電子限定かきおろし付
表題作とはまた別の作品が入ってて、2作品のラガーマンBLが楽しめます。
筋肉好きには堪らんですね、それに加えて佳門先生のエロエッセンスが特盛でしょう?^ ^ ……モンワリとした汗の匂いと筋肉が官能美を見事に演出していました。
どちらの話もあまあまのトロトロで、汁っ気は多め。佳門先生ですので、つゆだく描写はお馴染みの光景です。
2カプとも攻めの筋肉が目立つせいか、体格差的なエロプレイもエンタメの1つ。受け側のナカにトライするシーンはさすがラグビー界での名選手なだけあって読者の目を惹きつけて止まないエロさがすごかったです( ̄∀ ̄)
涙や唾液や汗や精液といったあらゆる体液がフェスってるセックスシーンは、脱水症状がつい心配になっちゃうけど(笑)、体液垂れ流しながらの快楽への高みは2人の愛が限界突破でした。
筋肉とエロの融合美にどっぷり浸ったラガーマンBLにたっぷりと酔いしれました^ ^
佳門サエコさんの作品は、フェチとエロにたどり着くまでは恋愛面にあまり説得力はない気がします。あくまで個人的感想です!!
今作はずっと念願だったラグビーマンガとのことで、筋肉に対する名言の数々にうならされます。
ラグビーはあまり観たことがないのですが、確かに特別なスポーツかも?
ラガーマンの筋肉フェチな主人公がとうとう猛勉強の末に名門大学のラグビー部にプロコーチとして採用され…。
猛獣の中にヒョロいイケメンが、ピンチでは?いえいえとんでもない!酒池肉林で願わくば千手観音です!
もう主人公が毎日ウハウハで。
年下のエース君、健気が一周して。あなたの妄想を全部叶えましょう!って、キエーーー!ごちそうさまでした。
次の表題作は元ラガーマンの父と父子家庭だった主人公に腹違いの同い年の弟がいると…。しかも南アフリカの名門チームに若干17歳でプレイしてて…!!!
こちらも恋愛面の動機は幼い日の切ないもので…。再会したらやりたい放題。
いいのです。説得力を求めてはいけません。筋肉とラグビーとヒョロい受けとの汁だくエッチを堪能するお話なのです。
ごちそうさまでした。
夫に感化されて、ラグビー好きになって12年。
贔屓のチームはスコットランドと南アです。
ホモフォビアの選手が多いと言われるラグビー界ですが、からだの接触を見ていると…、いろいろ考えてしまいますよね。
え!?何で今、肩に腕を回して頭にキスしたの!?とか、ね。
筋肉BLは苦手なわたしですが、ラグビーって、ポジションによって全然体型が違うのがポイントで、相撲取り+レスラー体型〜やや細マッチョ、超高身長細マッチョ、低身長細マッチョ、スリ筋/スジ筋と各種取り揃えなんですよ。
【激しくトライしましょうか?】(短編+描き下ろし) 萌
筋肉マニアが高じて脱サラ→大学のラグビー部のコーチになった篠宮と、19才ながら主将でスタンドオフ(やや細マッチョポジションです)の黒田。
筋肉ならどんな筋肉でも!と思っていた篠宮は、邪な気持ちで筋肉に囲まれながらも黒田との時間が楽しくなって…というストーリーです。
短編だけど、独占欲の爆発あり、誤解からのすれ違いあり、で読み応え十分です。
笑いもある描き下ろしでは、黒田のぱんつが競泳水着に見えました。
【同じ年の弟が理不尽です】(前中後編) 中立
ある日突然、父から「腹違いの弟」の存在を知らされた晴斗(高3)。
しかもそれがラグビーのスーパースター・霧島拓也で…。
出だしから父親、ものっすごいラフというか、カジュアルだなあと驚きます。
あまりにもあっさりすぎるので、今は亡き親友だったラグビー仲間の息子でしたとかいう話かと思ったら、ほんとに父親が外で作った子でしたよ…。
しかも半年違いって、母親が晴斗を妊娠中にって…、父親…。
しかもそれだけ告げて出張に出かける父親。
都合良く父がいなくなった2人きりの家(さらっと父子家庭設定)で、ぐいぐい来る弟に絆されまくる兄。
ものすごい設定なのに、誰一人、そこに頓着しない。
しかも幼少期に出会っていたということは、父親、近場で浮気を!?という、父親の下衆さばかりが浮き彫りに。
このページの攻め受け設定では晴斗も「霧島」になっているけれど、たぶん霧島は拓也の母親の名字で、晴斗は「咲田」です。
その辺りもしっかり出てこないので、情報を入れた方は混同してしまったのかな?
とにかく自身が愛人の息子というので、異母兄を憎むこともなく、4才の時の一瞬の思い出を胸に抱き続けてきた弟も「ん?」だし、父親のようなラグビー向きの体に育たずに諦められた兄の反応もいろいろと「ん?」でした。
もっとお互いに愛憎混ぜこぜな気持ちにならないものでしょうか…。
不思議でした。
これが異母兄弟じゃなければなあ!引っかからずに萌えることが出来た可能性もあったかもしれないのに…と、設定に残念感が残る。
ちなみに拓也は体型的に、黒田と同じスタンドオフか、フルバックかなというところ。
描き下ろしは、表題作の2人に黒田×篠宮が絡むオールキャストでした。
やや細マッチョ×華奢という組み合わせが好きなら、読んでみるのもいいかもしれません。
【激しくトライしましょうか?】
【激しく抜き挿ししましょうか?】
筋肉マニアの美人トレーナーの篠宮とラガーマン黒田のお話。
篠宮がまずは真っ直ぐに趣味の筋肉愛を貫いているのが、何故か共感(?)出来る!好きなものは好きとして良いんじゃないかと思います。
実際に、篠宮は自分の好きを高めてスポーツトレーナーとして頑張って目指すポジションに就いたので。
でも、まあ~さすが佳門サエコ先生…
ラガーマン黒田との心通うプラトニック期間の短さよ…
黒田と篠宮のロッカールーム初えっち!
の、濃厚~!さすがラガーマン。絶倫ですし、筋肉体力を生かした攻めっぷりは永遠にモールを作るよう…
篠宮が涙べしょべしょ泣き出して感じまくるのは、受けての表現として佳門サエコ先生の伝統芸能かと思われます。
トライ決める(?)のは、黒田と篠宮同時ですよ!
【同じ年の弟が理不尽です】
異母兄弟の兄、晴斗と弟で有名ラガーマンの拓也のお話。
拓也は海外リーグでプレーする若きスタープレイヤー。
突然帰国、突然同居の同じ年の異母弟です!
良いです!このスピード感。
最初は戸惑う異母兄の晴斗ですけど、拓也の突然の脱衣所訪問、からのジャッカル(?)には勝てません。
奪われちゃうよね、大事なもの~!
一応兄弟ですけど、もう拓也の長い片想いの思いの強さには晴斗、為すすべなし。
こちらでも受けの涙べしょべしょえっちは、もちろん御座いました…
どちらのCPもトップスピード過ぎて、有無を言わさない佳門サエコ先生ワールドにはまってしまいます。
ここは素直に作品を楽しんでしまう方が良いな、と読了して思いました。
数々のラグビー用語の使用すみません。
ワールドカップ現地観戦した時の、筋肉を思い出して感慨深かったです。
エロエロです
ガチムチなのに、絵が綺麗なので筋肉隆々感はありながらも美しい男性ばかり
受けは標準なんだろうと思いつつも、いっそうしなやかさを感じました
女性的というわけではないですが、この先生独特の可愛いらしい男性に拍車がかかっていた感じ
お話は、タイトルが後半に収録されてます
2つのお話が入ってて、それぞれ少し繋がりがありました
お話自体は、ちょっと特殊なフェチの話と
近親相姦ではないのかしら?みたいな
それぞれちょっとグレーなお話でしたが
重苦しくならずさらりと読めるのは流石だなぁと思いました
筋肉男性がとにかく美しい作品でした