• 紙書籍【PR】

表題作きみはぼくを自由にできる

稲葉 高校生
遥 美術予備校講師

あらすじ

傷つけられ、翻弄されて……それが彼の復讐。
失恋のせいで、無気力に生きる遥。講師として勤める美術系予備校に入ってきた高校生、稲葉の存在が遥の生活を一変させる。遥の弱みを握った稲葉は、肉体関係を迫り…ドラマチック・ボーイズラブ!

作品情報

作品名
きみはぼくを自由にできる
著者
金丸マキ 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784086005623
3

(3)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

コバルトらしからぬ作品

暴力を振るう攻めは嫌いなのですが・・・
なぜだか今作品の攻めは許してしまいました。。

受けが学生時代付き合っていた人の子供と受けが付き合うわけですから、内容的にはかなりドロドロです。
攻めは最初、受けをうらんでいますし、受けも昔の恋人の子供だときづかないまま、昔の恋人(攻めの父親)を引きずってますし・・・。

苦手な人はとことん苦手でしょうから、万人にオススメできるというわけではありませんね。。

0

年下攻めは良いッスね~

金丸マキさんの痛い系の作品です。
受けは年上の絵画の先生なんですが、攻めの生徒に、ビシバシ暴力を振るわれてました。
「ひー、コバルトなのにいいんかいな…」と思ってしまったw私、BL小説が主流になる前のコバルトにハマってたもんで。氷室冴子とか新井素子とか藤本ひとみの時代の話です。

過去の手痛い失恋のために、無気力な生活をしていた受け。
で、男を誘ってる場面を、攻めに見られてしまう。
攻めは受けを脅し、関係を強要する。
自分のテリトリーに容赦なく入ってくる年下攻めに、年上受けは翻弄される。無気力人間じゃいられない生活に突入するのだ。

ラストにきっちりオチがついて、まとまりのある話に仕上がっていました。
面白かったです。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP