恋じゃない。これは、お仕置きだ――

月夜のクラゲは恋に泣く

tsukiyo no kurage wa koi ni naku

月夜のクラゲは恋に泣く
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
10
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
価格
¥720(税抜)  ¥778(税込)
ISBN
9784575380354

あらすじ

顔ヨシ・家柄ヨシ・女受け超ヨシの聡介の前に現れた
""みつき""と名乗る謎の美人(全裸)。
彼の正体は祖父の忘れ形見の""クラゲ""で
体を保つにはキスが不可欠!?

「キスすると体がへんになる」というみつきに
慰め方を教える聡介。
行為がエスカレートする一方、
聡介には""恋をしない理由""があって…。

金持ちプレイボーイ×ふわふわクラゲ男子の
キスandクライな恋の手ほどき!
ラブラブ後日談も収録!!

表題作月夜のクラゲは恋に泣く

聡介、お金持ちのお坊ちゃんでリア充、大学生
みつき

その他の収録作品

  • とろけるほど愛してる(描き下ろし)
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数2

人外BLはクラゲもきたかぁ。

桃尻先生、マージナルの人外BL 二冊目はクラゲです。
クラゲの擬人化は、キラキラ綺麗で、ホワホワと天然で、恋をしないと決めた男も魅了してしまう。
BLらしいメイン二人の恋は楽しめました。
ただ脇がための設定が甘いんだよなぁ…


御曹司の聡介は、容姿端麗・スポーツ万能で、女と遊びまくってます。
でも「恋はしない」って決めている。
真実の愛とやらを求めて駆け落ちした叔父が、借金まみれで過労死しているから。
恋はしたら理性がなくなり、不幸になってしまうって呪縛に囚われているから。

聡介は、死んだ祖父が大事にしていたクラゲが捨てられそうになっていたのを助けた。
すると夢に美人が現れ「君には本当の恋をして欲しいとあの人が言ってた」と言うので、遊びのつもりで「それなら君が僕と恋してよ」と言ってキスをしたら…
目覚めると、美人が現実に現れていた!

夢のなかの海月(みつき)は、不思議な力を秘めていそうなミステリアスさがあったのに、現実に現れた海月は何も知らない天然で、子供っぽくて無邪気。

聡介は恋をしないって決めてるし、海月は男だし、最初はうっとうしく感じ、海月がヒト型を保つためのキスも保護的責任感でしていたのだけど、海月に振りまわされていくうちに、だんだん海月のことを大事に想うようになって…


キスされてふにゃーとしちゃう海月はかわいいです。
カラダが熱くなってるのがなんだかわかってないショタ感、綺麗なものを汚す背徳感、これはほだされてしまうのがわかる!

無邪気な海月が、聡介から「恋はしない」と宣言されて、グチャグチャに泣いて消えたいと言っていた時は可哀想で、元気もなくなりこのまま消えちゃうのかと心配で、聡介じゃなくても抱きしめずにはいられない!


呪縛から解き放って、真実の愛に辿りつく。
聡介と海月の恋愛パートは、そうなるべきだって思うし、萌えもあるんですよ。
でも気持ちが通じて、カラダでも繋がった翌朝、海月が消えてしまうのがよくわからない…

クラゲの生態と言ってしまえばそうなんだけど、意味深なタイミングで消えたのに、再会はアッサリだし、幼体化してるのは作者さんがショタを描きたかっただけかな?って無駄に感じてしまう。


あと聡介の祖父が謎。
大事な誰かと悲しい別れがあって、海月がずっと側に居てくれたらしい。
そんなに大事なクラゲなら、自分の死後のことも考えるんじゃないの?
しかも不老不死設定まで出てきて、聡介が死んだ後はどうなるんだろう?ってつい考えてしまう。

過労死した叔父と、恋は身を滅ぼす持論の母は、祖父の子供。
そして叔父と母の夢の中にも海月は現れ「恋をして」と囁いていたらしい。
祖父は、息子と娘にも、孫の聡介にも、恋をして欲しいと思ってたってことでしょ?
だったら息子に愛する人が出来た時に、駆け落ちなんかさせずに家族に迎え入れてあげれば良かったんじゃないの?
一族企業でそれなりのポジションを与えられていた男が駈け落ちなんかしたら苦労するに決まってるじゃん。
どうして過労死する前に助けてあげられなかったの?

ラブストーリーは成立してるんだから、萌えを素直に楽しめば良いと思いつつ、ストーリーの起源である祖父の謎と矛盾に引っかかってしまいました…

1

もう一声ほしい。

初読みの作家さまですが、表紙が綺麗でジャケ買いしました。








主人公は大学生の聡介。
実家はお金持ち、そしてイケメンの彼はとにかくモテる。女の子をとっかえひっかえして遊ぶ毎日。

ある日、家の荷物を整理していた母親によって捨てられそうになっていた水槽。亡き祖父が大切にしていたクラゲが入っているのを見て、手元に置いておこうと手に取った聡介。クラゲを見ながら、祖父が可愛がっていた、という事は、このクラゲは何年生きてるんだ…?と疑問に思いつつ、寝落ちしてしまった聡介は綺麗な女の子を夢を見る。

助けてくれてありがとう。
恩返しがしたい。
聡介には本当の恋をしてほしい。
あの人が、そう望んでいたから。

そう、その女の子は聡介に告げる。
リアルな夢の中で、聡介はその子にキスをして―。

と、夢から目が覚めた聡介が見たのは、夢に出てきたその子、「みつき」だった。
聡介のじいちゃんが可愛がっていたクラゲが、美少年のビジュアルをもって、人化した。

と、簡単に言ってしまうとそういうお話なんですが。

聡介はモテるのをいいことにヤリチン化している。
なぜなら、彼は本気の恋をするつもりがないから。

何故、聡介は本気の恋をする気がないのか。
過去の回想、みつきとの会話から、その理由が見えてくる。

聡介のお祖父ちゃん、母親、そして伯父(母親の兄にあたる人)、そして聡介。

皆、良い人なんです。優しいし、愛情深い。
だからこそ絡み合ってしまった関係が切なかった。

ただ、もう少し踏み込んで描いてほしかったな、という気も。

じいちゃんが本当に好きだった、という「みつき」という人の存在。
おそらく、このストーリーの一番根っこになっているのは、じいちゃんと「みつき」の恋なんじゃなかろうか。

本当に好きな人と一緒にいたい。
その想いを、成就できたかどうか。

そこが描かれていないので、聡介の「本当の恋をするのが怖い」という想いが上滑りしている気がしました。

聡介とみつきの恋、に照準を置いて描いたのなら、クラゲであるみつきの今後、があいまいなまま終わっているのでなんとなく中途半端な感じ。

みつきはヒト型を維持するために聡介にキスしてもらわないといけない。

というバックボーンばかりに話が終始していて、ストーリーが今一つ盛り上がりに欠ける気がしました。二人のキスシーンは綺麗でエロいのですが、そのシーンばかりが描かれていて肝心のストーリーが薄っぺらい。みつきがそこまでこだわって聡介に「本当の恋」を教えたかった理由も、聡介がそこまでしてみつきを助けたかった理由も、今一つ説得力がない感じ。

と、酷評してしまいましたが、絵柄はすごく綺麗です。

クラゲで、キスしてもらわないと溶けてしまうみつき、の儚さが圧倒的な画力でもって描かれていたように思います。

設定。
バックボーン。
ストーリー。
そして絵柄。

どれもツボだっただけに、もう一声ほしい感が半端なかった。

設定としてはシリアスに分類されるのかなと思うのですが、人の生活を何も知らないみつきがとる行動がコミカルに描かれていて、コメディ色がかなり強い作品です。

さらりと人外モノを読みたいときにはぴったりな作品かと思います。

3
PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ