普通のおじさんに、初恋しました――。

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表題作ごめんね、おじさん!!

伊月,フリーター
松田鉄晴,46歳,便利屋

あらすじ

おじフェチの美青年×便利屋のおじさん

裕福な家庭にモデル並みの端正なルックス。
そんな誰もが羨むものを持ちながら好きなタイプは
"おじさん"という重度のおじフェチの伊月は、
ある日、家の蜂の巣駆除に来ていた
便利屋のおじさん・松田鉄晴に運命的なときめきを感じる。
どうしても次に繋げたい伊月は、
鉄晴が伊月の家の高価な花瓶を割ってしまったことをいいことに、
「デート1回3万円」「セックス1回5万円」でどうかと提案するが……!?

作品情報

作品名
ごめんね、おじさん!!
著者
カサイウカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829686041
3.8

(70)

(19)

萌々

(28)

(19)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
266
評価数
70
平均
3.8 / 5
神率
27.1%

レビュー投稿数10

飾らないチャーミングさ

初めて読む作家さんでしたが、おじさんのこういうところが可愛い!というこだわりがこれでもかというほど感じられて良かったです
地元で草野球チーム組んでるのがしっくりくるような、本当に等身大のおじさんなんです笑

とは言え鉄晴さんはとても温かい性格の人で、生まれついてのおじさん好き!という伊月くんが徐々に人柄に惹かれていき本気の恋をしていく様は見ていてとても微笑ましかったです
鉄晴さんの人としての魅力が輝いて見えるのも、飾らないありのままのおじさんとしての姿が描かれているからなんだと思います

おじさんの素朴な可愛さにハマり、お気に入りの一冊になりました!

0

絶妙なおじさん!!!

グイグイくる年下をへらっと受け止めいといて、本気だったの?って戸惑うのずるくてずるくて可愛すぎる!!

普通のおじさんなのが絶妙に可愛くて、あたたかみがあって、年相応なくたびれ感や投げやり感とか愛おしい。

おじさんが高校球児だったとかで、草野球シーンにも駆り出させるのも楽しかったです。他の商店街チームに負けるわけにいかんって頑張るおじさん達みんな可愛い。野球なんて全く分かんないのにお弁当作ったり試合に出たり…

伊月がどんどん夢中になって、距離が縮まってくのは楽しくて可愛くて、なのに!酔っぱらいの言うことだとしてもツラい…そこから、このままじゃいかんってなってくのもカッコイイ可愛いで良かったね良かったね…でした。

年下はちょっと無茶言うくらいが可愛いですね!!

1

ガチのおじさんがちと生々しいw

がっつり本気のおじさんだった。
表紙通りw
しかも受けw
がっつり本気の普通のおじさんだから、なんか生々しいというかw
せめて、攻めのイケメンの子が受けだったら個人的には萌えだったなぁと。

私は別におじさん好きではなく、イケメン好きだけど、今まで何作か読んだおじさん受けが嫌じゃなかったし、アリだったので、この作品もいけるかなと深く考えず興味本位で読んだんですが。

表紙で、これはほんまもんのおじさんやでと、わからせてくれていたのに、いざ読んでみると、ここまで本気なのは私には渋すぎるなぁ、と自覚させて頂きましたw

攻めの子がおじさんを本気で好きになって、あたたかい関係性がいいなと思いました。

0

後半ずっと泣きっぱなし

タイトルと表紙が魅力を表現できてない!
割引してたので買ったのですが、良かった、すっごく良かったです。
細やかな心情表現がすごくよくて後半は
泣きながら読みました。
どき、きゅん、うあ、と心情揺さぶらっぱなし。

すごく素敵な作品でした。
登場人物、みんな個性も性格もよくて。

メイン二人のやり取りがいちいち素敵で。
病気がちの人だったら体調悪化したんじゃないかってくらいドキドキきゅんきゅんしながら読みました。

初の作家さんでしたが、推し決定です。

1

イケメンと普通のおじさん

かわいいの〜♡
それほどおじさん好きではないのですが、
カサイウカ先生の描くおじさんは本当に可愛い!

おじさん好きの青年・伊月が便利屋の鉄晴に一目惚れします。
伊月は、鉄晴が壊した花瓶の弁償代わりに関係を迫る……
というもの。

軽い気持ちで近付いた伊月がいつしか鉄晴に本気になっていき、
鉄晴の身も心も欲しいと望むようになります。

この鉄晴がナチュラルに伊月を煽るのです。
ほっぺにチューしたり目の前で着替えたり、
なにより笑顔が可愛くてキュンとしちゃいました^^

ハッキリせずいつまでもモダモダしている様子も悪くなく、
なんだかんだで絆されて伊月に抱かれちゃうのも、
人の良さが出ていて憎めませんでした。
なにより、伊月を大事にしようと思う鉄晴に萌えた♡

再読でしたが新鮮な気持ちで読めました!

0

おじさん具合が最高

若者がおじさんに本気で恋するお話ですね。

イケオジは食い飽きたイケメン伊月。子供の頃から筋金入りのおじさん好き。
ある日やってきた便利屋さんの鉄晴にズキューンと。
くたびれてお金なくていつも働いてて、でも温かくていい人で。

キス一回三万セックス一回五万で鉄晴が割った花瓶の弁償を伊月が提案しますが、鉄晴は好きでもない子とは…って真面目で乗ってこず伊月も傷つきます。
初めてのエッチもこれで両思いになれた!と思ったら鉄晴から五万の話をされて、伊月は自分の思い上がりにドン底に落ち込んで。

でも鉄晴も実は満更でもない感じで。なかなか伊月の気持ちに追い付くことはできませんが、おじさんならではの事情もあり。おじさんの将来に責任とります!って伊月が本当に鉄晴を好きで。

なかなか落ちない鉄晴ももどかしくて良かったです。おじさん具合も!

0

おじさんの魅力を知る

おじさんかぁ、と恐る恐る読み始めたのですが新しい扉開いちゃったかも。
伊月が普通のおじさんである鉄晴さんに萌えるポイントがいちいち可笑しくて、作者さんのおじフェチを伝授されていくようでした。松田鉄晴と言う名前が絶妙におじさんぽいとか、とびきりダンディーでもなく日曜日のお父さんっぽくもない生活臭漂う普通のおじさんにきゅんきゅんしている伊月に、なるほどそう見るか!?と学習し、共感している読者さんがたくさんいるのではないでしょうか。
個人的にはおじさんなんて現実的すぎて全く萌えないし、若くて綺麗なものしか見たくないお年頃なのですが漫画ならではの新しい世界にこう言うところを楽しむのかぁと感心させられました。おじフェチにも、そうでない人にも是非試してほしい作品です。

お兄ちゃん思いの弟くんにはスピンオフで真逆のショタに走ってもらいたいですね。


0

どこかにいそうなおじさんだった

両思いなんて~のもだもだした感じが好きで、若者がおじさんにあれこれしちゃうんだろうなーと期待しつつ読みました。

読み終えて、なんか本当に普通のおじさんだったなと。かわいげとか、見てくれはおじさんだけど男気があるとか、包容力とか、何か1つでも魅力があるといいんでしょうけど、なんか本当に身の回りにいそうなおじさんだった。その辺が今ひとつ萌えられなかったかなー。逆に新鮮だとは思うのですが。

あと壊してしまったつぼの弁償代に抱かれるとか、ノベルスならありそうなファンタジー設定も、おじさんのリアル感に比べてなにか乗り切れなかった感じが。

ほんとにおじさんとの恋を描くなら、リアルな人間模様の方がよかったかなー。

というわけで、好きな作家さんなんですがせつなさとかが無縁のストーリーであまりはまらなかったです。

0

結構なダメおじだけど…

おやじ受けは大好物なんですが
思いのほかお金に困っていてびっくりしました…ww
鉄晴さんに勿論昔事情があったのはどうしようもない事でしょうけど
それなりに真面目に働いているなら
翌日のお昼ご飯の工面まで気にしなくてもいいぐらいは…と
リアルなところが気になってしまいました(ちっちゃ)

でも、いくらお金に釣られても
伊月が根っからの悪人だったなら鉄晴さんも絆されないと思うし
今迄散々イケおじと楽しんできたにも関わらず
鉄晴さんが初恋かも!?なんてウブいじゃないですか!
無理矢理でも無かったのにお金とカラダを交換条件にしたのを後悔するなんて
スレたお坊ちゃんじゃなかったんだなぁと安心しました。
髪を切ってからの方が断然恰好良かったですし。

今迄ひとりだったから、伊月に好かれて浮かれてる鉄晴さんの気持ちに
少なからず感情移入してしまいました…。
年を重ねた何もない自分に誰かが夢中になってくれるなんて
きっと想像もつかなかったでしょうし。
ただ、本人が気がついていないだけで、
その人の年輪みたいなものはわかる人にはわかるんだろうなぁ(伊月には)

伊月が野球のルールを知らない事に「え!?」となりながらも
鉄晴さんの為に頑張る姿は微笑ましかったです。

伊月の弟くんの伊織が可愛かったので将来有望ですね。
ちなみに伊月・伊織兄弟の母(社長)と秘書らしくかすみちゃんの体格が
とてもダイレクトな印象で(どんなだ)
最初なかなかお話に集中出来なかったのは私だけかもしれません…。

3

本当におじさんでした。

おじさん萌属性はそんなに無いのですが、このおじさんはかわいかったです。

中年おじさん故の「こんなおじさんでいいの?!」「こんなおじさんでもいいなら…」的な諦め感と言うか潔さもこのおじさんのよい所だったかと思います。

エロ描写は1回のHとラストに抜きっこのみですが、そこへ行くまでの、おじさんが潔い事を言ってた割には抱かれるのに抵抗がありモダモダしてる描写とかもとても良かったです。

最初から最後までおじさんはおじさんでした。

6

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