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表題作捕食者キスミくん

喜澄泰晴,雄馬への愛が重すぎる幼馴染み
藤束雄馬,「死にたい」が口癖の新米アナウンサー

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:漫画、あとがき

あらすじ

"死にたい"が口癖のちょっと困ったネガティブ新米アナウンサー・藤束雄馬は今日も今日とて己の失態に絶望中…。
そんな彼を前に「雄馬が死んだら俺が食べてあげるね」と爽やかな笑顔で意味深な言葉を投げかけるのは、幼馴染の喜澄泰晴。
本気とも冗談ともとれないその一言にいつも雄馬が前言撤回するという流れはもはやお約束…だったはずが、ある事をきっかけに喜澄の様子が豹変して! ?

こじらせ一途な肉食男子キスミくんのストレンジラブ♪

作品情報

作品名
捕食者キスミくん
著者
鳥葉ゆうじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784866691077
3

(42)

(6)

萌々

(7)

(16)

中立

(10)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
5
得点
116
評価数
42
平均
3 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数5

病んでるカレシ

攻も受も違う意味で病んでるカレシです。レビュー読んでそんな気はしてたんですが、光属性には向かない一冊。

受ちゃんは、『し●たい』が口癖という、商業BL界隈には珍しい?病みキャラ。自分の“居場所”確保のために八方美人を演じて疲弊するタイプ。

攻くんは、受ちゃんへの執着が異常値。「自分の知らないところでは幸せになってほしくない』と考えるタイプの、自分本位な愛押し付けマン。

両想いになったからよかったものの、、行動も完全にアウトです。グレーじゃなくて真っ黒。監禁!ゴー●ン!という感じ。

執着大好き、愛は重ければ重いほどイイ!という方は楽しめるかもしれません。

0

ポップに読めるヤンデレ攻

幼馴染同士の2人。
アナウンサーとして働く受、雄馬は毎日毎日がストレスの嵐。
「死にたい」とこぼす度に「じゃあ俺が食べてあげる」と返す喜澄。

そうやってヤンデレをチラつかせつつ、雄馬が頑張れるように背中を押す喜澄のスパダリっぷりがとてもキュンときます。
雄馬が自分で爪を切ってるのを見れば「俺が切ってあげるのに」と不満気に言い、
毎日テレビ局へ雄馬の迎えに行くことで周りに『俺のもの』アピールをし…と垣間見えるヤンデレじみた欲が最高。

序盤はそんなちょっと抑え目なヤンデレですが、雄馬に自分の愛を疑われたことで喜澄が一気に本気を出します。
雄馬を裸+手錠+目隠しでベッドに監禁。
それを咎めた友人に対して「雄馬にオレなしでいられなくなってほしいから」と返す喜澄の笑顔にはゾクッとしました。

その喜澄の思惑通り、監禁されたことで職場と切り離された雄馬は「職場に自分がいなくても誰か代わりがいるはず。自分は必要とされてないのでは?」「でも喜澄だけは僕を必要としてくれてる」と考えるようになり。
喜澄への愛を自覚し、受け入れる覚悟を決めます。
そのまま結ばれる2人。
まさに作戦勝ちといった感じで、喜澄の執着と愛を感じました。

愛が重いけど読みやすいヤンデレ作品。
絵柄も綺麗なのでオススメです。

0

痛くない、怖くない執着攻め


見た目が平凡そうですが、つり目アナウンサー受け。
攻めは爽やかスパダリイケメンで幼稚園からの幼馴染。

小さい頃、あることをきっかけに受けのことを「食べたいなぁ」と意識します。
とはいえ、実際に食べるなど過度な表現はなく、嫉妬や腹黒さなどヤバい雰囲気をチラつかせますが、大きな害も与えず…。
お利口なヤンデレさんでした。

軽めの監禁、ストーカーなどヤンデレとしてのテンプレ的な行為もしていますが、私には物足りなかったです。
このソフトさは、どこか少女漫画っぽさを感じます。

受けも最初はツンツンしてましたが愛される嬉しさを知り、スルッと受け入れ両想い。

痛くない、怖くない執着攻めを読みたい方にはオススメ!

0

病み度が凄い・・・

イラストが好きで衝動買いしました。
読んでみると・・・色々と、凄い・・・。

え? 何かって??
先ず、イケメンスパダリ男(喜澄)の幼馴染(雄馬)への愛が重い。
死にたいと言ってしまう口癖に対して「その時は俺が食べてあげるね」発言。
雄馬くんと同じくらい読んだ際にドン引きしましたwww

そして過去。
小さい頃からも凄い支配欲が渦巻いていて・・・

んではい、監禁。
鎖で繋ぐ、目隠し。
痛みから快楽へ。

もう溜まらん一品でした。

0

完全に病んでます☆

初読み作家さんです。
設定が、どストライクと言う事で購入しました。
監禁ものが好きな方、おすすめですよー!


まずこちら、完璧なイケメンながら幼馴染みへの愛が重すぎる喜澄と、「死にたい」が口癖でネガティブ気質な外面の良い新米アナウンサー・雄馬と言うカップリングです。

で、内容ですが、完璧なヤンデレものです。
外面が良いばかりに、ついつい仕事で無理をしちゃう雄馬。
雄馬を好きと言ってはばからない喜澄は、ストレスから「死にたい」と言う彼に、「その時は食べてあげるね」と笑顔でいつも告げ-・・・といったものです。


個人的に、ヤンデレ攻めが好きだったりします。
特にこちらの喜澄、かなりの執着系なのですね。
細々と雄馬の面倒を見て、また無邪気な笑顔で「大好き」と繰り返して彼の心に入り込む。
ジワジワと雄馬の生活に浸食し、いつの間にか自分無しではいられないように画策するのがゾッとくると共に萌えると申しましょうか。
何だろうな・・・。
一見好青年なのに、その実かなり病んでると言う二面性がすごく上手に表現されてるんですね。
笑顔でありながら、全然目だけが笑ってなかったり・・・。
この攻めにロックオンされちゃったのが、雄馬の運の尽きみたいな。

で、ここから更に萌えるのですが、自身の感情に混乱した雄馬が逃げを打つ-。
そこで本性を出した喜澄が監禁と言う流れです。
この監禁生活がですね~、素っ裸のまま鎖で繋いだり目隠しして身体を好きにしと、監禁もののお手本のようなもの。
個人的に監禁ものが大好きでして。
もうこのシーンだけで購入した甲斐があったよ!!ととても楽しく読ませていただきました。


ただ微妙に引っかかる部分なのですが、雄馬の感情の変化が唐突過ぎるような・・・。
何故この流れで「抱いてくれ」になるのかよく分かりません。
まぁ、期待通りの展開なので、いいっちゃいいのですが。
あと、喜澄のキャラクターが時々理解不能。私の読解力の問題かもしれませんが、キャラがブレてるように感じます。
とりあえずそれも含めて、その不安定な感じがゾッときたりもしますが。

と、ヤンデレ好きには楽しく読めました。
内容的にはライトですが、執着系がお好きなら楽しく読めると思います。

5

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