スノーホワイトの毒に染む

snow white no doku ni shimu

スノーホワイトの毒に染む
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×215
  • 萌11
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
143
評価数
40
平均
3.7 / 5
神率
22.5%
著者
緋汰しっぷ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
B.Pilz COMICS
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784861237720

あらすじ

拓海の所属するゼミには、とても綺麗な学生がいる。
麗しい双子の兄妹として有名な、深森雪弥だ。
話してみると雪弥は予想外に親しみやすく、
構いたくなる雰囲気もあって
拓海はもっと距離を縮めたいと感じるようになる。
ただ、彼が語る「好きな人」の事が気がかりだった。
過度に束縛されることを当たり前のように告げる雪弥を、
不安に思わずにはいられなくて……。

美しくて純粋な君の、大切でみだらな秘密。
描き下ろし20P以上収録!!
待望の単行本化!

表題作スノーホワイトの毒に染む

拓海(明るい大学生)
深森 雪弥(大学生・美人双子兄妹の兄・モデル)

同時収録作品スノーホワイトの毒に染む

奈木 貴明(27歳・カメラマン)
深森 雪弥(大学生・モデル)

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下 連載開始前キャララフ/キャラ紹介

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レビュー投稿数2

青くて固い果実がやわらかく開くような…

しっぷ先生の淫靡さが漂う作風が好きです!

本作は大学生同士の話で、キャラ年齢が下がっている分、竹書房の既刊2冊よりはダイレクトな官能度は低めですが、青くて固い果実がやわらかく開いていくような、フレッシュでいてイケナイコトにも感じる官能さがあります。


拓海の大学には、超美形の男女の双子がいて、妹は明るい性格なのに、兄の雪弥は人形みたいで周りは近寄りがたく感じている。
実際、雪弥は誰とも馴れ合わなくて、拓海も苦手意識を持ってるのに、周りからこんな風に言われてるのはどんな気分なんだろ?と、雪弥を気づかってるのが優しいなーって思う。

そして拓海は、ゼミの発表で雪弥とペアを組むことになると、天然なところや、好きな人に一途なところ、雪弥の噂とは違う一面を知って嬉しくなる。

でも雪弥が想っている年上の相手は、付き合ってもないのに、雪弥を束縛し、干渉してくるのが心配で、拓海は思わず「おかしい」と言ってしまう…


雪弥は、妹のことを自慢にも大事にも思ってるけど、周りからかわいいと言われるのは妹で、恋していた友達も妹を好きになり、同じ顔な分、コンプレックスが根深い…

だから「君じゃなきゃダメだ」と言ってくれたカメラマンの奈木は、雪弥にとって初めて妹ではなく自分を選んでくれた大切な人で、気持ちをたてにモデルとして利用されても、付き合ってもないのに束縛・干渉されても、執着しているうちに自分を好きになってくれたら…と、一途に待っていたんです。

雪弥ははかなげで綺麗なのに、なんでこんなに苦しさを背負わなきゃいけないんだろう?


奈木は付き合ってもないのに、雪弥にエロいことをして、そのくせ最後まで抱くことはしないって、究極のゲスぶりで本当に腹立たしいのだけど、カメラマンとしての腕は確か。
ジュエリーの広告で半裸のモデルをしてる雪弥は、ミステリアスな雰囲気がジュエリーを引き立て、すごく綺麗!


拓海はとっても ”普通” だから、雪弥のモデル写真は官能的で感じずにはいられない。

そして雪弥のことが好きだから、奈木が婚約していることを知った拓海は、奈木のところに乗り込んで行って、雪弥を解放するように交渉します。
でも、奈木はモラルなんか気にせず自分ルールで生きている男だから、拓海の願いなんかバカにされただけ…

ズルイ大人と、純な大学生のバトルなんて、あきらかに拓海の分が悪い!
でも、ただ恋に縋っているだけで、相手と向き合えてない雪弥には、拓海のほうが絶対的に合っているんですよ!


大人のズルさの犠牲になっていた雪弥が、ちゃんと自分を見てくれる、そして好きって気持ちを感じ合える拓海と出逢えて、これから変わっていくだろうラブストーリーです。
若くて、かわいくて、お似合いな二人。


たぶんこの話を読んだ人みんな、奈木のことをぶん殴ってやりたいと思うだろうし、ザマァ展開にスッキリすると思うんですが、奈木の存在があってこそ雪弥の魅力が引き立ち、痛々しい言葉の数々が心に刺さってきます!
それがストーリーを魅力的にしているから、”貴重なゲスキャラ” として、奈木はいい仕事したなって思ってます。
(個人的にはザマァ展開無しに、下衆道を極めて欲しかった気がする…)


電子単話で追いかけていたストーリーです。
雪弥のモデル写真には私も興奮したし、二人が付き合う前はハプニング的にエロいことをしてるんですが、最後の気持ちが通じてからのシーンは数コマで物足りず…
描き下ろしに期待していました♪

でも描き下ろしはエッチなだけじゃなくて、雪弥が自分の想いと、奈木の考えに違和感を持って決別しようと決心したエピソードが描かれていました。
本編だと奈木がスキャンダルを起こしたのと、雪弥が拓海を選んだタイミングが一緒だから、雪弥も都合が良いと思われるかもと心配していたけれど、その前にちゃんと奈木と決別していたんだとわかる、大事なエピソードだと思いました。

5

熟したCPと爽やかなCPとで2度美味しい

 自分をジュエリーブランドのモデルに起用したカメラマンの奈木にいいように扱われている、大学生の雪弥。初心で人付き合いが苦手なのにどこか色気を感じさせる、そんな雪弥に惹かれてしまう同級生の拓海。爛れた関係と健全な関係という、対極的な2つの空間を行ったり来たりする展開が面白かったです。どちらかというと前者により惹かれる私は、奈木が穏やかな性格の裏にすごい執着を隠し持っていると思っていたので、彼が最後まで雪弥に対していつでも捨てられる程度の熱量しか持っていなかったのは少し残念だったかも。でも、そのおかげで彼の非道さや人間として欠落している部分が強調されて、リアルなキャラにも感じました。

 一方メインの攻めである拓海は、本当に嫌なところのない誰からも好かれそうな性格の大学生です。一見感情が乏しそうに見える雪弥のちょっとした変化にもよく気付き、確かに彼を好きになれたら安心でしかないなぁと思わせてくれるような男性。それでも雪弥がなかなか奈木のことを吹っ切れないのでもどかしい展開が続きますが、まったくタイプの違う人間に好意が移るのには時間がかかると思うし妥当なテンポだったんじゃないでしょうか。奈木の婚約の話を聞かなければ、雪弥が拓海を受け入れるのにはもっと時間がかかったような気がします。自分に明らかな好意を向けてくれる人に、そう簡単に絆されないところが現実的だなぁと。でも、最後は朗らかな笑顔を見せるほど拓海に心を開いた雪弥に、やはり奈木を吹っ切って良かったなぁと思いました。

1

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