俺の知らない俺の恋

ore no shiranai ore no koi

俺の知らない俺の恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×25
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
46
評価数
16
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
火崎勇 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
木下けい子 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784199009051

あらすじ

事故の後遺症で、4年分の記憶を失ってしまった!! 優秀な営業マンから新入社員に逆戻りした赤羽(あかばね)。しかも家に帰ると、自分に合わないサイズの大きいスーツや、カレンダーに書かれた男の名前を発見――まさか俺に、男の恋人がいたのか!? 何も思い出せず、仕事も足手まといな赤羽に、同僚たちは皆優しい。けれど土田部長だけは「お前ならできるよな」といつもと変わらぬ厳しい態度で接してきて!?

表題作俺の知らない俺の恋

土田、赤羽の上司で子持ちの営業部部長
赤羽拓人、事故で記憶を失う入社4年目社員

その他の収録作品

  • 俺の知らない彼の覚悟
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数3

とても読みやすい。

火崎先生の作品を読んだのは「刑事と花束」以来2冊目。今回は、あらすじ買い&イラスト目当てです。
カラー口絵の2枚目が好きすぎて、ため息が出ます。黒髪メガネだけでも ニヤニヤが止まらないのに、ワイシャツ袖まくりまでも…

全編、赤羽(受け)視点で進んでいきます。
彼の勤務先である石塚ファクトリーは、個人で働いている職人と契約を結び 彼等の製品を売り込むのが仕事。
赤羽は作中で記憶喪失になるのではなく、冒頭から二ヵ月前に遭った事故のせいで 自分を大学生だと思っています(実際は入社四年目)
職場復帰後は、入社した時から面倒を見ていた富沢が赤羽の教育係に。
富沢が作中では終始 和ませキャラで、とてもいい味を出していました。

本作は【俺の知らない俺の恋】と【俺の知らない彼の覚悟】で構成されており、前者は 赤羽の家に残された「男の恋人の痕跡」から正体が判明するまでが書かれています。
この章?も「実はこんなに気遣ってくれていたことを、他人の口から聞く」という私的萌え所はあるのですが、【俺の知らない彼の覚悟】の方が きゅんは多めかも。

お仕事描写も程々にあり、赤羽の一途でブレない性格のお陰で読後は爽やかです。
数ページでいいので土田(攻め)視点の話があるか、赤羽が引くぐらいの 土田のムッツリエピソードが語られていたら、萌×2にしていました。

5

性格が男前な二人

けい子先生の挿絵大好き♡今回のお話も先生の挿絵が先なのでは、と疑ってしまうほど、ぴったり。ちょっと寡黙めでいつもムスっとした顔を描いていただいたら、けい子先生ピカ一な気がする(笑)
あらすじにある土田部長は、そんな方です。ちょっとクスっと笑えるところあり、きゅんとする所ありな、お話2編。小説chara2016年1月に掲載したもの130Pほど+書下ろし110Pほどです。
地雷は、敢えてあげるなら、攻めが元ノンケの子持ち(嫁とは死別)といったところでしょうか。
記憶喪失ものですが、読みやすく、悲しいテイストはほぼないので、BLあまり読んでないお姉さま方にもオススメです。萌2よりの萌です。

お話はあらすじに記載ある通りなので、カット。攻め受け以外の登場人物は
攻め受けの勤務先同僚複数(1名はバカ度高めな大型犬w)、取引先である個人事業主さんたち、土田部長のお子様5歳♡です。大型犬笑えます。お子様は舌足らずで父親のことを「オトたん」と呼ぶのでとてもラブリー。

********************以下はめちゃ内容に触れる個人的感想

攻めはとっても男前!!!!後半のお話の方では、「俺のものに手を出すな!」と啖呵をきるシーンがあって、もうきゅーん♡目力ある怖い顔らしいんですが、子供に向ける顔は優しく、けい子先生の挿絵も相まって、たまりませーん。ただ部長、ちょっと職権濫用な気がします・・・。

方や 受けも男前!最初記憶ないので、ちょっと自信なさげなのですが、ふとしたことでするっと記憶を取り戻すや否や、豹変、大激怒w。いやそれは怒るよ という理由で怒ってるので、こっちは全面的に受けの味方。後半少しぐだっとするところもあるのですが、そこもまた頑張って起死回生的な一打を生み出すところが、ナイスです。
子供も何気に援護射撃したりするので可愛いかったです。

お子様全面話ではないですが、ほんわりきゅんできるお話がお好きでしたら、一度ご検討いただいてもよいと思いました。

4

記憶喪失もの



中編2本です。「俺の知らない俺の恋」「俺の知らない彼の覚悟」
どちらも受け視点

<表題作>
サラリーマンの赤羽(受け)は事故で‪一時‬的に記憶を失い社会人4年目にして気分は大学生に戻ってしまいました。
2か月の入院を経て復職するのですが、慣れない仕事に苦労することになります。
仕事もさることながら、部屋に男の恋人がいた痕跡を見つけ動揺するのです。
職場の皆は赤羽の状況を把握していて優しくしてくれるのですが、悪気なく今までの自分と比べられもどかしく思い、つい仕事を多く受け取ってしまい残業する毎日です。思い悩む赤羽に上司の土田部長(攻め)は優しくしてくれるわけではないですが、赤羽には内緒で差し入れしてくれたり気を使ってくれるのです。
そんなある日、思いがけないところで土田が保育園児のお迎えをしているところに出くわします。普通に声をかけただけなのに、土田は脱兎のごとく逃げ出してしまうのです。

子持ちの男(土田)と恋人関係にあった男(赤羽)が事故にあい恋人のことを忘れてしまったことから、自分が身を引いたほうが恋人のためになると名乗り出ないため、自分が同性愛者だったことに驚き、恋人とは誰なのかもう別れてしまったのかと思い悩むという話です。
設定はよくあるパターンで、ある意味王道といった感じです。
でも、赤羽が土田のことが恋人であるとわかる経緯はちょっとお粗末だと思いました。嘘をつけない子供といつ偶然会うかもしれない場所に住んでいたら、遅かれ早かればれると思うのです。
自分が身を引くほうがと思った経緯はわかりますが、あの態度はどうだろうか、逃げるのは子供と会わせたくなかったからというのはわかるけど、会社での態度はちょっとどうかと思います。根底に優しい気持ちがあっても自分がそうするべきだという覚悟があれば相手を傷つけてもいいという考え方はちょっと受け入れられないです。
ただ、記憶が戻った赤羽の行動は男前でした。一度記憶喪失になったおかげで赤羽の覚悟が土田には伝わったことだと思います。


<俺の知らない彼の覚悟>
記憶が戻り仕事も以前のようにできるようになった赤羽が、担当のクリエイター・森川に仕事をたてに迫られ困る話です。
土田に相談したいのですが、記憶喪失事件で自分のことをあっさり手放そうとした土田が信用できず相談できません。困った赤羽は起死回生の作戦を思つくのです。

この作戦はよくできていて、よく考えたなーと感心しました。
前回のことで自分が信頼してもらえてないということが分かってショックを受ける土田をもっと見たかったような気もしますが、土田の覚悟も確認でき、めでたしめでたしでした。

森川もそんなに極悪人ではなく、かるーい気持ちで付き合おうという雰囲気なのでそんなに深刻ではありません。真剣な恋愛を笑うような人なので赤羽とは相いれないのですが、森川にも実は過去に辛い思いをしたのではないかと深読みしたくなりました。

会社の他の人たちは、赤羽の面倒を見てくれる大型犬のような富沢を筆頭にいい人ばかりでした。優秀だったばかりに昔の調子で仕事を任せてくるちょっと無神経になりがちなところもありましたが、それでも悪気があって
いってくるわけでなく記憶をなくした赤羽を心配し、森川に迫られて困ってるという話を聞いて協力しようとしてくれるいい人たちでした。

ただ、私的には土田の奥さんは病死ではなく離婚のほうが良かったな。

この作者様はあとがきでこの先に起こりそうな話を書いてくださるのでとても楽しみに読むのですが、今回もいろいろと面白そうなでも安定の二人を想像させてもらえてとても楽しかったです。
森川と富沢の話が広がりそうな想像も面白かったです。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ