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スノーホワイトの毒に染む

snow white no doku ni shimu

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表題作スノーホワイトの毒に染む

咲原拓海
明るい大学生
深森雪弥
大学生,美人双子兄妹の兄,モデル

同時収録作品スノーホワイトの毒に染む

奈木貴明
27歳,カメラマン
深森雪弥
大学生,モデル

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下 連載開始前キャララフ/キャラ紹介

あらすじ

拓海の所属するゼミには、とても綺麗な学生がいる。
麗しい双子の兄妹として有名な、深森雪弥だ。
話してみると雪弥は予想外に親しみやすく、
構いたくなる雰囲気もあって
拓海はもっと距離を縮めたいと感じるようになる。
ただ、彼が語る「好きな人」の事が気がかりだった。
過度に束縛されることを当たり前のように告げる雪弥を、
不安に思わずにはいられなくて……。

美しくて純粋な君の、大切でみだらな秘密。
描き下ろし20P以上収録!!
待望の単行本化!

作品情報

作品名
スノーホワイトの毒に染む
著者
緋汰しっぷ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
B.Pilz COMICS
発売日
ISBN
9784861237720
3.7

(106)

(20)

萌々

(46)

(29)

中立

(11)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
382
評価数
106
平均
3.7 / 5
神率
18.9%

レビュー投稿数8

普通の大学生×悪い大人に依存する美人陰キャくん

美人双子の兄、深森雪弥(受)はクズカメラマンに依存し、言われた通りに生活し、顔出しなしの専属モデル(際どい)をしていましたが、大学生で咲原拓海(攻)にであい、少しずつ変わっていきます。そんなお話です。

絵柄から、受けの深森雪弥はミステリアスな儚げ美人系かと思っていたのですが、自分が無いタイプの割と普通の陰キャくんでした...w
あの見た目ならもっとちやほやされそうですが、中身が陰キャなので言うほど目立たないんでしょうね...w

1

ひとえに受けが刺さるかによる

表紙買いです。
結論から言うと、受けが趣味に合うかどうかだと思います。もし雪弥くんのビジュアルがもう少し違ってたらおそらく中立選んでいましたが、儚げな美少年のHシーンにほだされましたw

話はクズカメラマンに依存していた雪弥くんが、普通にいい人の大学生の拓海くんに出会ってクズカメラマンから離れるというものです。シリーズものではないのであまり話を広げられないのは仕方がないと思いますが、拓海くんが本当にただのいい人って感じで、掘り下げがもっと欲しかったです。他でも言われてますが、本当に拓海くんのことが好きなのか微妙な感じがしました。
また、クズカメラマンが本当ただのクズなので、そいつとのHシーンは見ててただただイライラしました。話の収拾がつかなくなるのかもしれませんが、もしもっと違った性格で共感できるようなキャラクターに仕上がっていたならドキドキできたのかもしれません。単純に自分に合わなかっただけかもしれませんが。

ただ儚げで守ってあげたくなるような雪弥くんのビジュアルがドストライクでしたので、そこはとてもよかったです。性に貪欲でメンヘラといいますか依存しがちな性格も自分には刺さりました。こういう騙されやすい美少女感がある男の子いいと思いました。

1

ミステリアスな雰囲気に惹かれたけど・・・

試し読みをして深森兄妹がものすごいミステリアスな雰囲気を醸し出していたのに惹かれて購入したんですが、すこし期待が高すぎました。
受けの雪弥がなんかもっと攻めの拓海を翻弄するような感じなのかなと思ってたんですが、全然違うキャラでしたね。人見知りで、妹に対してコンプレックスを抱えてて、それゆえ自分を選んでくれたカメラマン・奈木にいいようにされている…ミステリアスでもなんでもなかった。しかも妹もただの良い子だった。
でも拓海はそんな雪弥を放っておけなくて惹かれていくのでしょうね。儚げな雪弥に惹かれていくのは何となくわからないでもない。
ただちょっと雰囲気から受けた最初の期待値が高すぎて、思ったほど響かなかったです。すみません。

0

ミステリアスな美形

人間関係が希薄かつプライベートが謎に満ちたミステリアスな黒髪美人には目がないです。黒いタートルネックを着た色白で細身な受けからしか得られない栄養がある。性描写はそこそこ。特に物足りなさは感じませんでした。

0

想い自体は純粋

同じ大学、同じ学部の咲原くん×深森くんが恋仲になるまでが中心のお話
深森くんは美人だけど近寄り難い空気を纏う子です

受が黒髪美人のものを探していてこの作品を知り、表紙の冷たい美貌に惹かれて購入しました
基本的に物語は咲原くんの語り口で進みます
初めは深森くんとも大して話したことがない状態で、周りと違わず近寄り難いとも感じていたので深森くんは表紙の通り冷たい美人に描かれています
咲原くんが深森くんと仲良くなるにつれてじわじわと美しさに温度が足されてゆき最後は和やかな雰囲気すら漂わせていました

しかし親しくなるほどにうかがえる素顔は潔白なものばかりではありません
咲原くん、深森くんの六歳上の奈木さんという人が居るのですが、彼は深森くんに対して恋愛感情を抱いていないのに歪んだ独占欲で束縛しています
束縛を受ける当の本人は劣等感をもつ自身が求められるのが嬉しくて、与えられると拒めずに相手を庇ってしまう状態です
奈木さんと深森くんの関係はみだらなこともあるけれど深森くんの想いは必要とされたいの一心で、その微妙な真っ直ぐさが若々しいなと思いました
咲原くんは深森くんを心配し、いたずらに与える奈木さんのもとへも足を運ぶこともありました
彼自身の中で悶々と処理してしまうこともある子ですが、拗れた関係を可笑しいとはっきり言えたり上のような行動力を持ち併せている点は殊の外好ましかったです

愛のない独占欲は求められていることがわかっても完全に心を満たすことはなく、深森くんも咲原くんと仲を深めると“この人ならもっと楽しかったのだろうか”と揺れるようになります
遂には深森くん自身も気づかぬうちにじわじわと想いの比重が咲原くんの方に傾いてゆきました
結局二人が恋仲になるのは奈木さんが社会からぐんと遠くなってから
ここだけ切り取ると深森くんは奈木さんが退いたから代わりにしたのでは? という見方もできるけれど、描き下ろし部分で奈木さんが退くよりも前にきちんと関係を絶った場面があるので代用ではなく心が移ったことが伺えるのではないかなと思っています

また深森くんが着用している服は奈木さんからの贈り物であることが多いらしく、それらは首元の詰まったものばかりでしたが、前半の終わり頃に咲原くんと私用で出かける際に着用していたものは贈り物でない首周りの開いた服でした
奈木さんとの関係を絶ってからはシャツの釦も開けるようになっていたので首元を詰めるのは恐らく奈木さんの束縛の一環
初期から潜在的に他人の意思を纏わず咲原くんと接したかったのかと思うと愛おしいものがあります
受の条件が好みだったので購入した本なので一貫して深森くんにかわいいという感情はありましたが、徐々に「うつくし」から「らうたし」のかわいさが味わえるようになってゆくところも非常に気に染みました

3

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