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山本小鉄子先生の初コミックス。今でこそBL作品を沢山出されてるしエロいシーンもありなのに この作品はキス止まり。
そこがなんとも新鮮でした
3作の中では 『ハニープリズナー』は萌×3です。もうその先が気になります。
エロはなくとも楽しめました
小鉄子さんの初期のコミックということで、読んでみたのですが…うーん。
まず、どのお話も黒髪×茶髪なので話ごとの区別が非常につきにくかったです。
後、これは特に「リッチ~」について言えることなのですが、制服着てる姿とか一瞬女の子かと思ってしまいました。
そのため、少女漫画との区別があまりないと感じました。
話自体は普通にサラッと読めるものが多かった印象です。
ただ、表題作に関して言うと、主人公の名前だったり、怪盗ジャックになる意味、時田先輩との過去などあまりにも曖昧な部分が多すぎて、少し読者が置いてけぼりになってしまうかも。
この作品読んだ当初よりも
数年間経過して読み返していくうちにだんだん好きになった作品です
コメディなのかプチファンタジーなのか、フェチなのか
ジャンルとして、なんなのかは
いまだに自分で分類はできてません
刑事課に配属になったヒロム・バンデイ・時田と大家さん??の
話です
BLといよりは、少女マンガの
違う分野といようなフワフワした
内容です
うまく説明できずにすみません
いまだにこれを読んでもBL色があまり感じません
山本さん初期のイラストですが
あまりがっかりするようなギャップはないので
読んだことない方でも安心して読めると思います
まず主人公の名前がヒロム・バンディ・時田という時点で
まるで同人誌書きたての中学生のような厨二病ネーミングであるw
その上にルックスがこれで刑事とかありか、ほぼ中学生だろ!な感じで、
そして正体不明の怪盗として追いかけてる怪盗ジャック(これもまた安易な名前)が
実は隣のお部屋の大家さんというまぁ実におまぬけな設定なお話。
・・・まぁ、可愛いけどね。
ほんと野獣とかに続く「かわいいのにそんな職業なんですか?」という芸風はこの時から健在。
ただまぁなんだ。突き合わせも含め受けが全部同じ顔に見えちゃうなぁ。
短編勝負じゃなくて腰を据えて同じ組み合わせでずっと書く方が実力発揮できるのかも。
なんにせよ「今度意識してキャラ作ってみます」の結果白鳥麗一や後藤田輝、のような可愛げがあるんだけど可愛げだけじゃない、でも突飛過ぎない魅力的なキャラを生み出せるようになったのだから・・・そう思うと微笑ましいです。
この本自体は普通ですが、この本以下の本もいっぱいあるよなーって意味で萌えです。
ルパン三世と銭形警部の関係を、イケメン&可愛くした感じのお話にしたかったのかなァと思いました。
確かに追う者と追われる者の関係というのは萌えるんですが、ここまで話をぬるくしてしまうと萌えないなァと思いました。
いくらラブコメ中心の話にするにしても、葛藤もなにもなくて緊張感もなくて。
さらに、刑事である受けがバカで頼りなくてさ。攻めが泥棒だと分かってても報告する気なんて最初からまったくないし。その割りに「逮捕してやる~」みたいなノリにもっていってるのが意味不明でした。もうちょい対等さを目指して欲しかったし、逮捕が目標うんぬんの話ももうちょい本気度を感じられるストーリーにして欲しかったような気がします。