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好きだった同級生にゲイだということをバラされ気持ちを踏みにじられたカナは、大学では自分のマイノリティを隠して生活していた。
そんなときに、友だちと参加した合コンで自分はゲイだと明かすケーゴと出合い、カナの性癖を見破られる。
その帰りに何故かケーゴとHをしてしまい。。。
ノリが良いケーゴだが、何かを隠してそうな雰囲気。ズカズカくるケーゴを避けたいカナも過去を思い出して沈みがち。
絵柄は可愛らしい爽やかな感じですが、2人の根本にある重苦しい感じが作品のイメージを少し変えている。私は嫌ではなく、クセになりました。
互いに似た2人なので、認め合うまでかかりますが、惹かれ合うと素直になれず、反発し合いながらもデレっているのがたまりません!
読み返し。
過去のトラウマから、 自分がゲイだと言うことを隠して生きているカナ。
合コンで女の子サイドに混ざってやってきたケーゴは
自分はゲイだと平然とカミングアウトします。
そして、誰もいないところで「ゲイだよね?」とカナに聞くケーゴですがー…。
カナのトラウマはすごく辛いものがあって
だからこそ自分を隠して生きてるカナに
幸せになってほしいなぁと思ってたのですが、
ケーゴが最初何を考えてるのかわからなくて
大丈夫なのか!?と思ってしまいました。
読みすすめるとそれぞれに傷があって
これは恋と言えるのか?と思いましたが、
きっと恋はもうすぐそこにあるなぁと
最後まで読むと、そう思わせてくれました(*´ω`*)
『ノーダウトライラック』という作品に
この本編の二人のその後が描かれているので、
この作品が好きな方はそちらも読むことをおすすめします(*´ω`*)
2人ともゲイで、1人は嫌な意味で勘のいいマイペースで、もう1人は素直な真面目。圧倒的に釣り合わない2人が半ば攻めに絆されるみたいに落とされてく話。最初こそ読んでて攻めの執着さに怖いとこあるけど、こういう攻めは大体病み抱えててひたすらに話が重い。
でもこの2人なりにそれを一緒に死ぬまで抱えて、多分このふたりは一緒に死んでいくんだって未来が容易に想像できて、なんていえばいいかわかんないけどとりあえず重い。愛が重い。
ごめんなさい、正直面倒くさかったです。
どちらかがこじらせてるのではなく、受け攻め両者共となると、正直勘弁しろとなってしまいました。
物語を読み込んでも、やはりマイノリティだしナイーブな問題だから仕方ない部分はあるけど、それにしても攻撃的だし挑発して傷ついて傷つけていく流れに途中からストレスを感じました。
嫌な相手なら関わらないけど、そうしないし、お互い拗らせてるくせに理解者を手放せなくて、気持ちの追いつかない行為を重ねる。結局は似た者同士の話しだと思ってます。
救済もすっきり救済してる感じでもなく、同じ目線の二人ならではだなと。
最終的には二人そばにいそうですが、危うくてあまり気持ちよく読み切ることができませんでした。
幸せな物語が好きなためこのレビューになりました。
ゲイの大学生、二人の話
自分がマイノリティである、という悩み。好きな人に受け入れてもらえなかった、辛さ。周囲に蔑まれる、恐怖。同じものを抱えながら、違う方法で“諦めた”二人が出逢う
お互いに嫌悪し、でも、お互いに知りたいと思う。誰にもわかってもらえない、誰とも共有できないくるしさから、逃れたいと思う。誰かと共有して、ラクになりたい。叶うのなら、愛されて、幸せになりたい
傷ついた経験から、同族嫌悪し、同類他者に対して攻撃的になっていた二人が、お互いに、お互いの柔らかい部分を晒して、わかりあっていく話です。イジメのシーンもあり、切な痛い
他者と本心を通わせることに慣れていない二人の、大学生らしからぬピュアさが良いです。はじまりは無理矢理だったけど、だんだんと、心地よさを感じていく様が、ちょっとズルくもあって、リアリティを感じました