Renta!限定特典付き
恋じゃない。これは、お仕置きだ――
ハッピーシュガーシェアハウス
愛してって君は言う
を先に読んでからのこちらでしたが、こちらの月夜のクラゲは恋に泣くがいちばん好きでした!
攻め
恋することが怖いから、テキトーに愛しているだけの攻めで、ほだされ攻めですかね??
受け
とんでもなくかわいいです。みつきは、気持ちをそのまま表面に出すから、嬉しい時の表情がとってもかわいいのです。一人称がみつきなので、苦手な人もいるかもしれませんね。
まとめ
絵柄が可愛い感じなので、辛い展開があっても、なんだか安心して読めました。
ここのレーベルは人外×人間(人間×人外も)を提供してくださいます
過去にはアサリとかアサリとかアサリとか←その印象が強すぎてww
桃尻先生のお話は人間×クラゲでした
クラゲ…透明でふわっとしていて水に溶けるよう
綺麗でした。みつきくん綺麗
そして何故がおじいちゃん口調なんですが、それはネタばれるんで読んでください
恋ができない聡介(攻)の理由も
本当の恋をして欲しい祖父の理由も
本当の恋を追及して幸せを掴めなかった
(と攻は思ってます)叔父の理由も
とてもよく描かれています
そしてくらげのみつきが聡介に本当の恋をさせたかった理由も
本当に綺麗で切ない
優しい優しいお話でした
表紙の色使いの美しさと、泣き顔に惹かれて購入しました。とても可愛い...
人外要素がクラゲなんてどういう表現になるんだろう...と不思議だったのですが、ぷかっと浮く姿やクラゲならではの透明感が感じられて新たな扉が開かれた気がします。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
きゅるきゅるといった表現がぴったりなクラゲのみつき。可愛さが堪りませんでした。
クラゲゆえなのか、とても無知で無垢。中身はとても幼くて、喋り方はたどたどしい。それがなんとも可愛さをプラスしていました。
見た目が中性的なのと、幼い言動により”可愛い男子”の極みだと思います。こういう系の受けが苦手な人は注意が必要かな~と思います。
攻めの聡介は自分の境遇に胡坐をかいているような奴ですが、幼い頃からの刷りこみと母親の影響もあるようです。彼がみつきと関わることにより、絆されてベタ惚れになり振り回されて、意識を変えていく様が描かれています。
みつきがクラゲではなく人間の姿を保つために”キス”をするのですが、このキスのえっちさ...
とってもえっちでした。みつきのトロトロになる顔が最高なんです。見た目の可愛さと相まって、なんだか変な気分になります。
みつきの髪の毛のかき方が、透明感に溢れていてとてもきれいでした。彼の周りには、泡や星がきらきらと描かれています。これがクラゲっぽさを表していて素敵でした。
クラゲな人外のため、物語もかなりファンタジー要素が強いです。なんといってもラストの話運びには驚きました。こういう感じも良いな~と。もちろんハッピーエンドです。
ぜひ、クラゲな人外の物語を体験してみてください。
初めて読む作者さんでしたが、表紙の美しさに心を掴まれてジャケ買いをしてしまいました。
人外でクラゲは初めてだったので、どうなるのかなと思っていましたが、何よりもみつきが可愛すぎです…。キスをしなければ人間の姿を保てないという素敵な設定で、スルスルと世界観に入り込むことができました。キスシーンがまた色気があり、作者さんの表現力が素晴らしかったです。
ですが、最後は少し駆け足気味で、ふわっとした感じで終わってしまったのが残念でした。
きっとお母様に認めてもらえたのだと思いたいですが、そこをしっかりと描いてほしかったなぁ…と思わずにはいられませんでした。
今回はくっついて終わりのお話でしたが、これからが大変だと思うので、この先のくっついてからどう問題を乗り越えていくのか、2人のイチャイチャをもっと読みたいです。続編あることを期待します…。
初読みの作家さまですが、表紙が綺麗でジャケ買いしました。
主人公は大学生の聡介。
実家はお金持ち、そしてイケメンの彼はとにかくモテる。女の子をとっかえひっかえして遊ぶ毎日。
ある日、家の荷物を整理していた母親によって捨てられそうになっていた水槽。亡き祖父が大切にしていたクラゲが入っているのを見て、手元に置いておこうと手に取った聡介。クラゲを見ながら、祖父が可愛がっていた、という事は、このクラゲは何年生きてるんだ…?と疑問に思いつつ、寝落ちしてしまった聡介は綺麗な女の子を夢を見る。
助けてくれてありがとう。
恩返しがしたい。
聡介には本当の恋をしてほしい。
あの人が、そう望んでいたから。
そう、その女の子は聡介に告げる。
リアルな夢の中で、聡介はその子にキスをして―。
と、夢から目が覚めた聡介が見たのは、夢に出てきたその子、「みつき」だった。
聡介のじいちゃんが可愛がっていたクラゲが、美少年のビジュアルをもって、人化した。
と、簡単に言ってしまうとそういうお話なんですが。
聡介はモテるのをいいことにヤリチン化している。
なぜなら、彼は本気の恋をするつもりがないから。
何故、聡介は本気の恋をする気がないのか。
過去の回想、みつきとの会話から、その理由が見えてくる。
聡介のお祖父ちゃん、母親、そして伯父(母親の兄にあたる人)、そして聡介。
皆、良い人なんです。優しいし、愛情深い。
だからこそ絡み合ってしまった関係が切なかった。
ただ、もう少し踏み込んで描いてほしかったな、という気も。
じいちゃんが本当に好きだった、という「みつき」という人の存在。
おそらく、このストーリーの一番根っこになっているのは、じいちゃんと「みつき」の恋なんじゃなかろうか。
本当に好きな人と一緒にいたい。
その想いを、成就できたかどうか。
そこが描かれていないので、聡介の「本当の恋をするのが怖い」という想いが上滑りしている気がしました。
聡介とみつきの恋、に照準を置いて描いたのなら、クラゲであるみつきの今後、があいまいなまま終わっているのでなんとなく中途半端な感じ。
みつきはヒト型を維持するために聡介にキスしてもらわないといけない。
というバックボーンばかりに話が終始していて、ストーリーが今一つ盛り上がりに欠ける気がしました。二人のキスシーンは綺麗でエロいのですが、そのシーンばかりが描かれていて肝心のストーリーが薄っぺらい。みつきがそこまでこだわって聡介に「本当の恋」を教えたかった理由も、聡介がそこまでしてみつきを助けたかった理由も、今一つ説得力がない感じ。
と、酷評してしまいましたが、絵柄はすごく綺麗です。
クラゲで、キスしてもらわないと溶けてしまうみつき、の儚さが圧倒的な画力でもって描かれていたように思います。
設定。
バックボーン。
ストーリー。
そして絵柄。
どれもツボだっただけに、もう一声ほしい感が半端なかった。
設定としてはシリアスに分類されるのかなと思うのですが、人の生活を何も知らないみつきがとる行動がコミカルに描かれていて、コメディ色がかなり強い作品です。
さらりと人外モノを読みたいときにはぴったりな作品かと思います。