夜明けにふる、(上)

yoake ni furu

夜明けにふる、(上)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神20
  • 萌×25
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
139
評価数
33
平均
4.3 / 5
神率
60.6%
著者
ハヤカワノジコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784813032038

あらすじ

初恋は実らない、なんて誰が言い出したんだ、コンニャロウ──
高校生の翔太は、小学生の時に担任だった星野のことが今でも大好きだ。
そんな翔太を同級生の大樹も小学生の時からずっと見続けてきた。
幼い頃から続くまっすぐな想い。
彼らの一途な初恋の行方は…?

表題作夜明けにふる、(上)

(攻め受けなし)樋口大樹、元ガキ大将の高校生
(攻め受けなし)須藤翔太、長い片思い中の高校生

その他の収録作品

  • 夜明けのまえに、
  • カバー下漫画

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レビュー投稿数4

こじらせた初恋

【夜空のすみっこで、】のスピンオフ。当時は子どもだった子たちの恋模様です。
夜空で主要人物だった、須藤と星野もでてきます。
当時こじれにこじれた関係を年月を経て、ほどきながら進めていきます。

ハヤカワノジコ先生の、空間を表現する独特の描き方はとても素敵でした。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

夜空では小学生だった、大樹と翔太。夜明けでは高校生になっています。

煽りの「初恋は実らない、なんて誰が言い出したんだ、コンニャロウ──」は、大樹と翔太の両方にかかってくるものでした。

大樹にとっては、翔太が初恋で高校生になった今でも想い続けている。対する翔太は、夜空で一目ぼれした星野を今でもずっと想い続けています。
大樹は、翔太が星野のことを一途に想い続けているから恋が実らないことを知っている。翔太は、星野は自分の父親である昭弘の恋人であることを知っているから実ることがない。

2人とも同じ境遇なんです。そしてお互いに辛い想いをしている。諦めようとして諦められるものではないですよね...大樹にとって翔太は高校ではすぐ傍にいる距離ですし、翔太にとって星野は家で一緒にのんびりする関係です。

常に傍にいて嬉しいけれど、ふと辛くなる。お互いにとても辛くて感情移入してしまいました。

そんな状況に、先に限界を迎えたのは翔太でした。昭弘が星野を幸せにすると思っていたから諦めようとしていたのに、星野の泣き顔を見てしまいましたから...
頭の中がいっぱいいっぱいになった彼が頼ったのは大樹でした。
そして大樹もそんな翔太を見て、限界を迎えます。大樹のことをかけらも対象として見ていない翔太の振る舞いが、彼を暴走させてしまいます。

このことが原因で前半、とても仲の良かった2人の関係にかなり大きなヒビが入ります。
下巻でどんな内容になるんだろうと、気にならずにはいられない上巻でした。

1

長く続く一方通行の気持ち

「夜空のすみっこで、」スピンオフ。
当時小学5年生だった子ども達の5年後を描いた作品です。

前作でメインだった父・昭弘や星野先生がストーリーに絡んできますし、
今作の全ての始まりが「夜空のー」に詰まってるので合わせ読み推奨します(^^)


さて、上巻の感想です。

あれから5年経ち、子ども達は高校生になりました。
昔と変わらず星野先生への片想いを続ける翔太。
昔より距離は近づいたけど翔太を見てることしか出来ないままの大樹。
燻る気持ちがありつつも前へ進もうとしている大森さん。
彼らの一方通行の気持ちは小学生時代と変わらず…。

大樹視点が中心で、翔太への気持ちに揺れる感情が丁寧に描かれています。
翔太は星野先生とつきあってると勘違いしていて自分の気持ちに蓋はしたまま。
寄れば触れば喧嘩ばかりしてた小学生時代とは違い、
翔太が一番気を許して何でも話せる相手が大樹になっていました。

翔太が「ほしのを泣かすヤツはゆるさねぇ」と思うのと同様、
大樹も「翔太を泣かすヤツはゆるさねぇ」と思ってるのがもぅ…ッ(;///;)
柔道で心身を鍛え強くなっているのも、成績上位なのも、翔太が原動力なんだろうなぁ。

ずっとずっと長い間好きなまんま、前にも後ろにも動けなかった大樹。
あるキッカケで一気に感情が溢れ出し行動に出たシーンが萌えにドスっときました。
見てるだけで何も出来なかった時間が動き出し、片想いの辛さや切なさにグッときます。
高校生らしい青臭さ・鈍さ・不器用さにキュンキュン(∩´///`∩)
個人的に大樹にはやられっぱなしでした!

翔太は良くも悪くも変わらない…かな。
今も星野先生を一途に思い、昭弘に対する素直じゃないとこも変わらず。
小学生時代荒れてた理由に少し触れていました。
片親も若い親も珍しくない時代にこんなこと言うヤツいるのか…?と少々疑問はありますが、
多感な子どもが傷つくには十分すぎる理由で胸が痛かったです。

大森さんはこれからどんどんいい女になることでしょう。

星野先生と昭弘もガッツリ登場します。
翔太を語るには大人組は切っても切れないだろうけど
子ども組だけでスピンが見たかった気がしないでもないかな。
(大人組が脇でゴチャゴチャしてたので;)
ただ親子の成長が見られたのはグッときました(;///;)

0

ずっとそばで見てる恋は尊い!

「夜空のすみっこで、」スピンオフ
当時小学生だった翔太と、翔太になにかとちょっかいを出していた大樹のお話。

前作のまま翔太がまっすぐ真剣に星野を好きなままで、でも昭弘と付き合ってて・・・
なのに学校で楽しそうに星野の話をするのが切なくも可愛かった!!
そんな翔太をずっとそばで見てきて「星野先生と付き合ってる」と思ってる大樹がこれまた・・・切なさMAX!

小学生のころと違って、喧嘩仲ではなく親友となってる幼馴染ポジションが萌えまくりでした!

星野が泣いてて昭弘となにやら揉めて翔太が家から飛び出すシーンは全く台詞が無く
翔太が土砂降りの雨の中大樹の家に来るのは無胸がキューとなるし
翔太が「あんな顔してほしくない」「ずっと笑っててほしい」「オレじゃ星野を守れない」って泣きながら言うのはたまらなかった。。。
上巻では何があったかわからないままなので、上下巻同時発売でホント良かった!!!

0

初恋は実るか、実らないのか

ブルーを基調としたカバーイラストの、この色合いもタッチも、すごく心惹かれるものがあるので、スピン元の「夜空の~」をしゅみじゃない評価にしていたこともすっかり忘れて購入。
とりあえず、これだけ読んでもそれほど問題なく読了。
子どもには、やっぱり同じ年の子どもどうしでちゃんと恋した方がいいよねっていう事を上下2巻にわたってじっくりと描いたお話なんだけど、上巻は翔太の幼馴染だった大樹が、翔太に思いを告げるところでおしまい。
大人組には相変わらずもやっとするところはあるけれど、子どもが初恋にジタバタするお話は嫌いじゃない。
大樹は黒歴史のガキ大将から、よくぞこんなにかっこよく育ったね。


1

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