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エキスパートレビューアー2019

女性しろたん9610さん

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受けのストイックさが逆にヤラシイ

14歳の時に盗賊団に誘拐されたレンと、その時仲間の手から守ってくれた盗賊団の長の息子・カイルの再会愛。
レンは幼い時から、敬虔なクリスチャンの継母に、姦淫は罪だときつく教えられているため、実年齢よりもおぼこいような感じ。そんなところをカイルも可愛いと思ったのか、乱暴されるようなこともなく、ひたすら甘く接してくれて、誘拐先での出来事なのにキュンキュンくる。
再会後は怪しい錬金術師イザイの登場で、不穏な展開に。レンの貞淑さは相変わらずだけど、イザイの手によってレンの傀儡となってしまったカイルに対して、想いを抑えきれず、抱いてほしいと言ってしまう。

支配者と隷属者という関係でありながら、カイルとの甘い時間に、偽りとわかっていても溺れていくレンの気持ちが、切なくて萌えでした。
また、沙野先生はどんな作品にも毎回、ちょっと特殊なのに萌えるエロシチュを用意されてるけど、本作は「馬車に犯されている」というなかなかのパワーワードがあって、そのシーンは思わずドキドキ。
とにかく受けの、「こんなこと望んじゃダメなのに…」と思ってはいても、どうしても攻めを求める気持ちが止められない、という感じがかえって色っぽい…!

再会後のカイルは、レンの父の悪事にレンも加担していると思っているため、きつい態度なんだけど、好きな相手を信じたいという気持ちも絶対にあったはず。
そのあたりの葛藤がはっきり描かれていたら、もっとよかったなと思う。
あんな純真な14歳のレンを知っているのだから、彼がそんな悪いことをするわけないと、信じてあげてほしかった。
そのあたり、ちょっとレンが可哀想だったけど、最後はすっきりとまとまっていて面白く読めた。
小山田先生のイラストも重厚さがあって、世界観にもよく合っており、素敵。悪役でしかもかなりの変態でもあるイザイが、自分の想像よりもかなり格好良くて狼狽えてしまったよ。

現実にありそうな話

6年間も同居している、微妙な距離感の幼馴染みのお話。
ライターの柿谷と美容師の周防、見た目も性格も全然違うふたりは、一見仲良しのように見えるんだけど、いわゆるニコイチというような、ベタベタした関係ではない。
進路のことや家のことなど、大事なことを自分から話さなかったり、言わなくてもわかってくれるだろう、と思ってしまったり。確かにずっと長いこと付き合ってる親友同士なら、そんな風に思うのもわかる。この一見そっけないようでいて、だからこそずっと続いていく関係性というのが、なんかリアル。
本当にこういう子達がどっかにいそうだなーという感じがして、読んでいてドキドキしてくる。

想いを自覚してる柿谷と、無自覚な周防。そこはズレはあるものの、互いに相手との今の関係を壊したくないから、気持ちに気づかないふりをしている、という点は同じ。
そこに発破をかけてくれたのが、柿谷の上司、戸和田の存在。
戸和田に焚き付けられて衝動的にキスを仕掛けてしまった柿谷は、もう一緒にいるのがつらくなって、逃げるように引っ越しを決めてしまうのだが、戸和田の名前が頻繁に柿谷の口に上るのが面白くない周防は、そこでようやく自分の気持ちに気づく。

戸和田が本当にナイス当て馬なんだけど、彼女がいたことはあっても、男同士の経験がないふたりは、勢いでキスしてしまった後に我に返ってしまう。この先どうしたらいいのか、どうなっていくのか、というところで以下続刊。

日高先生のお話って、私は受け攻めが予想とちがって、えっそっちですか!?ってなることが結構あるんだけど、今回も予想がつかなくてその意味でもドキドキです。
ずっと黒髪眼鏡の柿谷が受けかと思って読んでいたら、最後の最後……ん?そっち?という感じで、解らなくなっちゃった。
でもこの二人なら、どっちがどっちでもおいしく頂ける気がしています! 続きがめちゃめちゃ楽しみ!

魅力がわからず

変人攻めがオカン受けに餌付けされるお話。前半は受けに片付けをさせたり、受けの作った弁当を食べるといった同じような場面が延々と続き、一体いつ面白くなるのか…という感じで、読んでいるのがつらい。
中盤にようやく攻めが恋心を自覚し、急速に物語が動くのだが、男同士であることや年の差、教師と学生であることの悩みや葛藤も大してなく、私がBL小説に求めている恋愛の切なさやドキドキが感じられなかったので、中立止まりかな。

変人キャラは好きだけど、自分の好みの方向性とちょっとずれていたため魅力もわからず。受けが家庭的で世話焼きという以外は容姿も平凡なのに、なぜか友人3人も受けに惚れていた(おまけに実の弟も?)、といういきなりのモテモテ設定にも唖然としてしまった。みんなゲイ設定でもないのに? これが女の子だったらわからなくもないけど。
個人的には笑いどころも盛り上がりもなく、受けがいつ攻めを好きになったかもわからなかったので、結ばれる場面でもスン…ッと冷めてしまったのが残念。
ほのぼの系で負の要素が全くない話なので、安心して読める本ではあると思う。

イチャエロ渾身の31ページ

帯に、両想いHはノンストップ31ページ、とあるので思わず数えてしまったのだが、マジだった…。途中喋ったりもしてるけど、帯に偽りなし。
その前から一話に一回は致しているので、もうほとんど全編ヤりまくりにも見えるのだけど。
エロばかりでストーリーがない、と思いきや、こじれた義兄弟の両片想いはしっかりと描かれていて、意外と読みごたえあり。今まで読んだ理原先生の作品では一番好きかも。

最初は兄が客とホテルに入るのを目撃した弟が激昂して、無理矢理…というシチュ。正直あまり無理矢理は好きじゃないのだけど、全く血の繋がらない兄弟ものって、キャラの倫理観が強すぎて悩んでばかりだと、読んでいてじれったすぎて萎えるので、これくらい強引だったりするほうがいいのかなと思う。
兄が売りをしてるのに、なぜか未だ処女、という経緯もなんだか笑える。
欲を言えば、高校生の弟が兄以外で童貞喪失してた、というエピソードはいらなかったな。兄は弟のスウェットの匂いをオカズにソロプレイしたりしてたのだから、弟もそんな感じで悶々とし続けていてほしかった。その方が、ある日ぶち切れて凌辱しちゃう、という場面にもっと説得力が出たかも。
エッチ多めでさすがに私は終わりのほうは疲れてしまいましたが、しっかり濃いエロを描くぞという、作者さんの気合いを感じる作品。汁多め、断面図ありのエロがお好きな方なら、それ目当てに読んでみても後悔はないのでは。

ほっこり+サスペンス

命を狙われ、大怪我を追った外務省職員の受けと、それを助ける医師の攻め+息子の空汰くんのお話。
受けの抱えていた問題は、国家レベルの機密事項という感じで、受けはこの先どうなっちゃうの~?と思っていたら。広げられた大風呂敷が、あれよあれよときれいに畳まれていって、いつの間にかふたりはラブラブだわ、問題は解決するわで、感心しつつ一気に読み終わってしまった。
攻めが老若男女問わない、節操なしというキャラで、私には苦手のタイプだったんだけど、空汰くんが来てからはすっかりいいパパになって、受けにも一途なのでそこが気になるということもあまりなく。
受けが攻めに口説かれて、すぐその気になっちゃうのが引っかかるといえば引っかかるんだけど、こんな厄介事を背負い込んでも、嫌な顔ひとつされなかったら、体くらい、と思ってしまうのかな?

空汰くんが本当に可愛くて、無邪気な言動にキュンキュンするし、サスペンス要素と日常部分のバランスがちょうどよくて楽しく読めました。スピンオフもあるようなので、そっちも読んでみようと思います。

笑って元気になれる本

大事な部分を切除されてしまったがために、成仏できずにいた幽霊と、特殊能力ありのちょっとトボけた小説家のお話。大事なところがない、しかも幽霊…それなのに受けの都合のいい特殊能力で、ちゃんとBL的展開になるところが素晴らしい。あまりにも都合が良すぎて、ついつい笑ってしまう。

受けの能力で、いろんなお野菜が攻めの失われた攻め自身となり、攻め本人と一体化するというイリュージョン。致す時には都合よく実体化できて、体温も感じられるという素敵仕様。けど朝には魔法が解けたかのように、野菜は元通り、攻めも幽霊らしくスケスケに。
初手のキュウリはわからなくもないけど、さすがに大根はやめたげて~!とか心配になりつつも、小山田先生の描く着流し姿の攻めがセクシーすぎて、なんかもうそのへんもどうでもよくなってくる。BLはファンタジーなので大丈夫。受けのアナルは宇宙ですよ~。

受けの友人であり当て馬となった尾形くんが、少々可哀想ではある。彼は彼なりに幽霊に取り憑かれてる受けを助けたいと思ってたのに、まったく報われずいいとこなし…。
除霊されそうになり、クライマックスはどうなるのかと心配したけど、甘々ハピエンで大満足。明るいエロで、最後まで気楽に読めるので、元気が出ない時なんかに読み返したい一冊。

大好きなカップル

ずっと発売を楽しみにしていた作品、堂々の完結編。
最後まで一途に好きな人を思う、岳のわんこぶりが相変わらず可愛い。柳井の登場で今までよりはちょっとだけ、余裕を失くしてしまった一弥も、これはこれで格好良かった。
ふたりがそれぞれ、相手への気持ちを再確認し、抱き合う流れにも萌え萌えでした!

一弥とは因縁のライバルだった柳井。彼の登場によって、二巻の終わりの段階では、もっと大きな波乱に発展しそうだと思っていたのだが。
ふたりの関係が柳井にバレたところで、特にどうということもなかったのが、ちょっとだけ物足りないような…。いや勿論、岳にちょっかい出してくるのは、読んでる私は多少イラッとはしたんだけど、岳はもう全然揺るぎないので、そこは安心感しかなかったかな~。

自分の夢が怪我によって断たれてしまった一弥にとって、柳井はかつての情熱や野望を思い出させる存在であったはず。けど柳井が岳に男として興味を持ってしまったがゆえに、ふたりの因縁は突っ込んで描かれず、この三巻では一弥の嫉妬心や独占欲を煽るだけだったのが、少々残念ではあった。

その一方で、一弥が岳に自分の夢を託し、これからも一緒に歩んでいく未来をはっきりと見せてくれたラストは、なかなか感動的。タイトルの回収シーンのやりとりにも、ジーンとしてしまった。こういう師弟愛と年の差愛が大好きなので、この作品と出会えてよかったと素直に思える最終巻でした!

学ラン!学ラン!!

作者さまには本当に大変申し訳ないのだけど、少女マンガレーベルから出てるBLということで、「友情に毛の生えた程度のやつで、ちゃんと恋愛までいってないホンワカした話なんでしょ」と侮ってました。本当にスミマセン、私がわるかったです。

結論を言えばちゃんとBがLしてるし、めちゃくちゃ萌えた。
それに学ランで! 男子高校生がえっちしてる! 学ランで! 

いや、ほんと学ランは最高だった。すっごい可愛い。私、男子高校生の可愛い制服ファッションは、スラックスに白シャツ+ニットベストだと長年思ってた。
でも、これからは学ラン派になっちゃうかも。それくらい、学ラン着たままのシーンが素晴らしい。窮屈そう、動きづらそうな感じがかえっていい。

正統派少女マンガっぽいこの絵柄で見るから、余計に萌えるのかも。
少女マンガのヒロイン差し置いて、ヒーローと脇役の男友達で腐った妄想しちゃいました、みたいな感じにも見えて、うっすら背徳感めいたものもあるような。ともあれ、私はこういう絵、好きだなあ。

ストーリーはと言えば性欲処理と嘘をついて、好きな相手とセフレになったはいいけど、気持ちを隠しきれない、どうしよう。というBLではまあ、よくあるやつ。でもノンケを好きになっちゃったゲイ受けの切ない気持ちが溢れていて、キュンキュンしちゃう。
肉体関係はあるのに、好きだと言えないもどかしさや後ろめたさ。もともとは女の子を好きな攻めを、こっち側に引き込んでしまっていいのかという葛藤が切ない。そこからの、自分の性指向を自分で認め、ふたりで前向きに進んでいこうという流れが清々しい。ちゃんとゴムを着けたり、受けが準備をする描写があるのも、リアリティを感じられて萌える。

しかしなんと言っても番外編、学ラン着たままでの受けのセリフ、「少しでも長くいれててほしい…」がもう可愛すぎて、キュン死にしそう。 
攻めはつねに無表情、なにを考えてるかわかりにくいんだけど、無自覚だっただけで、実は最初から好きだったんじゃない? じゃなきゃいくら男子校でも、男の子とセフレになんてならないよね?と思う。
恋の切なさも青春の甘酸っぱさも、学ランえっちも色々と楽しませてもらって、大満足!

私に想像力があればもっと楽しめたかも

Kindle版、表紙絵、挿絵なし。円陣先生のイラストが見たかった…。

近未来SFもので、サイバー戦争を繰り広げている世界のお話。
自分に想像力が欠けているせいか、はたまた挿絵がなかったせいなのか、電脳の世界での戦いというものを絵的にイメージできず、なんだか入り込めないまま読み終わってしまった。

でも入り込めなかった一番大きい要因はたぶん、主人公の怜が薬漬けにされてるせいで、幼いころの記憶を失くしているという設定。
他の作品の記憶喪失ものでも薄々感じていたのだが、どうも自分は憶えていない相手とのラブシーンを読んでも、イマイチときめかないみたい。
もちろん、「憶えていないはずなのに、なぜか身体は反応しちゃう」的なシチュにロマンは感じるし、そこに萌えてほしいという意図はわかる。
わかるんだけど、相手キャラにいかんせん、なんの思い入れもないので、こっちとしてはよく知らない人とエッチしてるのとなんら変わらないわけで…。
ここで攻めの心情を想像して、切ない!と思えないのは、単純に自分の読解力の問題な気がして、残念ではあるのだが。

この作品では無理矢理という状況ではないし、攻めのイツキはとても優しくて怜を大切に思っているのがわかるんだけど……なんだろう、なんだか怜の曖昧な記憶みたいに、萌えも薄ぼんやりとしていて、掴みどころがない印象のお話に思えてしまった。

攻めが男前!

こういう友達から恋人に…というのは好きなパターンなので、あらすじから期待しちゃう。ある日彼氏に振られたばかりで落ち込んで酔っ払いとなった受けに乗っかられて、体の関係を持ってしまう攻め。
攻め視点で切ない片想いの様子も描かれているし、結局は受けも攻めが好き…ということに気づいていく過程が甘酸っぱくて良かった。
受けがちょっとおバカで、なかなか自分の気持ちを認められないんだけど、その理由がいつか別れる恋人より、ずっと一緒にいられる友達がいい、っていうBLではよく見かけるやつだったのがちょっと残念ではある。

このちょい尻軽ビッチ系受けには、言葉じゃなく体で分からせる、という攻めの力業が萌え。ちょっと強引なくらいの方が、受けも安心できるだろうな~と納得してしまうラストだった。