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「醜いアヒルの子」を彷彿とさせる「銭湯の客(医者)x銭湯の息子(DK)」。
ホントに可愛い漫画を描かれる方ですね。ペットのアヒルや弟が可愛い。
攻めのアホ毛が心情を表してるのも可愛いw
怠惰でなかなかダイエットできない主人公が自分と向き合うだけでなく、外面を磨くだけでは得られない「美しい心」や「自分を大切にできる心」を自分でつかみ取り、ダイエットを手伝ってくれた王子先生にも王子様が現れるお話。
受けの心が美しくて感動しました。
「何回負けてもいい」んです。
コンプレックスに「気づかない」人、「忘れられる」人、「共存できる」人がいる中、いろいろと考えさせられる深い作品でした。
ぜひネタバレなしでどうぞ。
そして手書きの母親のセリフが良かった!母は強し!
「喰われたがりの仔羊くん」の受けもちょい役で出てきます。
あとめちゃくちゃ和食が食べたくなるー!
(ナスの煮びたし、豚角煮、レンコンのはさみ揚げ、ぶり大根、五目おこわ、etc.)
何よりもまずめちゃめちゃ頑張って美しくなった蓮くんに拍手を。好きな人のためにものすごい努力をして可愛く綺麗に美しくなったあなたは本当にすごいし、あまりに可愛かった。
人は結局見た目が大事だということに真正面から向き合ってる作品。でも他人から見た自分ではなくて、自分が自分を好きになるために見た目が大事だということに重きが置かれていたことが響きました。
今までずっと根暗で自信喪失状態で生きてきた蓮くんに対してズバズバいう王子先生に度々ヒヤヒヤさせられましたが、蓮くんを想っている気持ちは間違いなく本物だったのでどこか安心感がありました。
また先生の整形がバレた時も拗れすぎず蓮くんに簡単に受け入れられたことで本当の意味で2人が近づけ、そこからの2人の距離感が愛しかったです。
1冊とは思えないほどのボリューム感と読み応え、さすがのコウキ。先生でした!大満足です。
ぽっちゃり男子高校生の蓮くんが、美容整形外科医の隼さんに「デブ」と言われ傷ついたのち「痩せたら可愛い」と言われ、ダイエットに励みます。前半はぽっちゃり蓮くんのダイエット奮闘記。正直この辺までは評価中立。(ただ、銭湯の解説や描写は美しい......!)
...しかし。その後2ヶ月で変貌を遂げます!!
いやもうありえんでしょ!最強のイケメン美男子になります......いろいろ現実的に考えればツッコミどころ満載なのですが、見た目も中身も豹変っぷりがすごい......!いやもう小悪魔だ......とてもとても刺さりすぎました......もはや誰だよw
そこからの後半の展開はほんと素晴らしいです。美貌・美容整形という難しい問題に真っ向から立ち向かって描かれています。
"あの女"にはもう少し言ってやりたい気持ちでいっぱいですが........とても考えさせられる素敵なお話でした!
アヒル湯の経営者の孫、アビル君、
育ちすぎた肥満体のお肉がおばあちゃんの代わりに座る番台からはみ出ている。
いつも慰めてくれたおばあちゃんの遺言にも、痩せなさいと書かれていた。
デブハラを受けて悲しむ主人公、
銭湯の常連客、美容整形外科医の王子に「痩せるなら手伝う」と言ってもらって、痩せる決心をするアヒルくん
始めにしたことは、引きこもっていた部屋の喚起とゴミ捨て。
そして、王子先生の指導のもと減量作戦が開始される、頑張れアヒルくん。
醜いアヒルの子は、美しい白鳥に変身できました。
成長期のDK減量の指南書みたいな漫画だった。
太っちょな少年がイケメン医師に出会いダイエット→痩せたら美少年
これだけ書いたら、とてもありきたりな話のようにみえるのですが、
先生(イケメン医師)の過去や太っちょな少年(蓮くん)の性根のきれいさ等が、「アヒルくんはソレを知らない」を、ありきたりな話ではなくしています。
前半は、王子先生(イケメン医師)の格好良さが目立ち、王子先生が蓮くんの人生を華やかに変える人!みたいな感じですが、徐々に蓮くんこそが王子先生の過去を優しく包み支えになる人 という感じになっていきます。
ただの、ボーイ ミーツ ドクター(ボーイミーツガールをもじりました。)ではないところが、すごく良かったです。
ストーリーも良かったのですが、個人的には、王子先生の言葉等の方が、更に惹かれました。
特に、王子先生が家族と決別したときの回想シーンは、刺さりました。(「さようなら 」のところから「確かに」までのシーン)
また、5話の冒頭の王子先生の信条のところも、勉強になりました。