キスから始まる除霊と恋 ~幽霊屋敷の男爵閣下~

kiss kara hajimaru jorei to koi

キスから始まる除霊と恋 ~幽霊屋敷の男爵閣下~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
8
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
価格
¥890(税抜)  ¥961(税込)
ISBN
9784799732892

あらすじ

「写真は嘘をつかない」を信条にプロカメラマンを目指す航介は、取材先で出会った黒の高級スーツが似合ういかにもフィクサー的な迫力と美貌の男・紅大路に、行きがかり上キスされてしまう!

実は紅大路、夜の歓楽街を束ねる紅大路グループのトップにして、千年以上日本を守ってきた陰陽師一族の頭領。
紅大路にキスされたことで、航介にも「霊力」が宿り、愛犬の霊が見えたり撮影した写真が全部心霊写真になったり、悪霊に憑かれたりとトラブルが続出! 
除霊のために紅大路の古めかしくも広大な屋敷に連れ込まれることに。

メイドも執事も幽霊、美貌の執事は刀の霊、手のひらサイズの式神や、古い家具に宿った付喪神など、不思議な使用人たちに囲まれて暮らす紅大路がのことを、もっと知りたくなった航介は、紅大路と体を繋げれば「あちら側」を見ることができるという誘惑に身を任せてしまうが…!? 

「除霊のお礼は先にいただこうか」

紳士だけどどこか逆らえない甘い声で自分を包み込む、最強の陰陽師との、これは…恋!?

表題作キスから始まる除霊と恋 ~幽霊屋敷の男爵閣下~

紅大路公威, 実業家で陰陽師の家系の当主
園部航介, ゴシップ週刊誌のカメラマン, 23歳

その他の収録作品

  • 紅大路邸のある日の風景
  • あとがき

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レビュー投稿数1

ワンコの活躍が際立つ除霊ファンタジー

元々除霊ファンタジーものは大好きなのだが、今回お気に入りの一冊がまた増えてしまった。

この話で悪霊退治を生業とするのは、高級クラブや会員制バー等を経営している紅大路グループのオーナーにして、平安の世から続く陰陽師の能力を引き継ぐ紅大路公威(べにおおじきみたか)。
気品があるなかで迂闊に近寄りがたい雰囲気を漂わせている。
ゴシップ雑誌の新人カメラマン・航介が彼と出逢ったのは、大物政治家の不倫スキャンダルを追って高級クラブに潜入した際に悪霊の邪気に巻き込まれそうになったのを助けてもらったのがきっかけだ。

航介は平凡な一青年ではあるものの真っ直ぐな性格で、霊感ゼロながらも周りの精霊や清らかな気に敬意を払える所が紅大路にとって好ましいのだなってのが分かる。
強い霊力を持つ故になかなか理解を得られず、どこかしら寂しい想いを抱えている紅大路の気持ちを汲める航介の思慮深さには、読んでいてほだされる。
紅大路の霊力を分け与える方法はキス+αの身体の接触が有効なのだが、エロっぽいイヤらしさはなかった。

紅大路邸は太刀の精霊や式神の爺さま他、人のように具現した住人で賑わっているのだが、その様子はちるちる作家インタビューにあった通り、『美女と野獣』の姿を変えられた家臣や召使い達が城内を動き回るシーンをイメージできる光景だった。
でもそんな精霊達以上に活躍したのが、航介を慕うあまりに霊体となっても現世に留まっていた忠犬・コロだ。
当然、紅大路もここぞという所で格好良かったし彼が従えている精霊さんキャラも頑張っていたけれど、コロの活躍ぶりは可愛すぎてワンコ好きとして堪らなかった。

でも、コロの大好きな航介が心身共に紅大路と結ばれた事に焼きもちを焼かないのだろうか?ってのが気になる。
紅大路と航介が交流を深めていくのをコロがどう見届けるのか、二人を取り巻く精霊達が他にどんな一面を見せるのかもっと読んでみたいので、是非続巻が出てほしいな。

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