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完成度の高い、萌えないBL

うーん…すごく評価に困る作品でした。
漫画としての評価は間違いなく神です!
はらださんの底知れぬ才能に感服すらいたしました。
絵も更に上手くなられててビックリだけど、その上漫画としてのコマ運び、見せ方、引き込ませ方など、もう、この人はどんだけ天才なんだと。

ただね…なんというか、自分が求めてるのと違いすぎての戸惑いと、最後まで残るモヤモヤ、後味の悪さ、なんとも言えない虚脱感…、憂鬱で沈む気持ち。
ああ、これはちょっと読まなくてよかったなとすら思いました。

自分が何故BLを読むのかを改めて考えさせられてしまった、そんな作品でした。
結果、創作としての出来は素晴らしくても、それを認めたうえで自分の満足度はまた別物なんだと悟ったのがちょっとした新たな発見ってとこでしょうか。

評価は素直に、正直に、自分の気持ち通りに、の結論で。中立。
…うん、せめて朝一が受けであって欲しかったなあ。

Qpano VOL.1 コミック

萌えの宝庫だった

「年下彼氏の恋愛管理癖」目当てに買ってみたのですが、他の作品もことのほかみんな面白くて(失礼)すごい良かった…!
全作品エロ度高めで、自分好みの絵…というか今時の絵って感じで、何気に年下攻め率高くて、なんて私得。
ここ最近読んだ雑誌の中で一番好きでした。買ってよかった!

「年下彼氏の恋愛管理癖」桜日梯子
桜日梯子さんが温めてきたキャラという、泉くんのお兄さん登場のフラグが立ってました。
風邪を引いた泉くんのお見舞いに来た理さん、雨に濡れてしまったため泉くんの服を貸してもらうのですが、その姿に泉くんが発情ー>イチャイチャラブラブでした。
相変わらずエロシーンはとっても麗しいです!!
もう全てのコマに色気が溢れまくってて、理さんの美人度上がってるし、理さんのフェロモン駄々漏れの顔みてはこれは男ならやりたくなるわ…と納得。
読み終わって速攻3回は読み返しましたw
やっぱり萌え補給には最適です、桜日さん!
でもちょっとページ数が少なかった(´Д`)

「すもも」はらだ
モモの幼いころと、その後モモが須田のところに転がり込んで来て逃げるまでの過程が須田の視点で淡々と語られてます。
キャラと状況がブレずに本編と綺麗に繋がってるのはさすが。
はらださんの漫画はどれを読んでも理不尽さがなくてなんか絶対的な安心感みたいなのがあって、ほんとにこの人は天才だと思います。
ただ、この話はかなり痛々しくて個人的にBL萌えには至りませんでした(泣)
奥さんとの電話の後報われてほしいな。

「sick resume:extra」倉橋トモ
健気天然受けと強引俺様年下攻めのこたつエッチ。
しかも妹に見つかるかも、という状況。
これめっちゃ萌えました。
あー、この人のゆるふわな雰囲気好きです!新刊買う。

「思い違いが恋の種」おわる
受けと攻めのキャラがとってもよかったです!受けのツンデレ具合と攻めのワンコ具合が。
ありそうでなかった花火をバックにエロシーン、すごく綺麗!
やっぱりおわるさんの絵はほんとに丁寧で綺麗。

「タケル先輩の束縛カレシ」右野マコ
これ、今回一番のヒットでした!!
もうもうもう、萌えに萌えて読み返しまくりました!!!
主人公かと思ってた子が実は当て馬?脇役?で、当て馬かと思われた転校生が実は攻めとか…!しかもヤンデレ気味。こういうの読みたかった!
受けは真面目ちゃんっぽいのですがこれがまた自覚後可愛いのなんのって。
後輩君もめげないのがいい。
これの続編をぜひぜひお願いします!
このカップルと後輩君との絡みをもっと読みたい!!

「新妻くんと新夫くんそれから」蔓沢つた子
新妻くんのこの、他に類を見ない独特なキャラ、いいですねえw
表情も喋り方も、独特すぎるけどなんでこんなに可愛いの。
今回新夫くんがエッチせずに焦らすんですが、BL的王道展開では、こうなったら受けが我慢できずに襲い受けになるか嫌われたと思って傷つくかなんですがwこの二人はほんとに面白い!
これで萌えさせるんだから蔓沢つた子さんすごいです。大好き。

「理解できない彼との事」碗島子
これ笑いましたw碗島子さんってシリアスで痛い作風なのかと思ってたんですがギャグもいけるんですねwクズ先輩ってww
これ続きますよね?続いてくれなきゃ困るwww
絶対続き読みたい!

この他、フジマコさん、松吉アコさん、宮本リンダさん、mecoさん、キタハラリイさんのが私好みの年下攻めでホクホクでした(≧∇≦)
そしてちしゃの実さんの作品の空気と必死感でてるエロシーン、大好きです。

桜日さん目当てでしたが、フタを開けてみると驚異の当たり率で、次号も購入決定です!
vol.2の予告はなかったのですが、年に何回の発行なのか気になるところです。

笑いより、感動

全編ギャグだと思ってあまり期待せずに、ここでの評価高いのと単に受け攻めの設定が好きな感じだったので買ってみたんですが…
なんと、泣きました。

村上キャンプさん、失礼ながら決して画力がものすごく高いというわけではないのですが、演出力がいいというか、見せ方読ませ方がとても上手いですね。
なんか自然に感情移入できてすごく引き込まれ、ストーリーやキャラの心情も無理がないしギャグも萌えも時折見え隠れする切なさも申し分なくて、ほんとに読んでよかった!

UFO型ハンバーガーや別れ間際の番場さんの泣き顔にもやられましたが、私が一番心を揺さぶられたのはレナが出てきた回です。
遠い異国、寒くて寂しい冬、「これは絆されても仕方あるまい」とちょっとハラハラしたのですが。
思いもよらず番場さんからタイミングよく送られてきた日本食と手袋に蜂谷くんと共に素直に感動し、その後の蜂谷くんの「神様だって~」のモノローグに更に感動。
手袋をはめて拳を握り、「だけど大丈夫、もう大丈夫」で涙腺がゆるみ、馬場さん宛てに指輪が送られてきたところでぼろぼろ泣いてしまいました。

なんでか自分でもわからないのですが、今まで十分感動的だと言わてれる作品、場面でも平気だった自分の涙腺侮ってました。
多分キャラがとても魅力的で感情移入できてたからかなと思うのですが、やっぱり作家さんの演出力の賜ではないかなと思いました。

ギャグについては他のレビュアー様もたくさん書かれてるので省きますが、面白すぎですw
どうやったらこんなこと思いつくのかw

村上キャンプさん、次作も絶対買います!楽しみです。

やっぱりすごい

一応雑誌で読んだんですが、やっぱり何回読み返しても面白いしめちゃくちゃ萌える!!

ストーリーもすごく良かったんですが、やっぱり桜日梯子さん特有の隅々まで練られた設定と絶妙なギャグ、ブレないキャラ、萌えさせるセンス、画力、表現力、コマ運びとセリフ、もう全てにおいて計算しつくされた感があってほんと安定、安心して読めるし、どっぷり萌えれる。すごいと思いました。

煽り文句に「中毒者」という表現がありましたが、自分がほんとそれで、もう暇さえあればいつの間にか手に取ってる・・・
年下彼氏の恋愛管理癖でも思ったんですが、桜日さんの作品ってどうしてこう中毒性があるんでしょう?

最優秀助演男優賞の俳優さん相手にプルプルしてるトータカさん、欲求不満なとき、ちゃんとちっちゃな羽まで黒くなってるチュン太、レンタルスタジオの話でチュン太の手を握るトータカさん、「中の上」とかってランク付けするトータカさん、綾木くんにホテルに連れ込まれた時「せ、せん・・・えん・・・」って寝ぼけるトータカさん、以上が自分的お気に入りでした☆

ネトラレトライアングルも大好きです!もしかしたら表題作より好きかもしれない・・・
電子で読んだ3話が本当に本当に好みだったのでこっちも続きが凄く楽しみです。雪生くんが切ないです・・・

エロはもうもうもうさすがとしか言いようが無かった。ご馳走様でした!
でも新刊見る限りこの方は決してエロだけが売りの作家さんではないと思いました。

このシリーズも、年下彼氏の恋愛管理癖の方も、続きがほんとに楽しみなんですが、今回ので次の期待値上がりすぎて大変かも。

そして、二次しか読まなかったのに桜日梯子さんの本で商業BLに目覚めたって人が多くて嬉しかったです。

ゆるふわでエロエロ

好きな系統の絵と設定だったので、とっても楽しめましたw
2カップルとも受けが可愛かったです。

オネエキャラとかあんまり好きでもないんですが、このひろむはよかったな。表情が可愛い、行動が可愛い、顔もセリフもいちいち可愛いw
全体的にゆるふわなであまあまな雰囲気も良かったけど、ほんわかした絵柄に対して濡れ場はエロエロなところもポイント高かったです。

そして2カップル目の受けの新妻くんが最高でしたw
こんな受け、今までいなかった…!なんか画期的で、でもめちゃくちゃ可愛いくて愛おしい受けだったw
これが29歳というのがまたいいw
萌えとはちょっと違ったかも?笑
でもこんなチャレンジャーな新人さん大好きなので、作家買い決定です^_^
そういえば初単行本なんですよね。にしてはほんとに完成度高い。

驚きの展開

急展開と、1巻とは打って変わった浅野先生の変わり様にビックリ。
でもすごくしっくりきました。これが先生の本来の姿かw
1巻から一体どういうふうにラブに持って行くんだろう?と想像すらつかなかったんですが…、なるほどねw

やっぱり絵がすごく綺麗なので濡れ場はすごく萌えますね。
所々に漏れ出る浅野先生の色気がハンパないです。
そして篠原が可愛い!いきなりワンコになってて先生に翻弄されっぱなしで、こういう攻め大好きなんで1巻より全然楽しめました。

やっぱりBLって萌えれると面白さ倍増、いや5倍増ですね。
萌えた2巻のほうがはるかに読み返し率高いです。
3巻が本当に待ち遠しいな。

蛇喰い鳥 コミック

芽玖いろは 

攻め視点がイイ

すごく…すごく良かったです!
ノンケが徐々に落とされる段階での二人の雰囲気の変化とか、実は攻めが魔性の受けに喰われたのだ、とか、もう悶まくりました!!
千鳥さんの普段のプラトニックなイメージが一転して魔性受けになるのがたまんない!

攻めが主人公の攻め視点ならではの萌えですね。やっぱりBLは攻め視点が好きだな~。

そして、そんな余裕アリアリの魔性の千鳥さんが、二条くんの元カノのもの見つけて「それ捨てて」って言っちゃうとこに、愛ゆえの切羽詰まった感と必死さが出ててすごくキュンとしました。
千鳥さん、魔性っぽい反面実はすごく純粋なんですよね。
年上美人で魔性で純粋で淫乱って…最高ですね!

個人的に「完食」で二人で手繋いで二条くんの家のドアの前に立ってる後ろ姿がすごく可愛くて、そこだけ何度も見てしまいます。
いかにも大学生な大柄な若者と、繊細そうなスーツ姿のサラリーマンの二人組はすごく絵になりますね。
手繋いでるだけなのに異常に萌えました。

泣き顔っていいな

絵がすごく綺麗で、キャラの表情が生きてますね。
泣き顔のアップなんて、さあこれで萌えろと言わんばかり…。
まんまと萌えましたw泣き顔萌えに目覚めそうw
年上受けの童貞処女って設定も美味しい!真木さんが12歳も年上なのにって意識してうだうだしてるのも可愛かった。
攻めの佐山くんの若さゆえの純情キラキラっぷりというか、ガッツキ具合とかも真木さんと落差あって良かったです。
真木さんってクォーターで綺麗なのに32歳まで恋愛経験ゼロっていうのが個人的にとっても萌えツボでしたw
この二人のお話が一番好きだったので続きが出るといいな。

さすがの注目作

あー、面白かった!
やっぱりさすがです、桜日梯子さん。

この作品、エロのイメージが先行しがちですが、決してそれだけじゃないです。
もちろん桜日さんのエロにはすごくすごぉく萌えるんですが、桜日さんってホント、場面場面の運びと見せ方とセリフがいちいちいいんですよね。

ドキドキするけど、安心して読めるし、なんか安心してエロを堪能できる感覚。
そして、読み終わったらまた読みたくなる。
中毒性あってゾクゾクするけど、絵やらセリフやら何から何まですごく安定してる感じがあるんです。
キャラがしっかり立ってるからかなとも思うんですが。

その上エロはエロエロで、受けの表情がめちゃくちゃ艶かしくて、でも重くなくて、甘々で明るくて軽い中、チクッと切なくて、端々に見え隠れするセンスが秀逸で…と、腐女子の求めるものを、とても、とてもよくわかってらっしゃる!
人気の理由がわかる気がします。
ホント、好きな人にはたまらない作家さんなんですよね~。

恋愛管理癖カップルも、サディスティックカップルもすごく好きなんですが、私は特に峰リドが大・大好きです♪

リドはまさに中身も外見も天使、いや、女神様ですね!
こんな美しくてリッチで身分の高いキラキラ王子様が、一介の年下の平凡な大学生に「許す、来い」とか言って全部受け止めちゃうとか、もうたまんない。
峰雄追いかけて日本に来て、一緒に峰雄の田舎に行ったり、茶摘みの衣装で近所のばーちゃんたちと笑って写メったり、もう、この子なんていい子なの…!?!
自分の「好き」に全く迷いがないんです。
こんな素直な年上受けって…。
すごく悶えました!かわいいよぅ~~!!

男前包容女神受けってとこかな?
受けはツンデレか健気と相場が決まってる昨今のBL界で、こんな受けキャラは貴重だと思います。

そして峰雄が、ちらっと「ベビードールが好き」と言ったのをちゃんと覚えてて、「これを見せてやりたくてな」って着て押しかけちゃうんです。
あ~、ちょっと健気すぎ、カッコよすぎ!
峰雄の「俺…俺…超絶果報者!!」ってセリフに激しく同意です!
で、リドがベビードール姿を見せた途端、峰雄が倒れてダイイングメッセージ残すところがちょっとツボでしたw
桜日さんのこういう細かいとこ、すごい好きですw

その後のイチャイチャシーンは、見てるこっちまで幸せになる感じで、ホントにご馳走様でした…!
リドの表情、本当に可愛い。ドキドキしました…!
次は峰リドのお話もっと増やしてくれないかな~。
一話しかなくて、ちょっと残念。

表題作では、サトシさんの色気がとっても駄々漏れてました!
サトシさんって、林太郎くんの好きな、昭和のロマンポルノ的な色っぽさがありますよね。
サトシさんというより、桜日さんの作品全体にそんな雰囲気が漂ってる気がします。
林太郎くんは独特ですごくいいキャラだったので、また出てきて欲しい♪

そしてcase5での泉くんのアノ顔が忘れられませんw
好きなのは峰リドカプですが、やっぱり恋愛管理癖にいちばん萌えさせてもらいました!

サディスティックでは響也くんが更に可愛くなってて、倉本さんとはまだ両思い未満で、ちょっとモヤっと感がありましたが、エロは一番濃かった!
続くそうなので今後に期待。

そして改めて思ったのが、やっぱり桜日さんの絵は本当にいいですね~!
私、この絵が好きなんだ…だから萌えるんだ…!と再認識。
トーンの使い方がとても上手いんですよね。
濡れ場での表情や影、赤らめた顔、吐息。
桜日さんのトーンの醸しだす、特有の色っぽさ、大好きです。

3巻も出るそうで、すでに楽しみで仕方ありません。
早く次が読みたい~!!!

あ、それから途中のキャラ設定のページ、お話の合間にホクホクしながら読むのがめっちゃ好きなので、ずっと続けて欲しいです。

リアルな切なさがよかったです

絵がちょっと苦手かな、と思ったんですが設定が好みだったので手に取ってみて大正解!
最初はよくあるリーマンBLだと思ったのですが、キャラの動きやストーリーの運びがとてもリアルですごく引き込まれました。
始終「一体どうなるんだろう?」とドキドキしながら一気読み。
BL漫画でこんな感覚はちょっと久しぶりかもです。

他の方も仰ってるけどまるで小説読んだみたいにどっぷりと浸れました。
須藤が子供が作れなかったことがきっかけで二人の関係が急転するのもすごくリアルでよかったです。
実際の生活でも、これでいいんだろうかとか迷ってそれでもいろいろ妥協して決めて、でも揺らいでる状況の時、こういう突きつけられた新たな事実に背中押されて再び決心がつく或は覆すことってありますよね。(私はありました…)
こういった生々しいエピソードたちが繊細な絵柄と相まって最後までとても作品に引き込まれ、堪能できました。

真木のセリフ「彼女が要らないなら僕が欲しい」と、
須藤のセリフ「家も家具も生活費も折半してもっと重たい関係になりましょう 人生を分け合いましょう それこそ結婚でもするみたいに」がすごく心に残ります。
須藤はあのセリフを運転しながらさらっと言ってるのがとてもイイ!(・∀・*)