オメガ 愛の暴君

omega ai no boukun

オメガ 愛の暴君
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×210
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
108
評価数
29
平均
3.9 / 5
神率
34.5%
著者
 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
価格
¥889(税抜)  ¥961(税込)
ISBN
9784773088731

あらすじ

俺の魂のつがいはおまえだ

赤ん坊の頃捨てられたオメガの希来は一人ぼっちの修道院で猛烈な発情期に悶えていた。自慰もできないまま肉体の餓えが最高潮に達した時、目の前に謎めいたアルファのクロードが現れる。助けてと縋りつく希来。初めて知る肉体の悦び。そして恋心。だが希来のつがいは別の男だと告げられる。彼以外に抱かれるのは嫌だと思う希来だが、莫大な遺産の相続人として、クロードの命を救うためにも、別の男の子を孕むしかなく――。出生の秘密、運命のつがい──愛と欲望が蜜にまみれるオメガバースラブストーリー!

表題作オメガ 愛の暴君

クロード, 亡国の元軍人・パリのマフィア, 25歳
希来(キリル), 亡国の皇子の生き残り, 18歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

う~ん。。。

ストーリーとしては、面白かったのですが、この先生の会話部分が・・・。なんか、取ってつけたような感じで、自然じゃない気がして、そこが気になり、いまいち作品の世界観に浸りきれませんでした。

あと、オメガバースものにしては、オメガとしての苦悩や切なさみたいなものがあまり感じられず、淡々としているように思いましたので、萌評価にしました。
もう少し、心理描写が細かだといいなと思います。


0

あれれ? ちょっと違う?

電子書籍版を購入。
挿し絵あり、あとがきあり。

本編の他に、その後の皇太后とクロードのバトルを描いたSSが収録されています。

華藤えれなさんの作品は、情景描写が美しく、登場人物の心情をそこに上手くのせることで、この上なく切ない気分にさせてくれます。
そんな作家様の描く、オメガバースということで、かなり期待していました。
あらすじも、「恋しい相手のために別の男の子を孕まなくてはならない」というオメガバース王道の切ない内容が書かれています。
これは、涙なしではいられない胸キュン展開に違いない!
と、ハンカチ片手に読み進めたのですが。。。あれ?
なんか、違う??

悪くはないけど、求めるレベルとは違いました。
もっと、「もー、神様の意地悪!!」
と、叫びたくなるほどの理不尽さ、不条理さが欲しかった。
ギリギリと歯ぎしりしたくなるほど、受けと攻めがスレ違い、引き裂かれる展開が欲しかった。
折角のオメガバースの設定が生かしきれてなかったように感じました。
どうやら期待値が高すぎたようです。

3

オメガの皇子として生まれて

大国・ルーシ帝国の皇子でありながら、オメガとして産まれた為に存在を隠して僻地のオメガ専用修道院に閉じ込められて育った希来(キリル皇子)。
しかし、その後に起こった革命によりルーシ帝国は崩壊、皇帝や世継ぎの皇子達も処刑されアルファの貴族達は支配階級層から追放された。
かつての帝国の莫大な資産を管理者である皇太后から相続するには、オメガの皇子と子を成すのが条件である事から、俗世から隔離されたまま発情期を抑えきれずに死を待っていたはずの希来の運命が激変する。
ちなみに、話の舞台となるルーシ帝国とは、どこの国がモデルになっているのかは読めばすぐにピンとくる。

オメガの希来は、何かと感謝したり謝ったりといった様子にほんの少し苛つきを覚える部分もある。
ただ、それが単に優しい健気ってだけでなく、出自を伏せて育ってきたはずなのに、本来の賢さや芯の強さを併せ持っているところが生まれつきの皇子さまなんだなぁって感じた。
一方の攻め・クロードについては、アルファでありながらも支配欲のない理知的な男だ。
アルファでありながら、彼なりに本能の赴くままにオメガを抱く行為に葛藤を感じているって一面が印象的だった。

読み進めていくと元から根付いている階級社会、祖国が無くなっても意識の変わる事ない亡命貴族達の生き様、もはや無意味なはずの皇族の血縁云々でも巨額の財産目当てで希来が利用される皮肉とかいろいろあるものの、終盤ではそれらの課題も上手くまとめられていると思う。

読む前はオメガバース設定という癖の強さと、あまりじめっとした読後感じゃないといいなって懸念があったが、実際には物語上の設定と上手く噛み合っていると感じた。
この話ではオメガものならではの本能に逆らえずって性衝動もあるが、オメガ生まれというだけで偏見や差別を受ける理不尽さの中にも芽生えた愛情や親愛って部分にぐっときた。

16

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