カレルさんのマイページ

レビューした作品

女性カレルさん

レビュー数2

ポイント数8

今年度795位

通算--位

  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • 映像
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

無題

表紙と登場人物に惹かれて購入。線の細い綺麗で儚げな作風がとても良かった。まずシロがめちゃくちゃいい!身長が高いのでトレンチコートが似合っている。物腰は柔らかくて紳士、そして天然。普通にかわいくて、友人になりたいと思った。ストーリーに関しては、大団円ハッピーエンドではあるが、少し物足りないと思った。もっと二人の気持ちの変化を丁寧に描いてくれたら、結末をすんなり受け入れられたかも。途中で起こるある事件で、もしシロが目を覚まさなかったら…?の話も読んでみたいと思ったり。全体的にはとても良かった。

無題

思っていたより萌は少なかった。ワイルドというより動物的。二人のどちらにも感情移入しにくかった。彼はずっと帰りたがっていたけど、帰ったところでどうやって暮らしていくつもりなのだろうか…。やはりある程度知性を感じさせるキャラじゃないと、感情移入しづらいなと思った。だからこそ人間社会で生きていくのは大変だろううし、なんだか可哀想にも思えてきた。彼を取り巻く環境も劣悪で、人々の思惑もあって、果たしてその愛は本物だろうかと思ってしまった。

健気でかわいい

そらがひたすら健気でかわいい。
高虎も暴君ではなく、始終優しく紳士な大人の対応をしていたので安心して読めた。
そらを女の子みたいと言う感想もちらほら見かけるが、それほど女の子っぽいとは思わなかった。
見た目以上に芯がしっかりしていて、少年らしさが垣間見える場面が多々あったからかもしれない。
凛々しく、健気でかわいくて、高虎が惹かれるのも納得できる。
どちらも精神的にしっかりしているためか、すごく安心して読める作品だった。

運命の二人

最終巻だけは辛くて何回も読み返せていない。
この結末でしか有り得なかったと分かっていても胸が苦しくなる。

イアソンとリキはどちらも世界の異分子という点で、根本的にはとても似ていると思う。
その二人が惹かれ合うのは必然であったとしか思えない。イアソンが叶うことのないことを願っていることをリキは無意識に気づいていたのかもしれない。
だから抵抗し逃げようとしたが、最後にイアソンが自分の身を犠牲にしたことにより、彼の想いから目を逸らすことができなくなったのではないだろうか。
そして、彼の想いを受け入れ、抵抗をやめ、素直に自分の気持ちを受け入れたのではないだろうか。

二人の出会いはまさに運命だったと思う。
切なく美しい物語だった。

眼福

待ちに待った新刊!
1巻より雅紀の色気が増していると思うのは自分だけだろうか。
とにかく雅紀がため息が出るほど美しかった。
仕事モードの雅紀が描かれた扉絵も普段と違う表情が見られて大満足。

両思いなのに素直になれない尚人がいじらしくて可愛かった。
外では優等生で清潔なイメージのナオが、家では兄をまーちゃんと呼んだり泣いたり恥じらったりするのがたまらない。
次巻がいつになるかは分からないが、早く続きが読みたい。

ためつもの

タイトルが綺麗でずっと気になっていた作品。
明治先生のファンタジーということで迷わず購入した。
最初は謎だらけだったのに、段々と世界観が掴めてきて面白くて一気に読んだ。
2回目に読んだ時は、最初のお話が悲しすぎて泣けてきた。そういうことだったのかと。
そして定用のギャップが半端ない。最初はクールで真面目な人だと思っていたのに、世間知らずで子供っぽい一面があるのがすごく可愛かった。
最後に幼少期の二人に戻るシーンはじんわりと来た。
何回も読み返したい作品。

マイノリティ

ラムスプリンガも素晴らしい作品だったが、この作品もとても素晴らしかった。
孤独な二人が出会い、互いを知っていく過程がとても丁寧に描かれている。
レストランでのシーンが特に印象的だった。
取り乱すジーンと違い、当事者のトレヴァーが冷静に対応するのがなんとも痛々しい。
なんてことのないシーンに見えるのに、マイノリティを隠しながら生きる辛さが伝わってくる。
結ばれるまでのシーンもとても丁寧で、まだ語られてないその後の二人が早く見たい。
続編が楽しみ。

書き下ろし

最初はあまり惹かれない作品だったが、書き下ろしで印象ががらりと変わった。
エゴだらけの恋でも、本人達が幸せならそれでいいのかなと思えるようになった。
書き下ろしが主役視点の話ではなく、第三者の視点で進むのも予想外でびっくりした。
客観的に見ても理解できない・ありえない関係の二人なのに、それを納得させる先生の力量に感動。
最後の独白がこの作品のすべてを物語っているように思える。
とても人間らしい、素晴らしい作品だった。

すごく好きで何回も読み返している作品。

独特な文体ではあるが、慣れればあまり気にならない。むしろ好きかもしれない。
1巻は説明が中心だが、世界観の説明がしっかりあるからこそ感情移入しやすいともいえる。
人間の様々な感情が描かれているので疲れることもあるが、この生々しさが癖になる。
旧文庫版の地図が収録されてないのが少し残念。
旧OVAのイメージが強かったが、このイラストの二人も魅力的。
定期的に読み返している作品。

好きです

1巻なのに情報量がすごい…!
主従に惹かれて読んだが、思った以上に良かった。
最近は明るくポップな作品が多いが、バイオレンスで痛々しくて切ない話が好きな人には刺さる作品。
表情の微妙な変化や動きで台詞にない心情を読み取れるのがすごい。まるで映画のようだ。

不器用な大人たちがどう変化していくのか、どういう結末を迎えるのかが楽しみ。
表紙の矢代が彼の人生を象徴しているようで、痛々しいのに美しい。
何回も読み返している作品。