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褐色ビッチ受けの色気

【ノンケ・攻め】とある事情のために男娼のケアをする仕事に就く、感情の起伏が少ないように見える
×
【ゲイ・受け】過去のトラウマから些細なことで壊れてしまいそうな危うさと凶暴さを持つ褐色の快楽主義者

ノンケだからこそ女性に対するように優しく、しかし一定の距離を保ちながら受けに接する攻め。
そんな攻めの慣れてない様子が可愛いと言う男娼も多くいる中、ノンケには興味が無い受け。
しかし彼らには互いのトラウマを補い合えるような要素もあるように思える。
今後の展開の中で二人の関係がどのように変化していくのか……

そして、なんと言っても座裏屋蘭丸先生の描く褐色受けの肉体は艶やかで美しい。
褐色の肌でビッチだが男らしい部分もある受けを描かせたら右に出る者はいないと思っております。

文句無しの神作品。
続きが気になります。

少女漫画に憧れる受けが可愛すぎる!

【以下ネタバレ無しの感想】
少女漫画とBL漫画のいいとこ取りをしたような作品です。
少女漫画をバイブルとする受けが少女漫画のヒーローを手本に自分にキャラ付けをして、校内の王子様として君臨しているという設定がまず最高に面白いです。

【以下なんとなくのあらすじ】
少女漫画のヒーローになるためクールな王子様キャラを演じ、校内で人気のモテるイケメングループに属す一ノ瀬(受け)。アオハル(青春)への道を順調に進む一ノ瀬の前に現れるのが一ノ瀬の少女漫画好きを知る転校生、陣内(攻め)であった。

【以下ネタバレ有りの感想】
少女漫画のヒーロー力が高い陣内の言動についドキドキしてしまう一ノ瀬が可愛いです。
いつのまにか思い描く理想のアオハルは少女漫画からBL漫画になっていくが、BL漫画の中でもやはり攻めを手本に陣内を攻略しようとする場面には思わず笑ってしまいました。

推しCPの不一致

ド攻めとリバとド受け3人の物語ですが…
うーん……
3人で平等に愛し合うというよりも、リバ(愛)の愛されのような話に思えます。
ド攻め(伶)とド受け(綾生)の2人が私の好みだったということもあり、リバがいない話を読みたかったです。
ド攻めとド受けのお互いの存在が唯一無二であり揺るぎなかったであろう関係性の間にいとも容易く、ぽっと出のリバが入れてしまっていいのか…?どうしてもド攻めド受け贔屓になってしまうのですが、とても残念です。
※あくまでも個人の意見です。

プリンシプル コミック

さちも 

こんな感じの受けが好きな人は好きそう

褐色、ビッチ、ガテン系、ノンケ童貞食い
個人的な性癖にどストライクの受けでした。

ただし、攻めとしてもよく見かけるような見た目のため、ガタイの良い攻めっぽい受けが苦手な方にはオススメしにくい作品です。

むしろ攻めっぽい見た目なのに受けでしかもビッチというギャップが可愛い!と思えそうな方にはオススメできる作品です。
(囀る鳥は〜、ほどける怪物、自分勝手、イベリコ豚〜、MODS、終わらない不幸〜らへんの受けが好きな方はおそらく許容範囲内)

lie cry like コミック

阿賀直己  yoshi 

切ない、儚い、美しい

自らが"綺麗"であることを拒絶する絶世の美人十和田(受け)と、十和田のおそらく唯一の理解者となる谷(攻め、こちらも作画が大変イケメンなため眼福、拝みたくなるような2人)

心の動きが繊細に描かれております。
展開、設定も凝っており伏線も回収されますので読み応えがあります。

2人の関係性や十和田のギャップに萌え、そんな中で2人を構築するものが似ていることに気付かされ支え合う……
最後の展開は特に注目して読んでみてください。

原作があるそうで、必ず読もうと思います。

じれったい!クール×美形不良

クールなイケメン攻め×美形不良受け

山本小鉄子先生の漫画はほぼハズレなし!と思っておりますが、こちらはクール攻めの不良受けということで個人的な好みにジャストフィットいたしました。

山本小鉄子先生の醍醐味はまるで少女漫画を読んでいるかのような胸キュンを味わえる点だと思っておりますが、今回もその要素が詰め込まれております。

少女漫画のじれったさを味わえる!
展開がゆったりなので読み応え抜群です。
3巻まで出ておりますのでじっくり読んでみてください。

話の軸が見えてこない。

偉そうで申し訳ございません、話がまとまっていないまま描き始めたのかな……?といった印象です。

個人的にビッチ受けが好きということで買ってみましたが、要点が掴めないまま話が終わってしまったように感じます。

受けちゃんのビッチ具合がもっと長引いてくれたら、兄弟の関係性をより分かりやすく説明してくれていたら、萌萌にはなった気もします……
少し残念でした。

褐色受けが可愛い読み応え抜群の一冊

美しく逞しいスパダリ攻め×褐色の肌が妖艶な強気受け

手を出せずにいた作者様のピアスシリーズということで、内容はあまり期待せず、褐色受けにつられて衝動買いした今作ですが、内容もエロも褐色も最高に楽しめました(^^)

表題作の内容は大変濃く、特殊設定がありますがそちらについても納得のいく説明がされておりますので十分に読み応えがありました。
先の読めない展開にハラハラドキドキすること間違いなしです!続編期待!

同時収録は変わった設定ですがこちらもまた面白い!
ギャグかと思いきやちゃんと萌えがありました。すごいです。

一冊で二冊分読んだかのような満足感です。
続編も期待して待っておりますが、それまでに五月女えむ先生の作品を一通り揃えたいと思います(^^)

今後の展開への導入となりそうな一冊

やはり、神評価です。

1巻は刈野×梓、2巻は久世×あつむ、3巻は仙崎×巽が特にクローズアップされていた印象でしたが、4巻では、刈野×梓と久世×あつむ、そして新しいカップルの3組がメインとなっていたように思われます。仙崎×巽も匂わす程度ですが出てきます!

話の軸は新しいカップルですが、カーストゲームの主催者側の人間が今後登場してくるための序章となる巻のようにも思えます。

先の読めない展開に毎回ハラハラしておりますが、カーストゲーム主催者が登場しそうな雰囲気に緊張感も高まってまいりました。ぜひ一読ください!

同時収録が神。秀良子先生の女子BLの続きが読める。

表題作も大変面白かったのですが、それよりも同時収録の「ロングバケーション」がヤンキーっぽい受けが大好きな私の性癖にはグサリグサリとささりました。
短編ながらも凝縮された内容にアッパレです。
あくまでも個人の意見ですが、この短編だけで神評価付けたくらい好きです。

表題作ですが、逆カプの方が個人的には萌えたかな〜といった印象です。
ただ、「女子BL」に掲載されていた秀良子先生の漫画が好みだった方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です!
彼らの物語の前置きと続きがたっぷり読めます。