その獣の秘密は薄闇の中で明かされる―――

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表題作月と狼

ワン・ワウ・ウゥ
オオカミーン族,翻訳家
春野葵
スポーツインストラクター

同時収録作品断捨離のすゝめ

?(受けの家に住み着く無職の男)
植物の精霊のようなもの
?(物が捨てられない男)

同時収録作品おそるべきノンケ/ノンケとよばないで

ヒロ
19歳,大学2年,達也に恋する幼馴染
達也
大学2年,ヒロの幼馴染

その他の収録作品

  • フルムーンライトトリップ(描き下ろし)
  • ウゥさんの手袋

あらすじ

一人暮らしのため、引越しをした春野 葵。
隣の家の住狼はウゥというオオカミーン族だった。

扱う言語が違うという壁を乗り越え、様々なコミュニケーションをとり、恋人同士になった2人。
まさに春爛漫かに思われたが、実は葵にもウゥにも、お互いに言えない悩みがあって…

最高の漫画力を携えた、鬼才・松本ノダの人外BLコミックス!
ノンケとゲイの機微を描いた中編や読み切りも同時収録!!

作品情報

作品名
月と狼
著者
松本ノダ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジュネット
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
ISBN
9784909460325
4.2

(158)

(75)

萌々

(59)

(16)

中立

(4)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
30
得点
663
評価数
158
平均
4.2 / 5
神率
47.5%

レビュー投稿数30

人獣攻めに目覚めた作品

表題作の他に、2CPのお話が収録されています。

【ウゥ、あう わおんっ】【ウゥさんとアオ 前後編】
この作品で、人獣攻に目覚めました。
攻めのウゥさんはオオカミーンという種族でガッツリ狼さんです。人語はわかりますが人の言葉は喋ることができないので、独自の発声と文字で意思疎通をします。
かっこいいし、毛モフモフだし(ふぐりも♡)、射精の量が凄いし、狼攻めならではの良さがたくさんあります✨️
しかもさみしい時やイッた時は“クゥン”とした顔をするのがめちゃめちゃかわいいです(*´艸`*)
受けのアオくんはいい子で優しくて健気な男の子です。
ちょっと意外だったのが、下の毛が濃い!!萌えました。

【断捨離のすゝめ】
不思議なお話でした。
いろんな意味で断捨離します。
このお話は続きとかそういうのはなさそうで、多くは語らず曖昧な雰囲気で終わるのを楽しむ作品かなと思いました。

【おそるべきノンケ】【ノンケとよばないで】
親友同士の2人です。
ヒロ(攻)は子どもの頃から達也(受)のことが好きで、でも達也はノンケだからずっと親友のままでいようとしていたのですが、色々あって付き合います。
ずっと好きだった子と付き合えて嬉しい反面、元々ノンケだから女の子の方がいいのでは?という葛藤があったり、そういうところも面白い作品です。
松本ノダ先生の描くエッチは本当にエッチだな〜って思います(笑)

0

獣人の翻訳家

ノダさんの漫画は愛にあふれたHが詰まっていて良いんですよね。
この作品は珍しく獣人攻めが登場。そしてなんと狼語しか話さない!これで会話が読者に伝わるのか?と心配しましたが、むしろそれがよかった。

口の構造から人間の言葉が話しにくいというのは確かに、という設定。話しにくいが読み書きはプロというのもインテリを漂わせていてギャップ萌です。

狼さんが葵にベタ惚れというのが伝わってくるし、ノダさんだけにHがしっかりH。最初からカップルなので安心して読めるモフでした。

0

獣人もの表題作の短編集

表題作他2編、合わせて3編入っています。

表題作は表紙の通り獣人×人間もの。獣人が暮らす国がある設定です。

【仕事の関係で田舎から都内に出てきた葵。引っ越したマンションの隣の部屋には、ウルニャワン共和国のオオカミーン族である『ウゥ』が住んでいた。ウゥと仲良くなった葵は、友人として彼と接するうちに恋愛感情が芽生えてきて…】

まず、攻めがすごく獣人です。言葉も顔の骨格の関係で日本語が話しにくい設定とか、徹底してます。オオカミーンの他にイヌドッグ、ニャオァーンという種族がいるらしい。そちらも見たい(笑)

見所はやっぱり獣人らしい激しいエッチ。デカイ、強い、コブ付き。そして多い(笑)受ける側はなかなか大変ですが、葵は愛ゆえ、受けたいんです!ラブラブなのになかなか入れてくれなくて、焦れる葵が健気でかわいい。2話入っているのですが、どちらもテーマは挿入かな。紳士で優しいウゥが獣になるのがすんごくいい。葵もエロい。

2つ目は1話完結の、捨てられない男の話。物を捨てられず、男も捨てられず。捨てるきっかけがちょっとファンタジー。ファンタジーエロです。

3つ目は幼馴染みのことが好きなゲイ×ノンケ男子。2話目の『ノンケと呼ばないで』が印象的な話でした。ゲイとノンケ、壁はあるけれど人を好きになる感情は変わらないし、ゲイの友人を好きになったらノンケなのかって、確かに疑問。そういう、セクシャリティのボーダーみたいなのを考えさせられました。

全体的にはちょっと絵にクセがあると感じるかも。獣人はモフモフ系ではなく顔以外は人寄りです。ビッ、と手袋するところをぜひ見てください!

1

短編三作品共に上質

松本ノダ先生作品初読みです。
どこかで紹介されてて気になってポチったのかな?
電子の積み本が余りにも大量なので、今月はハロウィンという事で人外モノの未読を崩していってます。

表題作が人外、次の作品も人外?、3つ目は幼馴染みモノでした。

表紙と中身が全然違う作品でした。
なんか、シリアスな重厚なお話なのかと思ってたら割とどれもほのぼのや日常あるある話でした。
絵が独特で好みは別れるのかもですが、読んでるうちに気にならなくなりました。
どれもとってもよかったです。
買ってた過去の私、チョイス大正解!褒めたい!
一作目の攻め様、オオカミーン族のウゥさん。
狼人だけど、カッコ良さ滲み出てるしとってもジェントルマン。拳ほどある逸物には驚き‼︎そして排出量の多さにも驚き!
全部受け入れたいと葵くん、どんどん拡張させて自主練してる姿がまたえっちぃ。
それでも入らなかったから優しいウゥさんはしないんだけど、葵くんが煽っちゃったから火がついたウゥさん、葵くんを傷付けないようにラバー手袋を装着、手袋嵌める姿って何ともえっちですよね?わかりますよね?手袋フェチの人、集まれ!こっちです。
ついに繋がった2人、とても感激。
だけど、二度目の合体がなかなかなくて優しいウゥさん。満月の日が近づくと部屋に篭っちゃう。
そんなん、何となく察しちゃうけど、やっぱそうだったんだ。でも、激しく求められたかった葵くんは超乱れちゃう。
もう、このまま全部この2人のお話なのかと思ってたらあっけなく終わっちゃった。

次の短編断捨離のお話。
クズい男とズルズル付き合ってる主人公のお部屋にあった観葉植物の触手?モノ。単話っぽいまとまりのあるお話だけど、あの植物の子は処分されて終わりなのかな、残ったツルからまた成長したりして。

最後の幼馴染みカップルのお話が好きです。
よくある幼馴染みモノ。幼稚園の頃から片想い。相手はノンケだからこの思いは一生秘密のまま親友続けるつもりが…ってやつ。
なんか、リアルなお話に感じました。
2人の絡みもとてもエロさを感じます。

松本ノダ先生初読みだったんですが、とても良質な作品だったので、他の作品も読んでみます。

シーモアで購入。
完全白抜きだったので、ウゥさんのウゥさんが見られず残念でした。

0

ほっこりストーリーと肉々しいエロ

そういえばピアスレーベルってエロ特化なんだっけ…Hシーンたっぷりですごかったです。狼×人間で、体格差がやばい…!本気で葵のお尻が心配になっちゃって、出された量も多すぎて、エロさを感じるより葵頑張れ~って気持ちになりました笑。
二人のラブラブっぷりとかウゥの優し気な表情とか好きです。癒されるお話でした。
他二カプのお話が収録。最後のノンケとゲイのお話は、ものすごく肉々しいむっちりした体同士でのからみがたっぷり。同棲問題のくだりだけはノンケ君が急に性格変わったみたいな拍子抜けな理由でしたが、エロに切なさがプラスされてて良かったです。

0

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