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びっくりしました。
取り敢えずめちゃめちゃかわいい。
表紙から見てもうかわいいを極めてますねこれは。
加美は毎日大きいお弁当を持って職場へ行く。しかし、一緒に食べる人もおらず、残してしまい、それをレンジで温めて夜ご飯として食べる生活を送っていた。また弁当を残してしまった日、加美の前に突然ある男が現れる。それは食べっぷりが有名なアナウンサーである和気だった。和気は加美の残した弁当の中身を全て平らげてしまう。その味が気に入ったのか、和気は加美の職場にまで押しかけて来て…??
かわいいです。すごく可愛い。そして幸せ。
エロはあっても薄めです。でも可愛い。絵柄から人柄から全てにおいて素敵なお話です。二人の欠けた部分を二人が埋めあっていくストーリーが素敵で美しくて……好き……(語彙力)
買うか迷ってる人は買ってください…ほんとに…買って…
読んでください!!!(語彙力)
ヨシローくんを幸せにするための本ですよね、知ってます!
(カキネ先生の『ソフレ部下!』の『ファーストバイト』から来ました)
スタートから切ない。切ない…。
3話。ワキくんの台詞が最高。
「一般的な価値観でかわいそうだと決めつけるのはさみしいです」
真っ直ぐさがしみる。ワキくんが味音痴なのは幼い頃の食生活のせいなのかな?
3話終わって、切なさでしにそう。涙を堪えて読み進める。
この後も泣き場(日本語が不自由)が!ワキくんギャグみあふれるキャラなのにめちゃくちゃ泣かしてくる…( ; ; )
ストーリーがほんとうに、あったかくて素敵です。最大級の「幸せになってね!」を贈ります。
料理上手なゲイの加美の家に、アナウンサーの和気が突撃で収録にやってきたのが出合い。
加美の料理が特別だと感じる和気は、昼になると加美の職場に来て一緒に昼ごはんを食べるようになる。ある日和気の住まいが火事になり、加美の家に居候することになるが、加美は少しずつ和気に惹かれていく。。。
幼い頃からゲイであることに辛さを感じ、好きになる事がいけないと思うくらい追い詰められていた加美なので、和気を好きになっても一筋縄ではいかない展開です。
和気の遮断するような悪気のない言葉に加美が傷つき、その度に1枚ずつ加美の中に壁が出来ていく感じで、結構辛かったです。
でも、救いはお母さん。あぁ、お母さんがこのキャラで良かったぁと思いました。
和気は若いから、色々なことを学んでいる最中。加美と居ることで、相手を思いやれるコになってきていて、和気の成長記でもある感じです。
心が…、疲れた…。
何度も目頭が熱くなって、胸が潰れそうになって、感情の揺れがコミックス1冊分で得られる量じゃありませんでしたよ。
『ソフレ部下』の同時収録だった【ファーストバイト】の与士郎の話です。
実は知らずに、食べ物に釣られて購入して、あとがきが知りました。
思わず大急ぎで本棚を漁りに行きました。
前にも読んだのに、涙が止まりませんでしたよ。
ちなみに【ファーストバイト】を読んでいなくても分かる内容ではありますが、読んでいないと佐倉の立ち位置や、逆玉の輿の辺りに「工事現場勤めなのに、何で逆玉?」というそわっとした違和感を覚えるかもしれないので、読んでおくとより与士郎のしあわせを喜べる仕様です。
というわけでこの作品は佐倉が結婚退職したあと、また独りぼっちになって、大きなお弁当を食べる与士郎の姿から始まります。
誰も一緒に食べてくれないお弁当をひとりでは食べきれず、残りを家でレンチンして夜ごはんにする。
そんなルーティーンを掻き乱してきたのは、アナウンサーの和気。
『ワキあいあい飯』というテレビ番組のコーナーの収録でやって来た和気は、与士郎のごはんを食べ尽くし、作り置きまで食べ尽くし…。
誰かに食べさせたい男子と、味覚音痴の大食漢です。
偶然が重なって、一緒にお昼を食べるようになって、火事でマンションに住めなくなった和気をアパートに住ませることになって…という波乱の展開。
その中で味音痴で「腹に溜まりさえすればいい」と思っていた和気が、与士郎の作るごはんは特別だと感じるようになったり、おいしそうに食べてくれる和気に与士郎が心を許しつつあったり。
おいしそうなごはんに、ほのぼのした毎日。
そこにほっこりしていたら、危険です。
途中から胸が張り裂けそうな出来事がいくつも起こるので、張り裂けないように注意が必要です。
和気の何気ない言葉に一喜一憂する与士郎が切ない。
その度に与士郎が壁を作っていくのも切ない。
それに和気が気付かないのも切ない。
切ない尽くしなんですよ。
涙腺弱めの方は、絶対にやわらかいティッシュか、ガーゼのハンカチを用意してください。
紆余曲折あって気持ちが通じ合ったはずなのに、そのあとの与士郎の決断がさらにだめ押しで切ない。
どれだけ切なくなればいいんだ!?と思いながらも、先を急ぐと…。
母子家庭で、ずっと与士郎のしあわせを願って来たお母さまが良いことを言います。
与士郎にとっては小さい頃に男友達に告白してからというもの、「自分は異常」。
周囲のひとたちが「ふつう」に異性を好きになって、結婚して、子供を持つ。
そういう「ふつうのこと」が出来ない自分を、自分が一番責めてきた。
「ふつうでない自分」のせいで嫌な思いや悲しい思いをたくさんしてきたのに、「ふつうでない自分」を「そんなこと」と言った和気に傷付くのもすごく分かる。
その流れがあってからの、お母さんの「そんなこと」発言ですよ。
「結婚して子供を持つ」という、「ふつう」のひとが「ふつう」に望むことを、「そんなこと」と言い切る。
そのひとことで、与士郎のこころを苦しめてきた「ふつう」の呪縛が解けたのを感じました。
切ないです。
切なすぎます。
だからこそ得られるしあわせが嬉しくてあったかい。
このしあわせ、ぜひ味わってみてほしいです。
作者さんの作品は初読みでした。
2巻が出たタイミングで1巻と同時購入。
食レポの下手なアナウンサー和気×料理上手なゲイ加美のお話。
和気が味音痴な割に大食漢で、加美の作った料理をガツガツ食べる様が爽快でした。
無遠慮にグイグイくるけど、なんだか憎めない可愛さがあるまさに大型ワンコ。
一方加美は過去の失恋から臆病になっているネガティヴゲイです。
1人食べてるお弁当の図…寂し過ぎました。
和気のために毎日お弁当作るのが何とも健気。
和気から好意を向けられても「期待してはいけない」その一心で、心をなかなか開けない。焦れったいし、もどかしい!
てか、和気の「ゲイでも関係ないですよ ニコッ」はさすがに軽過ぎだよ〜、加美がどんだけの思いで…と思いましたね。ノンケならではの無邪気さというか無神経さと言うか…。
これもBLあるあるなのか、よく見る気がします、このシチュ。
電波ジャックで告白はつよい…職を失うのも辞さない構え、かどうかは別としてドラマチックで良かったです。
短編のスピンオフだったようですが、全く問題なく読めました。
本作に出てくる佐倉も良い人だったので、スピンオフ元作品も読みたいと思っています。