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表題作壁越しの男

東金 雪人,32歳,堅物な官能小説家
世良 晃,22歳,マンション隣人,デリヘル

その他の収録作品

  • 新しい家のこと
  • プレイのこと
  • カバー下 キャラ紹
  • あとがき

あらすじ

隣の部屋に越してきた隣人の騒音に悩まされている小説家の東金。
夜な夜な聞こえてくる"男の喘ぎ声"のおかげで、
仕事には集中できず、ストレスも日に日に溜まっていく始末。
憂さ晴らしにと、その隣人の男・世良をモデルに許可なく小説を執筆していたが、
本人に知られてしまい、訴えない代わりにご飯を作れと頼まれた。
それ以降、世良が頻繁に部屋を訪れ懐かれてしまい――?


堅物なのに書く小説は妖艶でいやらしく
とびきりエロい官能小説家の隣人はえっちなおにいさん!

「先生どんなセックスするの?」


堅物エロ小説家×無邪気ビッチの隣人ト[ラブ]ル★

作品情報

作品名
壁越しの男
著者
佐久本あゆ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801962866
3.3

(53)

(5)

萌々

(21)

(19)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
172
評価数
53
平均
3.3 / 5
神率
9.4%

レビュー投稿数11

後半かなり好きです

エロ小説家の東金が隣人の騒音に悩まされる日々を送っていると、ある日隣人と対面。世良と名乗った隣人は、毎日の様に男を連れ込む。
隣人を知ってしまい、気づけば家にやってきて、夕飯まで食べるようになった世良に、不快よりも心地よさを感じ始める東金。。。


ただれた生活の世良が、先に東金を好きになったことで、生活を正そうとする健気さや、それまで掴みどころのない感じだったのに、年相応になるのが、可愛らしかったです。
東金がデリヘルで世良を呼んだあとのやり取りが、すごく良い!
緊迫した感じになるのに、急に気の抜けたコマが入ったりして、そのおかげで互いに気持ちを伝え合う事ができたし、世良の嬉しさがジワッとくるんです。
嫉妬深い東金もいいですね!

0

表紙のデザインはいったん忘れましょう。

ノゾキアナの男ではなく「壁越し」なので、表紙のイメージは一端捨ててください。
(これネタバレになるのかな?)

カタブツの作家×性的に奔放な隣人

隣人の喘ぎ声が聞こえてきて原稿に集中できない!!!
からの「なんでか隣人がベランダ越しにやってくる」はなかなかのインパクトでした。
その隣人をネタに使ったのが本人にバレてどうなるかと思ったら
「あ、え?そうなるか?」
でもうびっくりの連続でしたねぇ。

ペースを乱されて翻弄される攻め、がみたいならぴったりですね。

0

隣のHな子

壁越しに聞こえるHな声が気になる、堅物小説家。隣人は売りをしているようで、毎晩の騒音にイライラしている。
という出だし。

受けの世良は可愛い感じですが、人懐っこく甘え上手。ベランダ越しに東金の家にやってきて、ご飯をねだったりする。
そのうちに東金も世良を可愛く思いますが、誘いにはのらない。離婚歴があり、恋愛に臆病になっている。

二人をくっつけようとする嬢さんたちが微笑ましい。
色々あって、ようやく東金が素直になってハッピーエンド。色んな壁が破られました :-)

1

とっても“焦らしプレイ”なお話でした♡(読者的に)

隣の部屋から男の喘ぎ声が聞こえて・・・なんて一見ありがちすぎるネタなんですが、即物的なエロさにもっていかず、フェティッシュに官能的に“そそる”。
想像して萌えるタイプの人にはきっととてもエロティックに感じられるんじゃないかと思います。
私は堅物メガネのツンデレ攻めが性癖ド真ん中なもんで、攻めのツンデレっぷりにもトキメキながら楽しく読みました♡
エロもストーリーもどちらも萌え萌えの良き1冊でした!

官能小説家でありながら真面目で堅物の〔雪人〕が、隣に引っ越してきた男〔世良〕の夜な夜なの喘ぎ声に悩まされているところから始まるお話。

良かったのは、受け(世良)のキャラかな?
表紙のビッチ顔からツーンとした猫キャラをイメージするんだけど、実際は人懐っこくて元気のいいワンコ。自分から攻め(雪人)に餌付けをお願いして、作ってもらったごはんをおいしそうにパクパク食べてる姿が可愛いです。
そんなキャラだから、壁の向こうから聞こえる喘ぎ声がギャップとなって余計にそそるんですね。
オマケに雪人は官能小説家。人並み以上の想像力で壁の向こうで乱れている世良を想像して、部屋で一人じわじわと煽られていく感じがエロい。
世良は世良で、雪人の小説に登場するセリフを壁越しに雪人に聞かせるように言ったりして、別の男とセックスしながら意識は雪人と、という感じもなんかエロい。
「直接触れ合わないエロ」いいですね♡
物理的に壁が一枚挟まっている二人の距離間がじれったくて萌えます!

タイトルの「壁越しの男」というのは、この物理的な壁を指している以外に雪人の精神的な壁の意味合いもあります。
雪人は【あと一枚】をぶち破らせてくれない手強いキャラ。
真面目で面倒見がよいから、あ、これはいけるんじゃない?ってとこまでは簡単に他人を踏み込ませるし締め出すこともないんだけど、うっかり絆されて〜は絶対通用しないタイプ。
このタイプには世良の人懐っこさも効かない。打つ手がない。諦めるには離れて忘れるしかない。
そんな焦らしプレイのストーリーに焦れ焦れさせられまくった末、ようやく雪人の方から扉をあけてくれる嬉しさはひとしおと言いますか、それどころかとんでもねー独占欲を見せつけてくる堅物メガネのツンデレっぷりマジ最強と言いますか、最終的には雪人が完全に私の理想のツンデレ攻めだったってことに尽きますね!!

描き下ろしで、官能小説家だけど実際に言葉責めするのは抵抗ある雪人が世良にお願いされて羞恥に耐えながらやらしいことを言う(しかし官能小説家なので当然才能がある)のが、これまたなんともトキメキ度が高かったです。
ツンデレ攻めが恥ずかしがりながら言葉責め♡
ツンデレキャラゆえの尊さがあって最高に萌えますね♡♡
新しい萌えの扉が開きました。

1

世良が謎すぎる

この作品、本当は読み切りの予定だったんですね。
1話だけで終わりだとしたら、かなり嫌〜な感じの後味になりますね。
通して読むとハッピーエンドなので、終わり良ければすべて良しと思えます。
途中、世良が不特定多数の男を連れ込んでいたり、無理やり襲われたり売りをさせられたり、モヤっとする場面は多々あります。
先生は、初めから世良の誘いには簡単に乗らず、上手くかわしているので好感をもちました。
くっついてからは、世良が積極的すぎて先が思いやられるというか…先生が心配になりました。
どうか、お幸せに…。

3

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