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おでこコツン時の攻めの台詞に感動

明るい将来を信じてやまない回想から一転、受けの冷めた目が印象的な始まり方でした。
そんな始まり方だったのでドン底シリアス展開かと思いきや、そこまでではなかった。(笑)

でもお話はかなり深イイ話でした。
自分の夢と現実が異なる場合ついてを考えさせられたり、
境遇に左右されても、その境遇のなかで人それぞれいろんな働きかけが出来ることを教えられたような気がします。

過去パートを読んだ時、それまで攻めへの恋情が見えなかった受けが、たとえ罪悪感だとしても、あんなに大きく抱え込んでしまうほどに攻めの存在を大きく感じていたことにビックリしました。
過去が分かっていけばいくほど、受けの罪悪感を拗らせた凄まじい執着が垣間見えてきて、はじめは攻めの方が執着拗らせてるなぁと思っていたのに、もはやその比ではない。
まぁでもこうして相思相愛なことが分かった後に、もう一度最初のページから読み返すと、受けの一つ一つの行動に愛が溢れていることを知って読めるので、読んでいてもどかしさ極まりなく、また一味面白かったです。

最後は、おでこコツン時の攻めのセリフで心が一気に救われました。
受けに対してこれ以上ない、良い台詞だなぁと思っていて、私の最もお気に入りのコマです。

本当に素敵な作品でした。

一冊に青春要素がたくさん詰まってる

試し読みしてみて、絵柄が好みでしたらぜひ購入をおすすめします。
ライトなのにしっかりと中身のあるストーリーだったので。

受けが攻めに告白するシーンから始まります。
この時点で攻めは受けへの恋愛感情を全く持っておらず、そこから最終的に受けを好きになっていくという一見よくあるようなパターンです。

しかしこの作品は、思っていたよりずっとリアルな思考回路で主人公たちが動いている作品でした。
なので最初、何気なく読んでいると「え、なんでこんなにすれ違わなきゃいけないの?」って思っていました。
しかし攻めと受け、それぞれの性格を汲んだ上でそれぞれの気持ちになって読んでいると、痛いほど気持ちが入ってきて言動にも納得できました。
特に、"言いたいのに言えない"とか、"ムカついてしまう"といった感情は、最初個人的には「いや言えよ」とか、「いやなぜ怒る?」とか思っていたので、性格を汲むだけでかなり見方が変わりました。

ちょっと臆病な二人なので、話はなかなかスムーズには転びません。しかしそんなスローテンポなところが、この作品の魅力だと思います。
そのスローテンポな間に、2人はくっついてなくても、それぞれの視点で相手にドキドキしたり翻弄されたりと胸キュンしまくりだったので、一冊で青春要素がかなり楽しめました。

エッチシーンも会話多めで雰囲気もよく良かったです。特に私は、受けの反応を見て遊ぶシチュが好きなので、それが見れて大興奮でした。

ピュアで甘酸っぱい青春が心を潤してくれる、満足な一冊でした!

冒頭だけで読むのやめたら損する作品

完全に表紙買いしました。(笑)

最初、攻めのモノローグが長いなぁ…って思ってたんですけど、ちゃんと必要な情報ばかりでした。
もしも、この最初だけで読むのやめたら多分損します。
というのも後のこの二人、会話がものすごく面白いんです。ぜひこの会話までたどり着いてほしい。
理系脳だからかな?ちょっとインテリチックで爽やかなテンポのよい会話。
そんな冒頭部分だけでは確実にわからない良さが、1話目の終わりから先に秘められていました。

くっつき具合も自然でよかったです。
徐々に、徐々に、ほんとゆっくりと時間をかけてやっと好きが伝わる感じ。
じれったいお話が好きな方はきっとたまらんです。
私は、受けが攻めを恋愛的に好きって自覚する瞬間が、とてもリアルな感じで特に好きでした。

そして、驚くことにくっついた後も侮るなかれでした。むしろ読み終えた直後はくっついた当時を一時忘れるくらいには濃かったです。
高校生ならではのイベントを満喫したり、逆に悩まされたりと、かなりボリューミーでした。リアリティに溢れていてちょっと涙がうるっとくる箇所もありました。そんなドラマチックで読み応えのある後半でした。

サラッとしすぎず重すぎず、表紙だけなんて言わせない納得の作品だったので、買って大正解でした!

ほっこり心温まる安心オメガバース

この作品はすごい。

まずは、なかなかお目にかかれない、斬新なオメガバースものだったなぁという印象です。
というのも、
"α自身がαであることを嫌悪していて、責任などのしがらみのない生活を望む性格"という、この安心感しかない攻めの設定。
これがオリジナリティに溢れており、ストーリーが面白いなぁと感じました。

そして、受けが一途に攻めを想う姿に心打たれます。
と同時に、無邪気な可愛さがとにかく癒しで、受けを見てるだけでも疲れが吹っ飛んじゃいます。
いい具合にせつないところとコメディな部分とが詰まっていて、ストーリーは十二分に楽しめました。

それにしてもせつなさ多めでした。特に後半。
攻めも受けも、抱えている過去や今の状況が深い。後半はギューッと胸を締め付けられるせつなさに、かなりの時間駆られていました。
遊園地の約束をしたシーンは忘れられません。

心がとても優しい実はスパダリな攻めに、可愛い可愛い受け。
すごくハートフルな心温まるお話で、読み終わった後はかなりぬくぬくしていました。
ホッコリしたい時にまた是非読み返したいなと思います。

この作品は読まなきゃ損!

この作品、ほんと作り込み度がハンパない。
設定が丁寧で細やかに作られていました。特にキャラクター一人一人の設定に熱いこだわりを感じ、主人公を問わずそれぞれキャラクターの思っていることがしっかりと伝わってきて感動しました。

さて、この作品は感想を語るにも並大抵の時間では語り尽くせないと思います。それだけ二冊を通してものすごく濃い、とても濃い内容になっていました。
それでも特にこの2巻が濃い。

2巻では、一世と兎和のすれ違い様がスリリングで、見ていてハラハラさせられました。
好きだからこそ自分のせいで一世が不幸になるのを見たくない…という想いから身を引こうとする受けの兎和。健気で感情移入できました。「バイバイ」の言葉には涙が込み上げて来て見ていてつらかった〜

しかし、そんなハラハラもスパダリ攻めな一世がいるからこそ安心して読め、最後は見事にスッキリできるハピエンもので大満足できました。
いや〜一世がコーフンした時に牙が見えるのめちゃくちゃよかったです。
この二人には末永くラブラブイチャイチャしていてほしいです。

また、発情関係で悩んでそうな兎和の兄と冬馬のカップリングも気になります。この二人の話も早く読みたいなぁ。

この作品をまだ読んでいない方はもったいない!
心の底から推せる一冊でした。

この攻めのイケメンっぷりを見てほしいまじで眼福です

前作「ミスター様には泣かされない」のスピンオフでしたが、未読でも全く問題なく単独で読める内容になってました。本編に「ミスター様〜」の二人は登場しません。

面白かったです。
少女漫画の原画展での出会いから始まる恋愛模様。

受けがチョロすぎやしないか心配でしたが、意外と塩対応したりと我がちゃんとある受けでした。いやでもまあチョロいんですけどね。ついていけるチョロさではありました。

初っ端からつかみが良かったです。
1話目読み終わった後は「え、何故そうなった???」って続きが気になっていく感じ。
また芸能人だからこその波乱もあります。
あ、エロい系では、受けの女装が少しだけあったのでもし苦手な方はご注意を。

相変わらず先生の絵はとても読みやすく綺麗で、登場人物がイケメン。眼福です。
特に攻め。
付き合いたてで攻めが受けに送った短い自撮りメッセージ動画なんかは、私も見た後、受けと同じく「!!!??」状態でした。とにかく破壊力抜群で天然王子なイケメンさんです。もうこのシーンだけでもほんと見てほしい!

丸々一冊、ジェットコースターのように一喜一憂でき面白かったので、買うのを迷ってたらぜひ読んでみてください。

王道のせつない幼馴染BL

非常に次の展開が気になる所で終わっています。
この巻ではまだくっついていません。

王道的でありがちな展開ですが、随分と楽しめました。
まあまずそもそも「幼馴染」って要素を、それはもうここまでふんだんに盛り込んでるってとこだけでポイント高い。
幼馴染だからこその距離感や拗らせ具合がいい味出てて、とはいえ拗らせすぎずあくまでライトなBLでした。でもしっかりせつない。

受け目線で話が進むので一冊を読む間、
これは受けの片想いなのか?それとももしかして両想い?
と攻めの大雅の気持ちにも思考を巡らせていましたが、未だに大雅の本心が読めない…。
受けの直を最優先してくれるのに、かと思いきや藤井さん絡みで頬を赤くしてたり…いやでも子ども用シャンパンの最後のシーンもあるし、うーん…どっちだ?

この巻では学生時代が中心にじっくりと描かれていますが、社会人になってからも少し描かれ始めたところなので、それぞれの交友の幅も広がっていたりと、お互いに嫉妬要素が増えていきそうなこれからの展開にワクワクします。

試し読みされて絵が好みでしたら、せつない青春をとくと堪能できるのでおすすめです。

ムード最高!!

ついに。
念願の魔法使いバレ。
安達よく頑張った!

でね?
その魔法使いカミングアウト後の、キスシーンがやばかった〜〜〜!

ムードが最高すぎる!!
それも引き絵の見開き1ページ。
キスする二人の周囲の絵がもうムードMAXで、薄暗い部屋に差し込む光加減が…実にグッジョブ!!
安達にとってのファーストキスが、ここに見開き1ページで刻まれているんだと思うと…もう…感動!!

その後も、吐息も漏れ出る濃厚なキスが続きニマニマ。
しかもキスで安達を棚にドンッと追いつめるところがたまらんです。ここ良すぎて何回も読み返しました。

さて、この巻では、"魔法使い同士は心の声で会話出来る"という、さらなるチート要素が増えたりと面白かったです。
今回魔法使いであることを黒沢にカミングアウト出来たわけですが、まだちらほらと波乱の種っぽい伏線は残っています。
特に本編の終わり方は、これから二人にとって大きな試練が訪れる風がいかにもでしたし、まだまだ続きが気になります!

少女漫画がきっかけで恋が始まる

あらすじを読んで面白そうだなと思いましたが、期待通りの面白さで満足でした!
終始、北大路(攻)の天然タラシ発言に、逐一照れて赤面し翻弄されてる有馬(受)が可愛かった〜!

さすが先生。
心情の移ろい具合が実に丁寧で、感情移入がしやすく読みやすい!!

特に、最初の方に出てくる"気まずい"シーンでは、沈黙する二人が1コマ描かれるだけでなくさらに続けて、「気まず!」と二人の顔ドアップのコマが来るところは面白く、心理描写の丁寧さを感じました。

さらに有馬が北大路に俺を抱けるのかと問うシーンでも、
有馬がシャツを脱ぐまでの描写がプチプチと脱いでいく1コマだけじゃないんです。その脱いでいる間を数コマ使い、その間に、北大路が困惑して焦っている声が入っている点がポイント高い!北大路に感情移入しやすくてすごく萌えました。

さて、このお話には有馬のお姉さんが出てきますが、見事な恋のキューピッド役っぷりを発揮されてました。
出しゃばりすぎず、二人の進展には欠かせない、そんないいキャラだったなと思います。

物語の最後では、最初の頃には考えられないほどあまあまでイチャイチャな二人が見られて尊いのでオススメです。
夢を見られる素敵な作品でした!

キャラクター性がお見事

筋が通っていて実にしっかりとしたストーリーでした。

この作品は、攻めと受けそれぞれのキャラクターが魅力的でした。
攻めの龍二が饒舌でマイペースにグイグイいく調子のいいタイプなのに対して、受けのレオがそれに翻弄されるという姿が、見ていてなんとも微笑ましかったです。

私のお気に入りシーンは、レオが龍二の友達を殴ってしまった後の雨宿りシーンです。
負けず嫌いだからとレオがぐ〜っと体をもたれ返してますが、あのやり取りがもうイチャイチャしてるようにしか見えない!
あの時はまだ付き合ってないはずなのに、もうお互いから好きオーラが溢れて見えてきて、たまらなく萌えてました。
しかもその後のキスシーン。完全に雰囲気に流されてるこの雰囲気よ。めちゃ最高でした。

そしてくっついてからは、付き合い始めて初めてレオの部屋に行った時の、玄関先での初々しいやり取り。キュンキュンできて何度も見たくなります。
エッチシーンも見事な溺愛っぷり。甘々で最高でした。

何度も読み返したくなるほど萌えるキャラクター性に、ストーリーもしっかりしてる。
これは読んでよかったと思います。