特典付き
「俺以外に縋るのは許さない」
とても歪な執着愛です。私は刺さりましたが好き嫌いの分かれる作品だとおもいます。
内容は過激で胸糞展開も多いです。
理人も大我もお互いに執着し依存しています。特に理人は大我を自分に縋らせるために大我を苦しめます。
お互いに方向性は違えど幼少期に親から虐待をうけ認識や感情が歪んでしまった2人。続編でもありましたが、理人にとってまさに家族は反吐が出るような関係を指すのでしょう。故に大我は弟、家族なんて関係ではないと。
大我は誤解し理人に嫌われたのならと自殺を試みます。未遂に終わった訳ですが。
理人にとっては大我の生死すら自分が握っていると知り歓喜だった様子。
なんて歪な関係でしょうか。
好きな方は是非続編も読んでください。
後半は繋がりのない全く別の話が2つ入っています。そちらは私にはあまり刺さらなかったです。
表紙に惹かれて購入しまして。
試し読み、あらすじを確認しない私が悪いです。すみません。
なので本当はしゅみじゃないなのですが、中立で。
1話から胸糞な内容でこれがどうなるのかなと読み進めました。
が、ずっと気分悪いだけでした。
異常者による犯罪好意を見せられ続けた。
これも全て愛ゆえだというお話なんだろうなと途中でわかりました。
それだけ。想定外の衝撃とか深みとか厚みとか裏切りとか何もない。
よく似た絵柄で同じような作品があったなぁと思い出しつつ。
高校生がキング?となった所で嫌な予感はしていました。
ただ闇で異常行為でエロくて、全部愛だからなんだよ〜の一言で片付ける作品が苦手です。
■薔薇とヘドロ(表題作)
サイコパス攻めとクズ受け(クズなのは最初だけで、根本は攻めに依存してる受け)のお話です。
最初は、受けがクズすぎて引きました。ですが、大好きな攻めに冷たくされ、嫌われたと思って、自殺未遂するくらいすごく弱ります。受けへの認識が最初と最後でかなり変わります。最悪な印象から可哀想に変わって、受けへの嫌悪感がなくなります。受けがクズだったからこそ自業自得(仕組まれてもいましたが)なところがあるので、可哀想すぎるとならずに済んでいるので、バランスがとれているなと思いました。
攻めの執着具合もすごかったです。攻めが受けにキレた後、中学生時代のエピソードがあって、受けを眠らせて自慰する場面があるのですが、その時の表情が恍惚とした表情で、受けにすごく執着していることが伝わってきます。
■幼なじみ
リバです!最初受けだった子が、攻めに怒って腹パンして俵担ぎする場面は、すこし驚きました。最後、ちゃんとお互いの気持ちがわかってハッピーエンドだったのでよかったです。
■片恋トライアングル
受けと同級生の攻め(受けとキス等はしてませんが)、受けより年下の攻めが出てきます。同級生の攻めはかっこよく、受けより年下の攻めはめちゃくちゃかわいいです。三角関係の組み合わせとしては、珍しいなと思います。
だいぶんとヤバかった。
かなり歪んだ共依存。暴力満載でエグい!胸糞…怖い…2人はハッピーで良かったね!と高らかには言えないけど読み進めてしまう!!
他2編はリバ、ショタで愛情深くて面白さもありつつ、うぇっともなりつつで、濃ゆい1冊でした。
ショタは地雷だけど、押せ押せショタ攻め、DK2人の三角関係、ギャグ見が強いから読めました。ショタとDK攻めが取り合う構図で「罪と咎」にも続きあるんだけ結局どうなったのか…読まずにはいられません。インパクトすごかった。
とんでもなくネタバレしています
胸糞な話だと思ってたけど、いざ読んでみると全然良い話でびっくり(胸糞も大歓迎ですが)
最後好きと言い合っているし(理人がふつうの好きという意味で言っているかどうかは別として)もうこれはふつうの山あり谷あり最後はハッピーエンドの話なのでは?と思うほど。このような流れの話が好きなので神評価なのかもしれません。
自分的神ポイントとしては、気持ちがすれ違い自分はおもちゃなんだと思った大我が、理人の部屋で理人が部屋を出た間に、カッターで首を切ってしまうところ!入院もしていて酸素カニューレもつけていたので萌える人は萌えるのでは!と思います⸜( ´ ꒳ ` )⸝
あとひとつは、病室で、理人に好きだと言われ、それだけで身体を震わせイッてしまったところですかね〜!可愛かったです。
可哀想は可愛いですからね!
性癖ドストライクな作品を読めてよかった!
extra editionも良かったです♡