おまけ付きRenta!限定版
性感エステ、俺にシてください。
女性専用性性感エステの出張ホストの圭と、それを利用しようと予約した男子学生の成瀬。。。
ギャグとシリアスとエロが交差する。
まさにその通りの作品だった!!
リアルな絵で、ギャグとかもう笑えるし、自分の性癖に泣きわめく様は、シリアス通り越して怖ささえ感じるくらい。
でもね、泣いちゃいました。幸せの後にやってくる孤独とか、泣かずにはいられなかった。
このレビューは、ネタバレしないで薦めたいから、詳しくは書きませんが、本当にいいお話なんです!!
絶対この世の中には、主人公の成瀬みたいに思い悩んでいる人が沢山いるはずだから、読んで欲しいなぁという期待を込めました。オススメです。
コメディもシリアスもスピード感が凄いです。
それでいて展開に有無を言わせない圧を感じる作品でした。
二話の途中まで完全にコメディのノリで、ずっとコメディで読みたいくらい楽しかったです。
シリアス展開に入ってからは絵の力が強すぎて画面から顔を離しました(笑)
感動より恐怖が先立つ感じのテンション。キャラクターが情緒不安定で狂気を感じます。
感情の器のくだりが私にはイマイチ理解出来なかったのですが、ここの表現から雨のシーンで入水心中エンドでも迎えるのかと思ってビビリながら読みました。
全くそんな展開にはならず、最終的にコメディのノリで無理矢理ハッピーエンドを迎えます(これもまた原点回帰?)。
序盤のコメディはシンプルに笑えたのですが、ラストの同じスーツを身にまとった量産型ホストに囲まれて祝われるシーンは若干不気味でした。
白昼夢っぽさがあるというか、間違いなくハッピーエンドなのに脳が勝手に恐ろしさを受信してしまいました。
あまりに圧が強すぎて評価が難しいというか、なんだろうこの……説明出来ない謎の感覚(笑)
とにかく作品全体を通して感情の起伏が激しいです。
BLとして萌えたかと言うと微妙ですが、フリーフォール乗ったみたいなガックンガックンする感じが癖になると言うか、唯一無二の魅力がある作品だと思いました。
本当の意味でのノンケ攻め。
というと煽り過ぎかもしれないけれど、
数多あるノンケ攻めの中にはどこかしら受けとの関係性から
憎からず思ってたり、逆に嫌悪感を持ってたりで少なからず受けの事を出会いから
「意識はしてる」
というノンケ攻めさんが多い気がします。
そこに来てこの作品での攻めの圭さんは、「仕事として」女性用の出張ホストをしているので受けのなるちゃんとの関係性って全くのフラットスタートなんですよね。
プロとして仕事を全うするのでなるちゃんが「男である」事に対して
自分の普段のお客様である女性と大きくは変わらず特別に想う事は、いい意味でも悪い意味でもナイ。
最初の原点回帰コースも決して嫌悪感で取った対策でもなく、プロとしての仕事を全うする為、として取った行動だったとも思えるし。
一方、受けのナルちゃんの願望である「相手がノンケである事が大事な要素」。
これは、ホントに同性愛者である子達でないと分からないし、彼らに取ってもその重要度は千差万別!
なるちゃんみたいに異性を想うように自分を見ては欲しいけど女としては扱われたくない子も居るし、相手がどう思うかよりも自分が単にノンケの1番になりたい!って子も居るし。。。
これって実は異性間恋愛でも無くはない。
「○○な人じゃないと好きになれない!」という拘りがある人も、「気付いたらいつもこの手の人を好きになっちゃう」…とか。
つまり、なるちゃんのこの願望ってめちゃくちゃ
「恋愛リアルあるある」
だと思うんです。
ほんと、とっても実は【普通の事】だと思うなぁ。
この設定をホントに上手に笑いと話の軸になる想いを「絵」と「セリフ」で魅せてくれています。
特に「小物達を使った絵」での笑い!これはインパクトあって今迄笑った事の無い笑いな気が今でもしています(≧▽≦)
すごく良質なBL作品だなぁー、と改めて思いレビューをカキカキしてみました♪
ちょっとだけ絵の不安定さは正直気になる所でもあるのですが、、、
それを上回る『内容』への満足感が高く『神』評価作品です♡
独特の温度差が、なんでしょう
学園ハンサムとかでたまにラフが出てきて驚かせてくれるような、それでいていきなりドシリアスしてきて驚かせてくれるような
個人的にその温度差が印象的で、はっちゃけてるなーやったなー!って感じがSUKIです。
・文章で説明しにくい味があるので
読んでみてくださいとしか言えないような…
・でも文章で説明を試みてみると
お金払って出張ホスト予約したのでえっちなのおねがいします!→よーしお兄さん頑張ってしのぐぞー赤ちゃんの気持ちになってねーお母さんのお腹の中にいた時を思い出そうか~えっちはしませんサヨウナラ!→ここから恋愛するかもしれない→「リアルホモ発見」とかいっちゃう周囲の目に泣きそうな受けくんの手を取って二人で夜の都会を走ったり→みんなに祝福されてめっちゃいいかんじでしめるやん!
感情曲線がジェットコースターで振り切ってる・温度差でブワッと盛り上げる演出テクニックのすさまじさを感じました・お化け屋敷でお化け出てきたみたいに感動がきた。そんな体験でした。びっくり箱みたいな1冊でした。
ホスト×大学生の客
始め、この二人のテンションに着いていくのがやっとでした…。
受けもボケるし攻めもボケる。
攻めもカッコイイし色気もあるのにボケる。
そのノリに周りも割と乗る。
かと思えば、受けのゲイとしての生き辛さを味わった過去に真剣になったり…。
雰囲気の切り替えが読んでいてちょっと疲れてしまう、何とも不思議な空気感の作品でした。
クスっと笑えるシーンがある明るめのBLが読みたい!という方にはオススメです。
電子は大きめの白抜き修正。
度々登場したデ〇ルドも修正かかってました。
あと、表紙の金髪受けの眉毛がないのがちょっと違和感が…(笑)