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ダブルフェイスには敵わない

double face niwa kanawanai

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表題作ダブルフェイスには敵わない

片桐 宗馬(高校生・優等生)
安藤 要(ヤンキーかぶれの高校生)

その他の収録作品

  • 番外編
  • ダブルフェイスはもういらない(描き下ろし)
  • カバー下表紙

あらすじ

ヤンキーに憧れている安藤ちゃん。
でも優等生・片桐にキャンキャンするのがせいぜい。
ふてくされた放課後、他校の生徒にケンカを売られるが、
突然現れた、強すぎる宗馬さんという男に助けられ大興奮!!!
アンタみたいな男を探してた!!と意気込んだけれど、
何故か宗馬さんに唇を奪われて―――!?
アクシデントラッシュによろよろなのに、
さらに安藤ちゃんを襲うのは、宗馬さん=片桐……という事実……?

作品情報

作品名
ダブルフェイスには敵わない
著者
野花さおり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832290839
3.8

(51)

(14)

萌々

(20)

(12)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
190
評価数
51
平均
3.8 / 5
神率
27.5%

レビュー投稿数6

受けがちょろかわいい♡

ダブルフェイスってこういうことね!
ケンカが強い憧れの人と気に食わない優等生が実は同一人物だったって話です。
ん〜いくら眼鏡して髪上げてるからって声とかさ、分からない?って思ったけど漫画だし。分からないんだね。
とにかく主人公の安藤くんが可愛い。あんなに嫌ってたはずなのに、すぐキスされちゃうし、流されまくりのちょろ過ぎです。あと、ケンカそこまで強くないし、唯一の友達に友達少ないの心配されてるし、ヤンキー設定だけど全然怖くないです。
片桐くんが安藤くんを好きになるスピードが早くてえってなったけど、もしかして前々からちょっと好きだからわざわざ構ってたのもあるのかなーとか思ったり。
おバカな流され受け好きな方はぜひ٩(◜ᴗ◝ )۶

3

「◯◯過ぎない」ところがちょうど良い

世の中にはツンデレを愛する方々が一定数存在するわけで。
ツンデレに飽き足らず、ツンツンまでも愛おしいと思う方までいるわけで。
基本的に「受け」に付随する性質ですね。
「おろおろもじもじしない誇り高き受け」が好きなわたしですが、「ツン」要素はあまり得意ではありません。
なぜならツン要素のある受けは、わたし調べでは流されやすく、ひとのせいにしがちで、攻めを見れば赤面、攻めの一挙一動にもじもじする自分をごまかすために大きな声で叫ぶ、暴れる、という「プライド」の「プ」の字も感じない子が多いからです。

そんなわけでこちら。
クラスの優等生で学級委員の片桐宗馬と、片桐のことが嫌いなヤンキーの安藤です。
安藤がヤンキーになったのは、幼い頃観た不良グループの映画の影響で、強いやつを守れる自分になりたいと思っています。
そんなある日、ケンカ中に助太刀してくれた宗馬さんに惚れて…。

絶妙でございました。
ツン要素はあるにはある。上から目線で嫌いな同級生に対するツンは、恋愛におけるツンとは別物ですね。ツンしたことに後悔がない。ツンしたことで「素直になれないオレ…。何であいつの前ではこうなっちまうんだろうな…」なんて悩まない。悩んだ結果、出た答えが「あいつがオレを構うせいだ!」という責任転嫁にもならない。
宗馬=片桐と分かってからも、片桐に何度もキスされても、安藤は気持ちをごまかすためにツンを発動していません。
そこがイイ!むしろツンデレというよりは単純天然おばか?だから大事なことは深く考えずに言葉で、行動で伝えてしまう。
キャンキャン言う場面もあるけど、恥ずかしがってじゃないのが良かったです。

片桐の方は回が進むにつれて「え、厨二病…?」というような発言をたまにしますが、この子も自分のこころに沸いた思いや衝動を隠さない。
キスしたいからする。好きだからデートに誘うし、やきもちも焼く。
何も隠さずにぶつけてくる、しかも大半無表情で。
クールで無表情というと、腹黒!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全然黒くないです。むしろ腹も頭もこころも安藤一色です。
勉強も運動も何でできちゃうのに、無表情な攻め、いいですよね。好きです。

そんなわけなので、終始にやにやしながら読めます。
あまいです。あまあまです。
ツンデレ過ぎず、クール過ぎない。
絶妙な塩梅で繰り広げられるあまい世界、いかがですか?

2

デレが最高!

ダブルフェイスね、なるほど〜という感じです。
二面性というか、優等生と実はかつてヤンキーに憧れて喧嘩が強い…というダブルフェイスを持つ学級委員・片桐宗馬。
喧嘩で宗馬に助けられたヤンキーかぶれ・安藤は、宗馬こそ理想の人だと確信する。
実は、宗馬はクラスメイトの気に入らない奴…片桐だった!

安藤ったら、宗馬=片桐だって全然気付かないし、宗馬は宗馬で安藤のことすぐ好きになっちゃうし…ちょっと都合のいい展開ではあります。
でも、宗馬を意識して赤くなっちゃう安藤だったり、クーデレの宗馬だったり、可愛くて萌えるところがたくさんありました。
話の流れ自体は急展開だけど、キャラが充分魅力的で楽しめました。
今後を見守りたいと思える2人でした。

1

かーわーいー♡ なぜ⁈ 気づかないのか⁈ は、さておき。

うははは〜♡これは可愛い♡
野花さおり先生の作品の中では、「ひねくれさくらに恋が咲く」が、今のところ一番好きなんです♡
なので、表紙とあらすじを見て。『ヤンキーかぁ…。』と。
特にヤンキーが好きでも無い(嫌いでも無い。)
『どうせ、ヤンキーが キャンキャン吠えていて、そのうち好きになるんでしょ。』な、出オチ感。
あまり期待しないで手に取ったんです。
うははは。これは、可愛いね‼︎ うん。可愛い♡
もちろん、安藤のおバカな「ヤンキーかぶれ、with 流され受け」っていうのは、既視感しか無いんだけど。
安藤は、下校中ヤンキーに絡まれ、ピンチに。
ただヤンキー映画に憧れて、ヤンキーかぶれなだけの安藤は、喧嘩がそう強くも無い。
そんな時、助けてくれたのは…。
宗馬と名乗る高校生だった。

「…気付いてなかったのか?」
安藤は、毎日、学級委員として注意して来る、片桐をウザがっている。
そう、喧嘩が強くてカッケー宗馬さんは、クラスでもイケメンでクールでモテモテの学級委員、片桐だった。
ぷぷーっていう。何故、気付かないのか⁈
のみならず、安藤は、友達に「あんな男になら、抱かれてもいいな〜。」なんて、言ってしまっている。(それを宗馬に聞かれている‼︎‼︎)
スイッチが入ってしまった片桐は、所構わずキスをかまして来たり。
結構、執着して来て。エッチなことをかまして来たり。
そっからもぅ、多分。片桐ビジョンでは、安藤が可愛くて可愛くて仕方がなくなってる‼︎
そもそもがイケメンの顔面力に敵うはずも無く。
安藤も流され、可愛い顔で無自覚に煽ってしまい、片桐を受け入れてしまう。
途中、受け入れて貰えたのに関わらず、『安藤が好きなのは、喧嘩が強いヒーロー像である宗馬であって、俺自身では無い。』なんて、片桐はクヨってみたりしますが、
恥ずかしながらも、「俺が好きなのはお前自身だ!」と言ってあげる安藤が愛おしいです。
この子は結局、健気なんですよね。
溺愛執着攻めの甘やかしというのが、ことのほか大好き♡な、私にとって。
片桐のスイッチ入ってからの、執着ぶりには本当、きゅんきゅんしました♡
変に拗ねたり気を持たせたりせず。正攻法で迫る攻め。そういうのに萌えます♡
さて。安藤には、いつも何かとつるんでいる友達(割とイケメン)が、いるのですが、
片桐には、彼にも嫉妬して欲しかった!中学の同窓生(女子)には嫉妬してたクセにね。

描き下ろしには、とにかく抱きたい盛りの片桐や、お約束の彼セーターや、激しいキスマーク。などなど。甘あま後日談たっぷりで、片桐の執着っぷりが堪能出来て、満足です♡

0

え!?そんな素直だったの?♡

拳で仲間を守るのに憧れていたけど現実はヤンキーかぶれの高校生になっていた安藤。
ある日絡まれてるところを同じ高校の”宗馬”と名乗る男に助けられ一気に宗馬さんファンになる安藤・・・かわいい。
翌日、教室で「宗馬さんになら抱かれてもいい」なんて言い出すほどにハマってたけど、実は宗馬が犬猿の仲なクラス委員の片桐だと判明。

あんなにそっけなく淡々と安藤に正論ぶっかけていたクラス委員の姿は見る影もなく、安藤に「好きかも」と言ったりキスしたり・・・!?
【どうした片桐!?オマエそんな可愛い奴だったのか!?】状態←私が(笑)
自分に憧れてはしゃぐ安藤にスッポリ堕ちちゃってましたね♡

片桐のクーデレぶりに振り回されつつ毎度ドキドキしちゃってる安藤がコレマタ可愛いこと可愛いこと///
仕舞いには片桐が近づいて来ただけで頭の中キスでいっぱいになっちゃうからね。かわいいなぁコノヤロォー!

人情硬派ヤンキーに憧れた少年の超絶ホッコリピュアラブでした♪

4

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