感応性プレイシングス

kannousei play things

感応性プレイシングス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×29
  • 萌13
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

125

レビュー数
6
得点
129
評価数
37
平均
3.6 / 5
神率
27%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784801962842

あらすじ

SMバーでバーテンダーをしている遊良の前に客として現れた、野分という男。
明らかに付き合いで来たと分かるほど一歩引いてはいても、
品がありつつ笑顔も見せる優男なのに妙に慣れた口調で
「遊良くんならいけそう」なんて、からかうように誘ってくる。
遊良のことを尻軽なゲイだとなめきっている野分にイラつき、
もてあそんでやろうと挑発に乗ってやる遊良だったが……。

形勢逆転!マウントを取られ、ぐずぐずにされてしまい――!?


本当に支配されているのはどっち?

下半身凶悪なノンケ優男×穴で男を支配する女王ビッチ♂
腹黒オトナ同士、探りあいのマウントゲーム

表題作感応性プレイシングス

野分 智宏(29歳・ショップ経営者)
掛川 遊良(24歳・SMバーのバーテンダー)

その他の収録作品

  • ACT.6(描き下ろし)
  • カバー下 キャラ紹介
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

半端なくエロい目元がいい

表紙買いだったが、ストーリーや登場人物も非常に良い作品。
特に、受けの色気のある目元がめちゃくちゃ好みで、エロパート以外のシーンでも受けの表情に目が奪われた。煙草の火をもらう時の伏し目がちな顔や、攻めを誘う時の媚を売るような視線など、とにかく表情に魅せらせた。
そして、攻めと受けがお互いに主導権を握ろうとしつつ、常に攻めが冷静にマウントを取っているところもかなり好み。涼やかな顔で受けを煽っている攻めにもグッときた。
綺麗系の絵柄と登場人物の性格が絶妙に合った作品だと思う。

2

優男ほど危険で甘い人

"ハマることほど 最初の印象は悪い"…分かるー!!そういう関係性大好きです。最悪な第一印象でないにしても、探り合って駆け引きみたいな恋に思えたので、受けの子が攻め様を誘う言葉に共感しました(^^)カラダはイイとこ知ってるのに、本心がわからないから心の距離が遠くて、その距離を詰めていくのっていいですよね!キャラが攻め受け共に色気があって、エロさも楽しめました。

SMバーに友人の誘いで訪れた智宏(攻)と、バーので働く遊良(受)。"自分達みたいなやつを見下してる"という遊良の智宏への偏見も、実際そう思われても仕方のない智宏の発言も、どちらも似たり寄ったりの2人。本心は見せてないなと感じるほどに、探り合う姿が面白かったです。どちらが先に相手の"意外さ"にハマるかなとウズウズしました(^^)
いつも通りにいかないと先に焦ったのは遊良で、そこが攻め視点で読むとたまりませんでした笑!ツンデレというか、ひねくれてるからこそ笑、王道的に甘く愛されることを望んで、大切にされ慣れてないからそこに照れる…イイですねぇ女王様(*´ω`*)
一枚上手だったのは智宏かなと思いつつ、彼も遊良へハマり、男気を見せてストーカーから守ってくれるので、好きな人を前にしたら、ただの男でした(^^)

ストーカー…遊良のストーカーが出てくるんですが、何となく途中から勘付いてしまった私…(><)たまたまですが、そこに驚きを感じることができなかったので、すみません"神"評価には出来ませんでした。智宏だったらよかったなぁ…私のがよっぽどひねくれてますね笑。ストーカーが誰だか分かった後にもすぐヤってしまうとこも、ちょっとだけ残念に思ってしまいました。なので評価を"萌"にさせていただきました。ここはせめて告白と大切に手を繋ぐとかして、描き下ろしでどエロく後日を描くとか。ツンデレ女王様は、ひねくれてるからこそ、ウブに大切にされる事を嬉しく感じる…だからこそストーカー被害の恐怖後もエロではなくマイルドで優しく終わらせて欲しかったなって言うのが私の本音です。

描き下ろし、嫉妬する智宏がすごく可愛くて、その"当たり前"とも言える日常を、2人で楽しんでいる姿が、微笑ましく思えました(^^)エロいシーンも、1番甘い気がします♫

電子おまけ漫画…イイ(*´ω`*)!!イイです(〃ω〃)縛られる遊良、縛る智宏!縄で縛ります笑!着エロですね。ヤらないけど、遊良色っぽいなぁー!!!ぜひ電子版おススメです♫

1

終盤までは神です。

こちら、ストーリーといい、設定といい、キャラクターといい、個人的にめちゃくちゃ好みの作品なのです。

特に、その美しいイラストで描かれる官能的なエロシーン。
エッチをしていても全然エロく感じない漫画と言うのがあったりしますが、この作品では真逆。
エロシーンはもちろんの事、何気ないちょっとした一コマから滴るような色気を感じると申しましょうか。
ストーリーも相まって、終始官能的な雰囲気が漂ってるんですね。

また、エロだけかと言うと、丁寧に描写されたキャラの心理も魅力的。
身体から始まった、互いに相手を屈服させようと言う二人。
それが、少しずつ心情を変化させてと、ストーリーとしては取り立てて目新しさは無いのです。
が、その心情の移り変わりの描写が秀逸。
最初はその無神経さや自分を軽く見ている態度にイラつきしか感じていなかった遊良。
それが徐々に、一緒に過ごす事に、自身が「嫌では無くなっている」と気付く。
そして、そんな自分の気持ちを認める事が出来ず、「拒む理由は無いから、受け入れてるだけ」と独り言ちる。
この遊良ですが、猫を思わせる気位の高い美人なのです。
そんな彼が、ジリジリと心を奪われて行く様が、もう神か!と言うほど萌えまくる。
また、要所、要所で入る、遊良の痛々しい過去が、これまた上手くて。
今に近い過去から、更に現在の彼が形成された原点へと、どんどん遡って行くと言うのが巧みなのです。
ページ数自体は少な目なのに、この描き方によって、読者にすんなり落とし込まれていくと思うのですよね。現在の彼になった理由と、切なさが。

と、もう終盤まではパーフェクト。ホント、萌え転がりながら読みました。
だからこそ、肝心のラストが惜しい!!
ここまで、これ程丁寧に二人の心情が描写されていたのに、肝心のラストで急にやっつけと言うか駆け足なんですよ。
ジリジリ近付いていた二人が、次の瞬間には急にラブラブみたいな。
終盤のあの事件によって、二人の感情に変化が起きたのは分かる。
分かるのですが、遊良、いきなりデレ過ぎじゃなかろうか・・・。
あと、野分に至ってはキャラ変わっちゃってるよと。
ラストでこの唐突過ぎる展開は痛かった・・・。

ページが足りなかったなら2冊にするとかでも全然大丈夫なので、このラストの二人をこれまでのように丁寧に描いて貰いたかった・・・!!
ここまで神なのに、ホント惜し過ぎる・・・!!!

と、めちゃくちゃ好みの作品なのですが、肝心要のラストが残念だったので「萌」です。
評価をすごく迷ったのですが、やっぱラストが全体を締める一番大事な部分だと思うので。
ラスト、本当にもうちょっと頑張って欲しかった。

2

もう一声ほしい

ちるちるさんの作家インタビューを拝見して、お互いに弄んでやろうとして駆け引きをする男同士のやり取りが面白そうだな、と思って手に取ってみました。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





主人公は遊良。
SMクラブのバーテンダーとして働いている。
彼の働くSMクラブに、知り合いにつれてこられたという野分という男がやってくる。

バーテンダーと客という出会いながら、お互い興味を惹かれ関係を持つようになるが…。

誰とでも関係を持ってしまう貞操観念ゼロでビッチの遊良。
ハイスペックでイケメンの野分。

お互いに恋愛感情からではなく、「遊び」として、でも、自分がマウントをとるために常に駆け引きをしあう二人。

設定としては非常に面白かったのだけれど、もう一声ほしかったな、というのが正直な感想。

単なるバーテンと客、という関係で出会った彼らが、なぜあそこまで執着しあうのか、その理由がさっぱり読み取れない。二人の「駆け引き」がこの作品のおそらくキモになる部分かと思うのだけれど、駆け引きをする「理由」がちょっと甘かった気がしました。

なので、「駆け引き」から「執着」に移行していく二人の気持ちの変遷もわかりづらい。

野分さんなんて、別にどうでもいいんだけどね。
と嘯きマウントをとろうとする遊良くん。

そして、

良いおもちゃが手に入った。
と遊良くんのことを思う野分さん。

それなのに、ちょっとずつ恋に堕ちていく二人。
過酷な過去を持つ遊良くんが、野分さんという恋人を得て幸せになる。

そういったストーリーだと思うのだけれど、ちょっとしっくりこなかったのが残念でした。遊良くんがビッチとしてのプライドをかけて駆け引きするのは理解できますが、野分さんをあそこまで駆り立てたのはいったい何だったのかな、と。

なので、最後急速にラブラブになる二人に違和感。

遊良くんがビッチになってしまった過酷な過去がさらりと流されていたのも残念。あの過去が「遊良くん」を形成したのであろうことは間違いないのに、その描写があっさりしているために急にビッチさんになってしまったように思えてしまう。

設定やキャラは非常にツボでしたが、もう少し踏み込んでストーリーが描きこまれていたなら、あるいはもっと萌える作品だったかと思います。

絵柄はすごく綺麗な作家さまですし、設定も非常にツボな作品を描かれる作家さまなので、次回作に期待したいです。

6

駆け引きが楽しめました

デビュー作が結構好きで、ちるちるのインタビュー拝見したら面白そうだったので読んでみました。

SMバーでバーテンやってる遊良(受け)は、一言で言えばビッチです。
単に気持ちいいことが好きというよりも、ベッド上で主導権を握って、抱かせてやってる相手の快楽をコントロールして優越感に浸りたがってる。

友人の付き合いでSMバーに客としてやってきた野分(攻め)のことも、いつものようにベッド上で主導権握って無様におねだりさせてやろうと思っていたはずなのに、ぐっちゃんぐっちゃんにされてしまいまさかの完敗。
このままなめられたままで終わってたまるかと遊良はリベンジを誓います。
一方の野分も気の強い遊良のことが気に入って…。

どっちも澄ました笑顔で駆け引きしてるんだけど、遊良視点で描かれているので、本当に少〜〜しずつ野分に懐柔されていく遊良の心の気持ちの変化(きっと遊良本人すら自覚していない)がわかって、読んでてニマっとしちゃいます。

途中、遊良がストーカー被害にあい自宅も把握されてしまったため、一時的に野分の家に身を寄せることになるんです。
クレジットカードも与え、好きなように過ごさせる野分の様子に「好きなだけ優しくして甘やかして飽きたら捨てんだろ?」と思う遊良。ここがニマニマです。

だって最初は「自分に惚れさせててきとーなところで捨ててやってもいい」と自分が捨てる前提だったんですよ。
それがいつのまにか捨てられる猫気分になってる時点で、もう負け♡
まぁ素直ではないので「飼いならされねぇ」なんて新たに決意しちゃってるけど…。

ところが、遊良がSMバーを辞めることを知ったオーナーに逆ギレされてオモチャ扱いされてしまい、ボロボロで帰ってきた遊良を見て心配し優しく労わる野分の姿に「どうせ遊びでしか俺と関わる気なんてないくせに」と思うんです。
それって自分に本気で関わって欲しいという気持ちの裏返しですよね。
でもそう言えずに、黙って彼の元を去ったところが切なかったです。

遊良は学生時代、男たちにレイプされた過去があるんです。
オラつく男相手でも、自分が体をうまく使いさえすれば快楽の主導権を握って、そんな男達をコントロール出来る、こういう体の使い方をすればいいと歪んだ学習をし、傷ついていないフリをしてきた遊良。

そんな過去や自分の弱みを打ち明けたことなんて今までに絶対に無かったはずだけど、野分には言っちゃった、言えちゃった。それが大事なんだと思う。

遊良視点で描かれてるので、どうしても遊良について語りたくなっちゃうのだけど、攻めの野分が遊良にダメだしされながらも気持ちを伝えて「誤解されないように、ちゃんと本心が伝わる言い方で気持ちを口にするのはけっこう難しい」と言ったシーンがキュンときます。
だって、軽口上等!みたいな野分なのに、告白は不器用だなんてちょっとずるい。

描き下ろしのいまだちょっと慣れない距離感に戸惑いつつも、酔った勢いで可愛い本音晒しちゃう遊良、ストレートに本心ぶちまける野分(あの腹の探り合いをしてた頃のお前はどこいった?!感あり)といった様子もとても良かったです。

緋汰しっぷさんのどこか癖のある美人さん(受け)が好きなので、この作品も楽しめました。

4

大人の悪い遊びな ”駆け引き” が、不器用な ”初恋” みたいに…

『ラベルド・タイトロープ・ノット』がデビュー作とは思えないくらい完成度が高くて、電子単話連載中の『スノーホワイトの毒に染む』もピリッとしたところに惹きつけられているので、緋汰先生の新作ほんとうに楽しみにしてました♪


遊ぶのに不自由してなさそうな野分と、男をカラダで落とすのを楽しんでる遊良。
出会いはSMバー、といっても野分は連れてこられただけだし、遊良もバーテンダーで、二人ともSMの趣味はありません。
でも、夜の雰囲気ただよう場所で、欲望が透けて見えるから始まるのは簡単。

最初は遊良が上に乗っかってイニシアチブを握り、顔は好みな野分が自分のカラダで感じてるところを見て楽しんでいたんだけど、野分に形勢逆転されて「俺遅いから…」と攻められまくってしまって…

プライドが高い遊良は悔しくて、野分を惚れさせて遊んでやると闘志に萌え、野分は気の強そうな遊良を懐かせたら楽しそうと、悪い大人の遊びを始める二人。
”恋愛”じゃなくて、”遊び”の駆け引きに惹きつけられたし、勝つのはどっちだ?ってワクワクしました!

でも展開はシリアスに一転。
ストーカーに狙われてる遊良は居場所を変えたくて、野分に飼ってくれないかと持ち掛ける。
遊び慣れている野分は飽きたら簡単に捨てる男だとわかっているのに、弱ってる時に優しくされて、遊良はこれ以上甘えたら一人で立てないと感じて、野分の元を出て行く。

遊良が男を弄んでいたのは、楽しむというより、かつて無理矢理された時にイニシアチブを握って見下したほうがマシって気付いたから。楽しんでいるように見えて復讐みたいなのが辛い。
それと愛人をしたりして貯めた金が自分の価値だと思ってるのも痛い。

そして、遊良のストーカー被害を目の当たりにして、遊良の辛い過去も意地もすべて知った野分は「自分のこと大事にできないなら、俺が代わりにする。俺を遊良くんの物にしていい」と言いだす!
遊びを楽しんでいた男が、大事にしたいと思う男を見つけて、別人みたいに気持ちを伝える不器用なところにジーンとしました。

描き下ろしのACT.6はその後の二人。
遊良も野分に頼るばかりじゃなくてちゃんと付き合いたい、野分のことを普通に好きで大事にしたいって思ってるんだっていうのがわかります。
遊良の意地を象徴する右耳の軟骨ピアスのエピソードが、遊良のそれまでとこれかららを象徴しています。

最初は大人の悪い遊び、”駆け引き”を楽しんでいたのに、二人とも大切にしたいと思える相手に出会ったのはきった初めてで、散々遊んできた大人が”初恋”みたいに不器用に、でも素直になってしまうところがとっても良かった!

これからも追いかけていきたい作家さんです♪
ただ一つだけ、絵柄がかわいすぎる感じはちょっと気になったかなぁ。
本作みたいな大人の駆け引きを描くなら、キャラの雰囲気ももう少しアダルト感があるほうが好みです。

6

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ