ボタンを押すと即立ち読みできます!
こんなかわいくてエッチなお姫様他にいないよ
ハンサムな俳優が一般人と偶然出会って、気がついたら恋に落ちててエッチたくさんする話。
絵はすごくキレイだけど、中身がない、というか心情が全く理解できない。設定も展開も、都合が良すぎるというか、エッチシーンを入れるための導入だけというか。
一冊に二組の話が入っててお得と思う人もいるかもしれないけど、だったら一組の話しをもっと細やかに描いてほしかった。
顔のいい男の子同士が出会って甘いエッチをするのが好きな人にはいいと思います。
短編2話。
前半
いつも捨て猫を拾って、面倒を見て里親に渡している譲。
ヨウジが空腹で行き倒れているところを見つけて見過ごせず、拾ってしまった譲。
顔がいいだけの働かないペット男、ヨウジ
容姿が整っているヨウジが食い扶持を得るには俳優が良いと思い、ヨウジに劇団のオーディションを勧める譲。
譲の気持ちに応えようとヨウジは努力、若手人気俳優になっていく。
離れていく日を予感する譲に、ヨウジは・・
後半
譲が住むアパートの大家・広海は、王子様のような若手俳優・北川広海の隠れファン。
ヨウジが譲の家に佳人を招く。そこへ大家の広海が訪問。
泥酔した佳人を、自宅に連れてきて介抱したことが切っ掛けで、メルヘンルームが気に入った佳人と懇意になっていく・・
誰も傷つかない優しい展開で、気持ちがほぐれる。
ちょっと悲しいことがあったときに読む一冊に、どうぞ。
タイトルのお話(主人公は大谷さんとイケメン俳優)からスタートではなくて、あれって思うかもしれませんけど、後半がタイトルのお話です。最初のお話も譲くん(アパートの住人)が、かわいくて、でも、流されやすくて大丈夫か?となりましたけど、けなげで一生懸命なのでそれに刺激されて要司くんも一生懸命になっていって、幸せになってよかったです。
王子も自分に自信を持てるようになりましたし。大屋さんいつか作家デビューするのかな?
2作品収録で、表題作は2作目です。
(最初びっくりしました笑)
可愛いもの大好きで憧れの王子様に夢を見ていた受が、たまたま飲み会でその"王子様"とご一緒して懐かれちゃいます...とてもお似合いでキュンキュンしました...♡
白松さんの作品は結構読んでいたつもりが、レビューを残していないものがほとんどで。
というわけで、本棚整理を兼ねつつ、白松さん祭りを実施中。
表題作と3話編成の中編が収録されています。
【だから君はずるい】(3話) 萌2
ベタなのに!ベタだからこそか、何度読んでも泣けるー!!
ついつい捨て猫を拾ってしまう譲が拾ってしまったのは人間!?
自称「俳優」の要司はどう見てもヒモで…。
最初は超人気俳優のお忍びオフという話かと思いきや、そんな簡単な設定ではなく。
譲と要司の物理的な距離はあっという間に近付くけれど、こころの距離が徐々に近付いていくさまが本当に良くて。
そこに保護猫との生活や、新しい飼い主さんへの引き渡しのときのことも絡めて来るやり方が憎いんですよ!絶対に泣くでしょ、こんなの見せられたら。
最初は譲のお節介っぷりがちょっと鼻につくものの、だんだん絆されて、中盤から完全に寄り添ってました。
良いです。
【王子と俺が恋に落ちたら】(前後編+描き下ろし)
表題作は前出の譲が住むアパートの大家さんが主人公です。
齢27にして乙女趣味。そのせいで付き合った女性たちに呆れられて来た広海の心のオアシスは、若手俳優の北川佳人。
理想の王子像に妄想小説の筆が捗る中、譲に誘われて夕食にお邪魔するとそこには…。
いるんですね、王子が。
実際に会った王子は妄想とは真逆のネガティブコミュ障くんで、うじうじっぷりにイライラした広海はつい説教を…。なのに懐かれて…。
という、「こんなこと言ってくれるのはこのひとだけ!」「この趣味を認めてくれるのはこの人だけ!」という運命の出会いです。
どう見ても運命の出会いなのに、広海がいろいろ悩んだり、あれこれ考えたり、すれ違ったり、気付いたり、前後編ながら読み応えがありました。
王子がなかなか良い仕事をします。
ぜひとも読んで萌えてください。
描き下ろしはオールキャストでした。
台所に立つ王子と要司(あ、韻踏んでる)の姿を見て、譲が「白と黒ですね」と言ったあとの広海と譲の妄想のズレがおかしい。
そしてやっぱり王子と広海は、もうお互いにこのひとしかいないでしょ!というような流れで終了しました。
楽しかった…。
読み直しなのに、初読のように楽しかった…。
これだから本棚が一向に片付かないのであります。
確実にしあわせな気分になれるので、地雷後の口直しにも最適ですよ。