしまったりする。相手の反応によって、もっと知りたくなる。もっと近づく。
実人生において『運命の人』なんて、そうそう出会うもんじゃないと思うのです。でも、誰かを好きになってしまう。「どうしてこの人を選んだのだろう?」と考えてもよく解らないことが多いです。
「大切なのは選んだ理由ではなく、どれだけその人に興味を持ち、自分の時間を費やしたかなんだろうな」と、読み終わって思いました。「気になるものが今の自分にとって大切なものなんだ」ということも。だから、始まりは『誤解』でもかまわないのです。
ほのぼのとしたコメディの仮面をかぶっているけれど、このお話、様々なことをしちめんどくさくなく考えさせてくれる、ふかーいふかーい一冊だと思います。

0

心がゆっくりとほぐれていくナイス温度感のお風呂BL

雁須磨子さん初読みです。
優しい色づかいの表紙が目に止まって衝動買いしたんですけど、期待通りのものが詰まっていました。
癒しと優しさが心に効く満足度の高い1冊。
あったかいお風呂が恋しくなり出すこの時期に発売してくれたonBLUEさんがまたグッジョブです!
好きな入浴剤入れたお風呂にタブレット持ち込んで浸かりながら読んだら更に癒されそう〜♪(でもこれやると追い焚き機能のないうちの風呂では読み終わる頃には大体湯が冷めてるw)
出版社サイトや電書ストアのお試し読みで「あ、癒されそう」とビビッときたなら買いでいいと思います。
個人的にはFEEL YOUNG寄りのonBLUEが好きって方(伝わるかな?)にオススメしたい感じ。

目の下にクマが沈着しちゃってるレベルのお疲れリーマン〔須崎〕が会社帰りの銭湯通いで少しずつ生き返っていくお話です。
最初はもちろんお風呂に癒されるんだけど、次第にそこで出会った人達との交流から色々貰って生き返っていく、みたいなそんなお話。
須崎に共感できるところもあり、須崎を見守ってる周りの人達に共感できるところもあり、どっちに寄るでもなく、なんかこうフラットな気持ちで読み進められるお話だったのが良かったなと思います。

疲れ切ってる須崎は最初はスタッフや常連客に構われることすらもちょっと鬱陶しく思ってるんだけど、そこにいる人達(主におっちゃんおばちゃん)はそんなことお構いなしで「すうちゃん」「すうさん」なんて勝手に呼んで遠慮なしに須崎に構ってくる。
でも実は“他人に構われる有り難み”みたいなものって案外バカにできなくて、それが疲れ過ぎてる須崎にたぶん一番効いたんだろうなと。本当はゆうちゃん(元カノ)の立場でそういうことが出来れば良かったんだろうけど距離が近すぎるとなかなか上手くいかなかったりもするしね。ゆうちゃんはゆうちゃんでもどかしかったと思う。
須崎は自覚してなさそうだけど、いつの間にかすっかりこの銭湯コミュニティに馴染んじゃってるのが微笑ましかった^ ^
すっかり生き返った第5話扉絵の須崎が最高です!

で、肝心のBがLする方面は・・・といいますと、ちょうど中盤ぐらい、あぁ少し須崎に心の余裕が戻ったんだろうなって辺りからすごく自然な感じで動き出します。
これがまたナイスな温度感!
もだもだもだもだもー焦れったい!だが萌える!!!
2人の会話も噛み合ってるんだか噛み合ってないんだかで可愛いんです( ´艸`)
お話の主軸はどっちかっていうとやっぱり須崎の復活の方に置かれているから恋愛サイドの描かれ方はややあっさりめなんですが、行間に萌えが無限に詰まっているような感じでたっぷりジタバタさせていただきました☆

雁須磨子さん良いですね♪
お話の進行のさせ方がなんかこういいな、心地いいなって思いました。
既刊もドンドン読んでみようと思います。

【電子】ひかりTVブック版:修正-、カバー下なし、裏表紙なし

5

じんわりじわじわ、ゆる〜くどうぞ

あらすじにあるように「ノンケのじわじわ自覚ラブ」×雁須磨子さんなので、この上なくモダっモダのゆ~るゆるです。(もちろん褒め言葉です。)
泥のように疲れ果てているリーマンが自宅風呂の故障をきっかけに近所にあるスーパー銭湯に通うようになるというところからお話はスタートします。

最初はこういうところで知り合いを作ってしまうと…みたいな感じで極力常連客や従業員とも接点を持たないようにしていたのに、あったかいお風呂に入ってほわ~っとなって身も心もほぐれていって…段々常連さんや従業員との接点も増えていって…次第にそこで働くケンちゃんの裸が何故か気になって、しまいには従業員の社員旅行にくっついて沖縄までいっちゃう。

お話は一貫してじんわりじわじわ、独特のテンポや核心を突いてこない言い回しなど、それこそちょいぬるめのお風呂に浸かっているようなまったり感。決してサウナの後に水に飛び込んだりとか、熱湯風呂に浸かって耐えてみたりみたいな激情型ではありません。(この表紙、そしてこのタイトルから激情型だと思って読む人はいないでしょうけど…。)
物足りない…という方もいるかもしれませんが、私はそこがこの作品の魅力だと思います。
どこで恋愛になるんだろう?と最初は思っていたけど、仮眠してる人に個別に声掛けて起こすサービスなんて本当はなかったのにケンちゃんはいつもわざわざ起こしにきてくれて…とか、それどころか最初からケンちゃんは…なんていうのがわかると、なんだぁ〜最初から始まっていたのかぁ~とニマニマしちゃいます。
なにより雁須磨子さんの新作が読めて嬉しい。

1

身も心もぽかぽか!!

雁須磨子さんのBL作品が読めるって
本当にありがたいといいますか…。
非BL作品も好きなんですけど私が腐っているので
BL作品だと当然の事ながら萌えが倍増どころじゃないのです!!

5年付き合った彼女と別れた須崎は
傷心というか脱力というかそもそも疲れ切っていました。
仕事が常に忙しくて彼女の残した色んな物を片付けられず
更にはある日くたびれて帰るとお風呂まで壊れてしまって
リフレッシュのリの字もない状態。
チラシ(とポスティング)で見た近くのスーパー銭湯に行くとそこはまさに極楽で…。

で、ここのスタッフのケンちゃんとだんだん仲良くなっていくんですが
じわじわじわじわ楽しい!!!!!
好意を感じつつも、何か踏み込ませようとしてくれないケンちゃんが
出会った時は落ち着いていそうなタイプだったんですけど
会うにつれていい意味でボロが出ちゃって(素が出て)面白いです。

須崎はイケメン設定なんですけども、
中身はちょっとぬけてるところがあったりするし
ノンケなりの距離のつめ方や気遣いが優しかった…。

別れた彼女・ゆうの言葉が時々出てくるんですが
ちゃんと須崎を好きだったんだろうなって思えて
でも決して不快にはならないのが不思議です。
的を射ているからかな。
(顔は出てきませんし、本当にちょっとだけなので大丈夫ですよ←)

あと、沖縄旅行で日焼け止めやサンオイルを何も塗らずに
ヤケドのような状態になった須崎を見たケンちゃん、
眼鏡から目が飛び出てるんですが(グロくないですギャグですので)
この昭和的漫画表現がどれだけ驚いたかを伝えてくれて
色々とジワる……。

独特のテンポや絵柄なので、萌えきれない方もいらっしゃるかと思います。
私はファンなのでやっぱりそこは残念ですが、
雁須磨ラー(?)にしか分からない魅力というのがあるのです…。
なので雁須磨子さんファンの方々は是非握手させて下さい!!!

8

私もおっきいお風呂に入りたい

「疲れたノンケリーマン」の目線で進んでいくストーリーなので、思わず普段の生活に疲れた自分に重ねて読んでしまいました。
特に温泉が好きなわけではない「疲れたリーマン」(と自分)がおっきいお風呂とそこにいる人々に癒され、元気になっていく姿に嬉しさと少しの羨ましさを感じながら読み進めました。しかもそこに健気可愛い男の子がいるなんて……。
ライバルが現れたり、死の淵に立たされるようなBLに疲れちゃった時に、箸休め的に読みたい作品でした。
自分のレビューでは力不足なので、いま気になってる方はpixivコミックさんで試し読み出来ますのでぜひ。

3

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