イラストあり
FFさんの会話で拝見して買っちゃいました☺️好きだった…好きだったが辛かった!
蒼の境遇が辛すぎて…うぅこの儚げで消えてしまいそうな蒼とすべてに恵まれているであろう優吾の物語なんですが…。
優吾の高校生時代がもうほんとに控えめにいってもク◯何やってるんだ!!と怒りながら読んでいた
まぁ色々色々色々あって最後は一生尽くせよ!!!!となったこの色々がほんとにつらい。優吾にとってもしんどかったろうけど蒼の比じゃないですよほんと一生尽くして(2回言う)
攻めざまぁを読みたい時に手に取る1冊です。
受け様の蒼と攻め様の優吾は高校の同級生。
蒼の描く絵に優吾が目を留めた事で、親しくなっていく2人。
でも、優吾の気付けなかった自分の恋心と、幼稚な独占欲で、傷付けられる蒼。
くそー、なんだコイツめ( º言º)
家の都合で、何も言わず、優吾の前から姿を消す蒼。
それを知って後悔と懺悔の念に捕らわれる優吾ですよ!
心の底からざまぁwwww(‘д‘ )
最初は蒼視点。
蒼が居なくなってからは優吾視点。
蒼の存在が、心の棘くらいになっていた時、優吾は蒼と再会。
気になっていただけに、再会が嬉しいばかりで、過去の事、蒼の気持ちを蔑ろにしている優吾の姿に、あなたは変わらないわねぇ、とやれやれですよ┐(´д`)┌
だもんで、また逃げられた挙句、追い詰めて。
優吾が覚えてさえいなかった言葉が、こんなにも蒼を縛り付けて苦しめていたなんて。
許さんぞ、このー(#゚Д゚)
そして、蒼視点へ。
優吾には関係ない、という蒼の言葉が、内心辛いのであろう優吾に、何度もざまぁの萌え(°∀°`)
そんな、自分の気持ちは推し隠して蒼に寄り添おうとする優吾の姿に、やっと見守る気持ちになれました。
ようやく「好き」だと告げる事ができて、心と身体を通い合わせることが出来て、本当によかった。
大手ゼネコンの社長の息子、という優吾の立場を考えると、辛いこともあるかもだけど、今後こそ一緒に乗り越えておくれよ。
それにしても、高校時代、あんなに蒼に嫌がらせをしていた優吾の従兄弟の双子は、今どうしてるのかしら。
あいつらにもざまぁwwww(#゚Д゚)見たかったなぁ。
遠くに〜、隣に〜の後に読みましたが、全体的にはこちらの方が好みかも。
遠くに〜の方の小田島があんまりにも包容力がないので、こちらの攻めのざまぁ後の態度に真摯さを感じました。
クラスの人気者というか、人格者というか、人を惹きつける雰囲気を持った人って居ると思うんですけれども、だからと言って傲慢な訳でもなく、こちらの攻めはとても賢くて、大事な物は大事にできるいい子だったと思います。
けれども年齢故か、やっぱり持て余すエネルギーがあるお年頃な訳で、受けにしても攻めにしても、ちょっと不憫すぎるくらい行き違いがあります。
かと言って攻めを擁護できるかというと別なんですけれども、切なさ100%、最後は本当に良かったねぇとうるうるしてしまいました。
攻め受けともに切ないけれど、やっぱり受けは本当に不憫だし不幸だし、もう中盤は痛くて痛くて、けれど心地よい痛さでした。
BLの不憫受け、不幸受けが好きな方にはとっても刺さるお話だったと思います。
そして、カバーイラスト!
なんといってもこれです。
最後の場面なんでしょうが、もう読み終えてなるほど、となった今、悶絶ものでした。
yoco先生素晴らしい〜
「遠くにいる人」「隣にいる人」を読んでから、こちらの作品を読みました。
大好きな不憫受けものでした。
高校生の時に優吾に放たれた言葉が、呪いのように蒼を縛りつけていてとても痛々しかったです。言った方の優吾は蒼との事を後悔しつつも、細かい点は覚えてないんですよね。理不尽だわ。
そして優吾だけが再会を喜んでて、蒼との温度差に気が付いていないのです。
だからちょっと忙しくているうちに蒼が消えてしまってて…。
でもそこからの優吾の行動はとても良かったです。
捜し出した蒼の元に行ったタイミングは最悪だったけど、あれが無ければ蒼を手に入れる事は出来なかったと思います。
二度と同じ間違いを犯さないように、蒼との距離をゆっくり詰めて行く姿に離れていた歳月は無駄で無かった事を知りました。
あの別荘での2人の日々がとても良くて、読んでいてじんわり来ました。
残念だったのはようやく蒼が心から優吾を受け入れて、2人の思いが通じあったところで終わった点でした。
だからとっても物足りないです。
これからの蒼の再出発も読みたかったし、優吾が実家や家業とどう折り合いを付けて行くか読みたかったです。でないと蒼が心配過ぎます!
yoko先生の挿絵がぴったりの作品でした。
お金持ちが通う高校に編入してきた蒼はクラスの中で浮いていたが、クラスの人気者優吾が自分の絵を褒めて話しかけてきてくれたことで、友だちの輪が広がる。夏、学園の保養所に四人で泊まりにいくことになったが、アクシデントで優吾と蒼はラブホに泊まることに。。。
主人公は自己肯定感が低く、垢抜けてない高校生。自分の気持ちが恋であることにも気付かず、部活の先輩に相談して気付く。優吾も同じく自分の感情に気付けないまま、蒼を傷付けてしまう。
はっきり言って3分の2まで読んでいるのが辛かった。蒼が不憫で泣けてくる。優吾の鈍感さが腹立たしくなります。無理矢理蒼を抱いた上に罵倒し、その事を謝る勇気さえ持てないお子ちゃま!
8年後に再会する2人ですが、もうその時には蒼はボロボロ状態。可哀想過ぎる。
ひどい扱いを受けたのに、ツライ時に優吾を思い浮かべながらやり過ごしてきた蒼の健気さ。
成長した優吾が助けてくれるのが、やっとだ!と思えました。
ハッピーエンドですよ!でもそこに至るまでがしんどい。物語の中の儚さや、光がホントにyoko先生の挿絵と合っていて、美しかったです。