こめかみひょうひょう

komekami hyouhyou

こめかみひょうひょう
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神34
  • 萌×213
  • 萌19
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
17
得点
280
評価数
69
平均
4.1 / 5
神率
49.3%
著者
雁須磨子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784813052401

あらすじ

高校生の橘高照佳は、クラスメイトの芳野憲二に密かに想いを寄せていた。この気持ちはだれにも内緒……のはずだったのに、芳野本人にばれていた!?
大人も、高校生も、おじさんも恋をすれば誰もが自意識過剰になっていく!?
雁須磨子が綴るたったひとつの恋の作品集。

表題作こめかみひょうひょう

クールな高校生・芳野憲二
臆病な高校生・橘高照佳

同時収録作品光る男

同時収録作品見えてるのかな

同時収録作品カドをとられた方が負け

同時収録作品めあたらしい日々

名前不明:サラリーマン
名前不明:学生

同時収録作品VS 幼馴じみ

同時収録作品スローライフスローブギー

同時収録作品本日はお疲れの御様子

西岡・地元の二つ下の後輩
塚原・サラリーマン

その他の収録作品

  • POSTSCRIPT

レビュー投稿数17

“禍福は糾える縄の如し”

これはもう神つけたって良い短編集です。
元々私は神評価が多いので皆さんと温度差があるかもしれませんが;

このコミックスに関して「ここがいいんですよ!!!」って述べたら
たぶん読めたもんじゃないので(いつも以上に長すぎ&くどすぎ)
我慢します。本当に。でもやっぱり言いたい事は山ほどあります(泣)

こちらの短編集、雁須磨子さんの魅力がこれでもかと凝縮されています!
なんで?なにが?って思う方にはそりゃもう読んでいただくしか!!!

恋をして切なくて嬉しい気持ち、想いが通じたあとの不安と幸せ、
相反する感情が常に行き交い
それでも愛する心は誰にも止められない。
ささいな日常と出来事を
ここまで描ける漫画家さんはそうそういらっしゃらないかと!
ユーモアもあり、オチは「ぶふっ」とか「くすっ」とか出来ます。

あ!!しかもこの短編集ではラスト、リーマン同士が読めますよ!
(高校時代の後輩と先輩です)
雁須磨子さんのリーマンは貴重!!!
でもリーマンがどうとか言うよりも、雁須磨子さんのBL作品っていうだけで
ぐわっとくるものがあるんですけどね☆

『見えてるのかな』はたったの3P!!(3人のプレイじゃないですよ!w)
これで「わぁ♪」と思えたら、もう雁須磨子ワールドへまっしぐらです!!






6

もう、雁須磨子さん天才

くううっ…ってなるシーンの連続でした。
本気に、ほんっとーに、ただの日常なんです。雁須磨子作品ってそうなんです。“キメッ”がない。キメシーンにキメゼリフ、「ここで萌えてくれ!」みたいな場面がないんですよ。
淡々と日常描写が続く。すべてをまとめるとすごくセンスがいいいんだけど、ひとつひとつはごくごく普通の会話があって、モノローグがあって。それが繋がって萌えになる。
たまらーーーーん!!

『こめかみひょうひょう』
“自意識過剰”というのは、たぶん自分自身に向けてずっとずっと投げかけていた言葉で、だからこそ焦りまくったあの場面、とっさに相手に投げかけてしまったんだろうなと思いました。
とりあえず結子GJだったぞ!

『めあたらしい日々』
表題作の次に萌えたのがこれでした。
そうそう、実際には年の差カップルってこの世代ギャップがツライんだよね。
BLではピカピカの大人攻めが登場して年下受けに大人の世界を教えてくれる…みたいな展開になるお話が多いけどさ。
相手の世界に近づきたくて背伸びしたり若ぶったりする行為は、ときに痛いんだけど、でも同時にものすごくステキなことなんだなって思いました。
ラストの萌えをどうしてくれよう。

『本日はお疲れの御様子』
恋って「痛い人間」を作ってしまう。
でもその痛さって、上手く描いてくれたら萌えになるし、とてつもなくキュンキュンできるものになる。
アホやなァって微笑ましい気持ちで苦笑してさ。
そういう作品でした。
そして雁須磨子さんは、その痛さを極上のカタチで表現することのできる稀有な漫画家さんなのです。

4

お宝本がまた一冊仲間入り!!

なんて言っていいものやら言葉に困るんですが、とにかく素晴らしかったです!!
最初から最後まで胸をきゅんきゅんさせられっ放しで、動機息切れが半端なく…っ。もう!!ホントに!!キュン死にしそうなほどの勢いでしたっ!!

今回は様々なタイプのお話が収録された短編集。どのストーリーも基本的にほのぼのとした雰囲気なのですが、それぞれにまた違った萌えが存在し読み終えた後の満足感は迷うことなく文句なしの百点満点でございました!!
その中でも私が特に萌えた作品を…

□こめかみひょうひょう□
芳野の事が大好きなのに過去のトラウマから恋に臆病になっている橘高と、飄々と見えつつも内心ではなんとか橘高の気を引こうと必死だった芳野の不器用な恋の物語。
このお話、最初に読んだ時と2回目以降の印象がだいぶ違ってくるんですよね(笑
基本的に橘高視点で話が進むため初めはあまり感情を表に出さない芳野が何を考えてるのかよく分かんなくて橘高同様彼の言動に振り回されたんですが、2回目から…芳野の橘高に対する気持ちを知ってからは理解出来なかった彼の行動の謎が解けて色んなシーンでキュンキュンでした。
何でもない素振りを装いながら実は内心ではイロイロ必死だったんだよな~って思うと芳野が愛おしくてたまんない(笑
付き合うようになってからの2人はどれだけお互いを大切に想ってるのかが読むごとに深く伝わってきて何度も読み返してしまいました!!
芳野のおかげでようやく過去のトラウマを受け入れた橘高。このまま2人の幸せが一生続いていく事を願わずにはいられない、そんな素敵なお話でした^^

□カドをとられた方が負け□
勝負事において負けても「参りました」と絶対言わない攻めにどうしてもこの言葉を言わせたい受け。ついに最強のネタを持って勝負に挑んだ訳だけど…。結局は勝負など関係なく、好きな相手にはどうあっても適わないという(笑
初めてでもないのにHのたび勝負の手順をふむ2人の関係が微笑ましかったです^^

□本日はお疲れのご様子□
ここの攻め、とにかくよく泣く(笑
受けが悩んでグルグルするお話はよくありますが、それでいくとこちらの話は真逆になるのかな?
後ろ向きな攻めと前向きな受け。攻めがヘタレの場合、こうゆう男前な性格の受けが好きです^^
もし続きがあるなら読んでみたかった作品

今回胸きゅん好きな私にとって本当にドストライクな一冊でした。
読んで絶対損はナシですよ!!

3

ともふみ

はじめまして&こんばんはsenmegさん

>最初から最後まで胸をきゅんきゅんさせられっ放しで、動機息切れが半端なく…っ。もう!!ホントに!!キュン死にしそうなほどの勢いでしたっ!!

ホントに!!
わたしもキュン死しそうでしたよ~恐ろしい子!
むっつり男前芳野くんと、乙女テンパり橘高くんのやり取りが最高にかわいくて、同じく何度も何度も読み返してますv

>お互いを大切に想ってるのかが読むごとに深く伝わってきて

ホントに!!(2度目)
ちょこちょこ後ろ向きになる橘高を、芳野がさりげなく(でも多分必死 笑)気遣ってたり、読んでいて優しい気持ちになれました。
しかも表題作だけじゃなく、どのカップルにも恐ろしく胸キュンできる、ハズレのない短編集でしたよねvv
>読んで絶対損はナシですよ!!
に一票!…いや、十票だ!!笑

その臆病さ、不器用さが愛おしい

17歳の若さで「一生ひとりで 生きてくなんて そんなことだって もしかしたらあるかも」とふと思ってしまう高校生。
初めてできた彼氏と一緒に過ごせて、ラッキーでしあわせで、てっぺんにいる気分で嬉しいけどこれ以上のてっぺんはないんだな、と思うとかなしいと言う。

飲まなくちゃ家に行けないからと言って、わざわざ酔っ払って好きな相手の家へ行く。
一度は振られた相手を追うため地元を出たのに、二年間同じ路線を使いながらもただ陰から見ているだけだった男。

そんな彼らの臆病さ、不器用さが愛おしくて、何だか彼らを抱きしめたくなってしまう。
もちろん私なんかじゃなくて、彼らにはしっかりと受け止めて引き上げてくれる相手がいます。
男同士の恋愛を描いているけど、ああ人と人が付き合うっていいことだなぁってなんだかしみじみ思いました。
自分だけでは辿り着けないその先へと引き上げてくれる、これは男だろうが女だろうが、相手がいてくれてこそだなぁって。特に表題作のカップルはいい。

読んでいると心がこまかく揺れてふるふるしてしまう。
泣くほどの派手さはないと思ったのだけど、読んでいて泣いてしまいました。
(ちなみに泣けたのは【本日はお疲れの御様子で】「西岡」と呼びかけて「はい 先輩」と正座して涙浮かべて返事したところです。この返事にきました。)

良質の短編集という一言では片付けてはいけない気がするほどみっちり詰まっていて、最初読み終えた後、この本って少しぶ厚めの250ページくらいあるのかなぁ?とわざわざページ数を確認したほどです。
(電子書籍なので、本の厚さでページ数を推測できない)

私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews

で教えていただいたのがこちらの一冊。
初読みの作家さんだったので最初は48時間の限定で読んだのですが、読後すぐに無期限に変更しました。
一度読んで終わり、ではなく何度も読みたい再読に耐えうる本だと思いました。
教えてくださり本当にありがとうございました。

2

なんかもう好き

かなり好き。繰り返し何度もって訳じゃなく、ほんと定期的に読みたくなる。
主人公と一緒にじわじわと幸せになっていくまんがです。じわじわと。
おすすめです。

作者さん漫画家歴がかなり長いので安心して読める上、自分にしか出せないテンポ、世界観みたいなものがあって、はまったらどつぼです。
過去作品からBLじゃない作品まで買い漁ってしまいました。9割外れなしでしたありがとうございました。

絵が好みじゃない人も、話が好みじゃない人も、まあとりあえず一回この人の世界観に触れといて損はないんじゃないか?というイチオシ本です。

あと男子高校生好きの方も是非ね。買ってくださいね。

1

ネガティブは治らないけれど

過去の体験から多くを望まない、望めない人になった橘高君。
クラスメイトの芳野君に強く強く惹かれながらも動き出すことはできない。携帯で芳野君を盗撮する、という大胆なのに消極的な行動でしか愛情を昇華させられない、ちょっと悲しいところから物語はスタート。

全編を通じて橘高君には辛い体験がつきまとい、もどかしいくらいネガティブ。
それなのに物語全体が明るさを失わないのは、殻にこもろうとする橘高君を引っ張って離さない芳野君や、姪っこのキャラクターが魅力に溢れていること。特に印象に残っているのは最後、橘高君の思う幸せの上限のさらに上の扉から彼を上へと引き上げていく芳野君。
言葉でだらだら語らずに、ネガティブさすら持っていってくれる、そしてエロでごまかさない(笑)攻め!BLでは珍しい漢です…!

受の橘高くん同様に、我こそはネガティブここに極まれりという人
ぜひ読んでください。そしてにやにやしてください!笑

1

抱きしめたりよじのぼったり

◾︎表題
半分で終わっちゃったよ〜〜もっと見たいよ〜〜〜
後半の畳み掛ける短編たちも良いけれど!
初っ端の「誰かを抱きしめたりよじのぼったりしたい!」ってセリフにつかまれました。よじのぼったりしたいってすっごく分かるけど、漫画ではすっと出てこない気がするんです。雁須磨子先生はそういう、気取ってない生のセリフが多い。
幸せすぎて、先を考えて怖くなってしまう受けも大好きです。橘高は特に中学時代の沈み方が強かったせいか、より怯えていますね。そんな受けに対して攻めがどう動くかもBL読んでて楽しみなところの一つです。芳野は非常に良い!カッコつけたり綺麗な言葉を使うわけではなく、行動で受けを安心させにくる攻めって本当に良い!!
橘高目線ですすむので、橘高が芳野に惚れたストーリーのように見えますが、しっかり芳野が橘高に惚れているのがたまりません。

◾︎光る男
リバってくれ(心の叫び)

◾︎カドを取られた方が負け
攻め(竜信)が負けがちっていうのがたまらん。なんだかんだ最後の一文に尽きる。久は竜信になんでも勝てるけど、勝てたためしはない。

◾︎めあたらしい日々
表題作が純な高校生で、こういった作品も同時収録されているのが嬉しい。雁須磨子先生の幅広さ。

0

恋がしたい

「恋がしたい 17歳の 今の この俺だって
誰かを 抱きしめたり よじのぼったり したい!」
本文抜粋

上記のセリフにグッと心を押された一作です。
ここで「よじのぼる」って言葉を使うセンスが流石だと思います、雁先生。
そりゃー誰だって好きな人にはよじのぼりたいですよ。心情すごくわかります。

ひとつひとつのセリフがキラキラと輝いている本作。
実は1読目は世間の評判についていけず「うーん?」状態だったのですが、雁先生の作品は読めば読むほどのスルメ漫画でした。
恋、というか、「しあわせ」を描写するのが物凄くうまいなと思います。幸せに対して臆病になる表題作の受君のセリフひとつひとつが個人的にすごく共感出来る。
幸せの絶頂にいるとき、ふと「ああもう上限は無いからこれからは落ちていく一方なんだな」って、(最近はそうでもないけど)学生時代はよく考えてました。

好きな相手のことなら、どんな下らないことでも良いから、少しでも良いから知りたいと思う、小さなことに必死になる恋愛のむず痒さが本作に凝縮されています。
そして最後には最大最高の幸せが待っている。最高の幸せを手に入れたなら、終わらない次のステップへ。恋愛の、そして人生の醍醐味ですね。
男性が果たしてこんな繊細な乙女心を持っているのかは謎ですが(笑)、少女(BL)漫画の感情機微の表現としては一級品だと思います。

表題作も好きなのですが、短編の「めあたらしい日々」も大好き。
きっかけは出会い系。歳が離れていることもあって、ラブラブ甘々とはとても言い難い雰囲気なか、ある日年上の彼が何気なく歌っていた歌が気になって...という話。
これも読んでいて「あるある」と思ってしまう!好きなら、なんでも良いから相手との接点探しちゃうよね...。

雁先生の作品は総評するとロマンチックなのに、ロマンチックな描き方はせず、あくまで日常的で素朴な描写で描き切ってるところが非常に魅力的なんです。
読むと「あーー彼氏欲しいわーーー(床を殴りながら)」ってなるので辛い(笑)
幸せになりたい人へ読んで欲しい一冊。

4

切なさが胸にクルんだよ~

メインタイトルの「こめかみひょうひょう」読んでると胸がなんだかジーンとして
切なくなってくるんですよね。
思春期の残酷さと切なさと、苦しみと嬉しさと、戸惑いと膨れ上がる熱い思い
そんな様々な思いがこの1冊に込められているような奥深い作品でした。

イラストは・・・好みじゃないのですが、内容が実にいいのです。
不器用だけど精一杯に恋してる感じが伝わって来て胸がジ~ンとしちゃいます。
ドラマチックな作られた感は全然ないんだけど、自然な感じでだから余計
リアルに感じてしまう、そんな作品でした。

同時収録されている作品もかなり味のある作品でじっくり読んで心に一拍留めて
かみしめて欲しい作品ばかりです。
派手な展開も何もない作品ばかりなんですが何故か心を動かすストーリです。

2

独特の雰囲気

帯『恋が、したくてたまらない』

こめかみひょうひょうって四文字熟語かと思ってたんですが造語だったんですね。にしてはこうぴたっと来る言葉だなー。

表題作は学園同級生モノ。
雁須さんは独特の雰囲気と空気感を持った作家さんで、不器用な受のじれったい恋愛を一歩先で手を差し出して隣へと引っ張ってくれて並んで歩いていくそんな可愛いカップル。
好きな相手を密かに何枚も写メを取り溜めて行くだけの恋、その携帯を重い人の芳野[攻]が拾ってしまうのですが幸い偶然彼の写メデータは移行して携帯には無かったので即バレは真逃れます。
残っていた朝顔の成長写真に興味を示し家に見に来るという芳野。
本当は隠れて写真を撮られていたのは何となく知っていたのだけれど、自分も相手が好きなので何も言わなかったのですね。
出てくるへちまの唐突感がとぼけていて妙な味わいを出してます。

他短編も作者さんらしい味の出ている作品ばかり。
ホントいい味出してる作家さんだなあ、こういう雰囲気大好きです。

1

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