臆病で、ちょっとずるいふたりの恋 たとえ傷ついても、やっぱり貴方を諦めたくない

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表題作恋、芽吹く朝に

朝陽
19歳、叔母の花屋で働く花屋
サヤ
カフェ店員.25歳

その他の収録作品

  • プロポーズのその後(描き下ろし)

あらすじ

ある事件をきっかけに高校を中退した朝陽は、
叔母の営む花屋で働きながら、大学の温室の手伝いをしていた。

そんなある日、カフェ店員のサヤと出会う。
知り合いの研究員から、朝陽の相手をしてくれと頼まれたらしい。
はじめは壁を作っていた朝陽だったが、
自分を否定せず受け入れてくれるサヤに心を開き始める。
その一方でサヤもまた、ひたむきな朝陽の姿に心惹かれていた。

そのまま流されるように関係を持ったふたり。
だが曖昧な関係のままでいたい朝陽はサヤと衝突し――。

作品情報

作品名
恋、芽吹く朝に
著者
森嶋ペコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
ISBN
9784781617169
4

(19)

(7)

萌々

(5)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
76
評価数
19
平均
4 / 5
神率
36.8%

レビュー投稿数2

逃げないためのケジメ

最初はツンとしていて人と関わりたくなさそうにしている朝陽ですが
打ち解けていくと表情が柔らかくなり、サヤにもどんどん懐いていってそんな猫っぽいところが可愛いなと思いました。
でも愛想がないのは単にコミュ障というわけではなく、高校を中退するきっかけとなった出来事が朝陽のなかでずっと引っ掛かっていたからだったんですね。
そういう気持ちがあるのでサヤとの付き合い方も一方通行というか、対等ではないというか。
でも大きく拗れることなく幸せな方向へ進んでいったのが良かったです。

途中、ゆうなと会った後から急に
髪が短くなったり顔がシュッとしていたり朝陽の印象が変わっていたのにはびっくりしました。

0

「ほのぼの」と「シリアス」のバランスが良い

森嶋さんの絵柄が好きなので、購入してみました。ピンクの背景にケーキのイラストが描かれた表紙。ほんわかかわいいお話かなと思って読み始めましたが、ちょびっとシリアスなお話でした。

という事でレビューを。









主人公はカフェの店員・サヤ。
兄の友人の雄貴が営むカフェで働いている。
そして、こちらも同じく、兄の友人で大学で研究員として働いている亮二のもとに働くカフェのコーヒーをデリバリーしている。雄貴と亮二は、サヤにとって兄のような存在。

ある日、いつものように仕事終わりに亮二のもとにコーヒーを持っていったサヤは、亮二に花屋さんの朝陽の面倒を見てあげてほしいと頼まれる。はじめは無口で不愛想な朝陽に戸惑いつつ、それでも少しずつ仲良くなる二人だけど…。

朝陽が人を避けるように生活していること。
高校を中退していること。
花屋さんで働くようになった過程。

少しずつ、朝陽の過去のトラウマが見えてくるが、それに伴うように二人の距離も近づいていく。

ゲイであることの葛藤や、友人に裏切られたのではないか、と人間不信になった朝陽が、明るく天真爛漫なサヤに少しずつ救われていくシーンに胸が痛くなりました。

受けさんがトラウマ持ち、というストーリーは多くあれど、攻めさんがトラウマ持ち、という展開はあまり多くない気がします。その設定が非常に斬新で面白かった。

この作品は、サヤが朝陽の気持ちを受け入れる「過程」が非常にあいまい。

朝陽のことが好きだから、なのか。
それとも、過去にトラウマを持つ朝陽に同情したのか。
あるいは、わんこのように自分になついてくる朝陽に流されて?

恋愛感情のベクトルは、サヤ→ ←←←←←朝陽、みたいな感じ。
が、サヤの事を想って身を引こうとする朝陽に対して、ぐいぐい押し込むのはサヤ。

このあたりの構図をどう受け止めるかは、読者一人一人違うのかなと思いますが、個人的には非常に面白いと思いました。

サヤが、非常に男前(性格的に)なんですね。

それとめっちゃツボだったのは、サヤの兄代わりの雄貴と亮二。
性格は全く異なる二人ですが、優しくていい男なんです。雄貴が女性と結婚しちゃったのがもったいない…!

彼らのスピンオフが読みたかったな。

サヤの実兄は、実は一度も登場しません。
ということで、亮二とサヤの実兄とのスピンオフなんかどうでしょう、森嶋先生。

作中、サヤが作るケーキがたくさん登場します。
飯テロに、ご注意ください☆

7

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