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double standard
『ミスター・フィクション』は、ゲイとノンケでありながら、お互いのサンクチュアリ(聖域)に秘めていた想いを成就させた大人の純愛でした。
その二人を引っかきまわした当て馬が、今作の主人公・佐伯です。
佐伯は元カレとして揺さぶるなんてかわいいものじゃなくて、雨宮が梶に嘘をついているのをバラすと脅して、雨宮を抱き続けます。
(※雨宮×梶の関係では、雨宮が抱く側なんですが)
でも二人が恋人になると、雨宮に未練がある風でもなく、普通に受け入れる。
佐伯は心療内科医だから心の揺れに興味があって、ただ雨宮を弄び、梶の反応を楽しんでいただけなんだなって、なんとも鬼畜でブラックな男!
そんな佐伯がどんな風に恋に狂ってしまうのか?
前作の時から、佐伯のストーリーを心待ちにしていました。
佐伯の心療内科クリニックに、風俗黒服のリクがキャストを連れてやってきたのが出会い。
佐伯の部屋の前で、リクが酔いつぶれていたのが二度目の出会い。
いちおー佐伯も医者なので、部屋に入れて介抱してあげると、リクには乳首ピアスがついていて、反応から調教されてそうなのに興味を持つ。
面白がって、ちょっかい出すのが佐伯の悪いクセ。
佐伯は、リクのことを「小奇麗な珍獣」扱いで、手を出して楽しんでいたのだけど…
リクにはソックリな双子の兄・ロクがいて、リクを調教しているのが兄のロクであり、リクがロクを怖がっているのを知る。
そして、心療内科医の経験値から、ロクの策略にリクがハメられているのにも気づく。
佐伯の助言もあって、リクはロクから離れようとするけれど、弟に執着しているロクがそれを許すはずもなく…
刃傷沙汰のド修羅場に!
佐伯はとっさにリクをかばってしまうくらいに、リクのことを大事に想うようになったんだなっていうのがわかる一瞬です。
リクはちょっとおバカで純朴な良い子です。
感じやすい反応も佐伯好みで、遊んでるつもりが、いつの間にか手放せなくなっていったのはわかります。
でも佐伯はロクから社会的に抹殺されそうになっても、どこか飄々としたまま。
リクを大事に想い、佐伯なりに恋人として大事にしていこうとしているのも伝わってくるんだけど、佐伯がみっともないくらい本気になってるところが描かれていなかったのが残念…
佐伯がリクを”飼う”ことになっても(恋人になっても)、佐伯は元カレの雨宮に楽しそうにちょっかいを出すし、佐伯は前作のイメージのままでした。
物語のすべりだしは、落ちるつもりがなかった恋に落ちてしまったのを予感させるもので、あの鬼畜でブラックな佐伯がどんな風に本気の恋に落ちて、ぶざまな様をさらけ出すか期待してたんだけどなぁ…
佐伯が心療内科医を選んだバックボーンもチラッと語られていますが、佐伯の人となりももっと掘り下げて欲しかったです。
あとロクがリクに執着している理由も知りたかったなぁ。
感じやすいリクはかわいいし、佐伯もまったくブレてなくて、ストーリーもおもしろかったけど、私の期待とはちょっと違うものでした。
ミスター・フィクションの時は本当に佐伯先生嫌なやつだと思ってしまっていたんですが、今回のコミックスを読むと少し印象が変わりました。
自分の委員に黒服としてキャバ嬢の付き添いできたリクとまさかの再会で、介抱することに。
最初は興味本位の方が強かったと思うけど、リクの面倒を見ているうちに徐々に情が湧いてきたみたいで、かなり面倒見が良くて、意外でした。
ミスフィクの時の印象が悪かったので、凄く今回の作品を読んで好感度が上がりました。
リクの双子の兄のロクがかなりなサイコ野郎で怖かったです。
今まで、ロクに悪いように悪いように刷り込みされていたリクだけど佐伯先生と出会ったことで、兄とも向き合うことが出来るようになって本当に良かったし、これからリクには幸せになってもらいたいです。
前作でもかなりエロ多めでしたが、今作でもリクが兄につけられた乳首ピアスがHの時いじられてかなりエッチでした。
佐伯先生って他人にあまり今まで執着しないっぽかったけどリクはかわいくて仕方ないって感じなのが萌えます。
『ミスター・フィクション』のスピンオフということに、読んでいる途中で気が付きました。
いやー、ボリュームたっぷりですね!
かなり読み応えありましたが、気になる展開で惹きつけられました。
佐伯の専門が心療内科ということもあり、かなり心に闇を抱えた人がたくさん登場します。
薬物依存とかブラコンとかリスカとか…こんなに重い話にして大丈夫?と心配になりましたが、その分佐伯とリクのやり取りは軽めでしたね。
リクの兄・ロクの執着も収束させ、なんやかんやうまくいってしまった…という感じですが、大きく広げた割には、上手く収束させてくれたように思います。
重たい話でしたが、リクがとてもいい子だったのが救いでした。
これからは人の役に立つ仕事についてくれるのでしょうね。
佐伯は…相変わらずよくわからない人でしたね。
ドSでもいいけど、もっと溺愛攻めに転じて欲しかったな…その方がきっと萌えました。
ロクと友人の仁がロクでもないけど、非常に気になりました。
萌え要素たくさんありそう…
Qpaっていうことでストーリー的にはあまり期待していなかったんですが、いい意味で裏切られました。
双子の兄、ロクのツテで、風俗店のボーイをしているリク。でもいい子で、担当の子の面倒を一生懸命見ている。精神的に心配な子を連れてきた先にいた、ちょっと冷酷そうな精神科医。それがなんとお隣で。。
隣同士というのはなかなか有り得ない設定ですが、兄に縛られているリクとの関係を進める上では効いてきていたように思います。
体も、また仕事や精神的にも兄に縛られているリク。腹黒くなんでもやる兄とは違い、すれておらず人を疑うことを知らない。これは双子という形で表現された人間の二面性なのか?と、精神科医ものだけに考えたりしますが、難しいことを考えずとも楽しめます。
特に、兄に縛られるリクがどうやって解放されるのか、弟に執着する兄が攻めの医師、圭吾を陥れようとするが、どう切り抜けられるのか?とストーリーにハラハラさせられます。
読み物として面白かったし、拗ねたり恥ずかしがったりするリクがかわいくて、おじさんドSな先生の目線で恋愛としても面白い。
先生、圭吾が、いつまでもヘラヘラしたキャラながらちゃんとリクを大事にしているっていうのもオシャレ。
続編でないかなあ。
凄い面白かったです。
佐伯とリクの恋物語ですが、かと言って佐伯の印象が良くなるわけでも無く据え置きです。www
相変わらず意地悪だし性格も悪いわだし、リクにちょっかい出した事によって兄のロクによってどんな目に遭わされるんだろうとちょっとワクワクしたくらいでした。
でもリクの兄のロクの方が糞過ぎて、いつの間にか佐伯を応援してしまってました。
リクもチョロくておバカだけど性格良くて可愛くて、応援したくなってしまうんです。
そんなリクが佐伯に甘えて拗ねたりする表情がとても良かったです。
兄の支配下から漸く逃れて幸せなんだと思うとキュンとしました。
ちょっとロクと仁のその後が中途半端な感があるので、そのうちこの二人のスピンオフとかもあるのでしょうか?
どんな時も余裕綽々な佐伯なんですが、2巻のあらすじを読んでとても楽しみになりました。2巻でこそ佐伯の印象が良くなる事を期待します。
◾︎佐伯(心療内科医)×リク(風俗の黒服)
「ミスター・フィクション」のスピンオフです。そちらビューで佐伯が倫理観ないって書いてたんですが、こういう人間だったか…倫理観とかそういう次元の人ではなかった最早。
この1冊で色んな問題はあんまり解決も進展もしてない気がするのに、なんだか大団円っぽくなっている謎の作品です。
医師というお堅そうな職業の人が畜生のど変態って最高ですね。最終的に焦ったり人間らしいそぶりを見せてくる作品は多いと思うのですが、佐伯は最後まで畜生のままで大変嬉しかった。貫いてくれました。
リクはずっとエッチで可愛いし、ガチ兄に調教されて騙されて、それでも可愛さ保ってる感じたまらない。
甘い嗜虐作品が好きな方にオススメな一冊でした。
完全にハマってますね。
途中まで『ミスターフィクション』のスピンオフだとは気付かずに読んでました。
佐伯に対する脅しネタで「サッカー選手?あれ?」って、やっと気付いた次第で。
読み返そうかと思ったのですが、あちらは地雷満載なので悩むところです。
というか、「佐伯の元カレは外科医でサッカー選手と付き合っている」という事実関係だけ分かれば、多分読まなくてもこちらだけで十分読めると思います。
記憶の彼方で「嫌なやつだった」という印象だけは残っている佐伯。
この佐伯が、おばかで単純、疑うということを知らないという意味で純粋、そして淫乱に躾けられたリクと関わったことから、どんどんリクにハマっていくという話です。
地雷多めに立場からレビューさせていただきます。
心療内科医という職業柄も加わってか、終始飄々として、一歩引いたところから自分たちの関係を見ているような佐伯ですが、結構早い段階からリクに対する執着のようなものが見えるので、「面白そうだから調教しちゃおうかな」という言葉から受けるような嫌悪感はそこまで感じませんでした。
なので「愛のないお遊びの調教、最低!」という方でも読めると思います。
リクを洗脳して飼い殺し状態にしている双子の兄・ロクの存在が、「ガチ兄弟無理」「病的に執着し合う双子無理」「小賢しく誰かを陥れて自分の支配下に置く調教系無理」という方には厳しいかもしれません。
でも毒にしかならない「切っても切れない血の絆(呪い、かな)」を断ち切っていくというストーリーなので、最後まで読めば確実にスッキリします。大丈夫です。
「自分に自信のないキャラはどうも…」という方も、リクに意識の変化が起こってからは安心して読めます。
むしろリクをコントロールしているロクや佐伯が、実はコントロールさせられているのでは?と思えてくるので、「どうしても無理」という方以外は問題ないです。
というわけで、「調教」という結構地雷になりそうなテーマでしたが、そこまで重くならずに読める作品でした。
「もっと幅広くBLを楽しみたいのに地雷が邪魔をする!」という方は、ここから試してみるのもいいかもしれません。
『ミスター・フィクション』で梶と雨宮の恋路を邪魔していた佐伯の新たな恋愛について描かれています。エロの比重も結構大きいですが、ストーリーもしっかりしていてはらはらするようなシーンも多くあります。受けのリクの双子の兄であるロクは、昔から弟に対して愛憎入り混じった感情を抱いている様子。愛しているから自分に従順であって欲しい、そんな屈折した想いを性行為も含めて弟にぶつけています。佐伯とリクの恋愛ストーリーであると同時に、リクがロクから解放されるための物語でもあるんですね。私はただロクが怖いとは思えず、早くにいなくなった両親の代わりにリクと同い年でありながら自分の手を汚してまでもその面倒を見てきたわけですから、今でこそリクへの仕打ちは褒められたものではないものの、リクはその恩を忘れるべきでない相手だと思いました。彼にもちゃんと想ってくれている人がいるようで良かったです。ロク視点での話も読んでみたいですね。
ストーリーもエロも十分に楽しめたのですが、唯一気になったのが佐伯のあまりにも上から目線の言動です。個人的にドSにはまったく抵抗感はないはずなのですが、いらっとくる言い方が多かったような…。自分も序盤からリクにハマりそうだったくせに、いちいちリクに罪悪感を感じさせるような言い方をするからかもしれません。佐伯というキャラをあまり好きになりきれませんでした。ここはクールな表情でいて欲しい!という場面でにやつくコマも多かったのも原因かもしれないです。ただのスケベ親父みたいに思える時があるというか。普段から傲慢だし、情事だけ見るとロクとやっていることは大して変わらないので、もう少し彼との決定的な違いを感じられるような言葉だったり態度だったりを見せてくれたら良かったかなと思います。総合的に見て萌評価にしました。
あのミスター・フィクションの佐伯のお話です。
正直大嫌いでした。
うーん、リクと兄の関係はなんだかなー。歪んだ愛ですね。なぜそこまで弟にトラウマを植え付けてがんじがらめにして、まわりくどい真似して縛るのかなあ。
忘れそうでしたがガチ兄弟物ですよね。
そんなところに佐伯とリクが知り合い…。
佐伯がリクを救って兄と縁を切らせて立ち直らせて良かったんですけども。
佐伯の意地悪攻めがねえ。あんまり萌えませんでした。
リクが素直に意地悪に振り回されて可愛いんですが…。
そんな佐伯もリクに正面から告白してめでたしと。
腹黒攻めは好きなんですが、佐伯の腹黒も役に立って良かったんですが、やっぱり佐伯は苦手かな。
夜社会特有のドロドロ、兄弟の確執(キンシンソーカンあり)、流されやすく素直(結構おバカ)な受、スパダリタイプで意地悪だけど面倒見のいい攻、あたりがお好きな方にオススメです。
エロは!とてもいいです。すぐとろっとろになっちゃうリクくん可愛いし、リクくんの「せんせー」呼びも萌える。
でも、、ちょっとチョロすぎる(子供っぽすぎる)のがあまり好みではなかったです。もちろん、育ってきた環境から仕方がない部分もありますが、あまりの流されっぷりに読んでいてヒヤヒヤ、を通り越しそうでした。メンヘラちゃん大量発生も、裏で仕組んで、的な展開もあまり好みではないかな?
一方のサエキ先生。本当はプライド高めなデキルオトコを赤面させるのが好きなのかな?と思って読み進めました。ただ、先生の家庭環境から、「リクにハマる理由」がきちんと見出せるので、こちらは納得感あり。