おげれつたなか先生の作品はほとんど所持しています。
エスケープジャーニーは学生の恋愛、こちらは大人の恋愛という印象です。
しかし、どちらもやっぱり神。
個人的には社会人の辛さ、もどかしさ、才能への嫉妬、学生との違いなどが丁寧に描かれていた今作が一番好きです。
どれももちろん最高の作品なのですが…切なさや感情にリンクするところがあってどっぷり浸かりました。
あとやはり描写ですよね…。
みなさんは涙が零れる前の瞳を見たことがありますか?
私は涙が零れる目は見たことありますが、零れる前の瞳の表現は見たことがなかったので、その瞳の美しさだけでページを捲る手が数分止まりました。
構図もすごいところがあって、こんなページの使い方をするのか…と毎回度肝を抜かれている気がします。
やはり輝く才能を見せられる側というのは葛藤が多いです。
これが受けの方で本当に良かった。
いや、こんなキャラを作り出したおげれつたなか先生はやはり化け物だ。
そう、思わせられざるを得ない作品でした。
最近はBL離れしつつあるも久しぶりの良作に出会えて、やっぱりBLはいいなと思った私でした…。
これはなるほど、話題になるのも納得なほど良かったです!
今まで読んできた中でダントツにいいオジです。
妻と別れたばかりで仕事以外は不器用なギャップ持ちの年上攻めと、世話焼きで元カレに「お母さんみたい」と言われてフラられ続けた受け。
フラれた傷を癒し切きておらず、次の恋にビビッてい受けを、優しく大人の包容力で包む攻めが最高~!
そして余裕のある口説き…かと思いきや、家事は不得意でダメなところもある完璧じゃない攻めが時にはなりふり構わず受けを落とそうとするシーンがキュンキュンします。
そしてなんといっても、絵がいい!!!
年相応じゃないオジを見かけては違和感を覚えながら読む経験があるのですが、これはもう完璧です!
目のシワや腕の筋、たまに疲れたような瞳や空気感…。
スーツをピシッと着こなしたり、ダーツをするポーズはリアルに10分はずっと見とれてました。
お話の構成も違和感なく、最後のハッピーエンドまでしっかり楽しめました!
夜光花先生では珍しい、攻め→←←←←受けの作品でした。
また、こちらは「眷愛隷属」のスピンオフです。
後半に収録されている主要カプの話が全体の2割ほどあるので、私は本編を読んでからの方がオススメです。
とにかく受けが攻め大好き、崇拝!という感じ受け。
執着攻めが大好きな私は逆でも楽しめたなぁ~というのが正直な感想です。
紆余曲折ありどうにか両想いになりましたが、最後は好きだけど離ればなれになって終わり…。
え!?再会は!?
ラブラブシーンは!?
攻めが実は受けのことめちゃくちゃ好き!みたいな展開は…!?
と、続きがとても気になります…。
本編の方でチラチラ出てくるのだろうか…。
8巻である今作は主に128期と118期のそれぞれ、計二組のCPが収録されていました。
チラチラと登場する武笠×深津CPが尊いのなんのって…。
とにかく最高、推しCPができればできるほど読み応えが増える最高な作品です。
【供威×黒瀬】
自分がBCであることに不満を抱いていて、いつも攻めに喧嘩腰になってしまう受け。
ここまで意地っ張りなのは黒瀬が一番かもしれません。
一方の攻めは受けのことをワガママな仔猫が猫パンチしてくるな…くらいにしか見ていないくらい余裕を感じますが、この余裕が崩れた瞬間が…瞬間が…最高…。
あと段々と絆されちゃうところも大大見どころです。
【聖前×桃月】
トレーナーの二人で118期。
受けの中でも比較的、女の子っぽい見た目で中身が男前っぽいのに加えて関西弁の受け。
唯一の金髪ペア?で攻めがま~~~~ニコニコするタイプのヤンデレ。
普段は受けの色任務を暗黙していますが、ブチ切れ要素抱えてて最高。
思わぬところでいい執着攻めを見つけてホクホクです。
今はまだ大人しいですがいつか暴走か、以前に暴走した匂わせがあったので描写あるといいな~~。
本当に生きる糧です恋イン。
・花魁受けが見たい…でも受けが色んな人にされてるのは見たくない…。
・攻めお金持ちで受けを買ってるといいなぁ…。
・そして執着してると尚いい…。
・でもそんな重たい愛をイヤイヤする受けがいい…。
でもそんな作品あるわけ…。
あ る ん で す !!
私が求めていた設定、まさにドンピシャな作品でした。
とある曲を聞いて花魁っぽい作品読みたいなぁと思った時に
いや~~最高ですね。
やっぱり宮緒葵先生の執着攻めは頭一個分抜き出ています。
これはもう立派なヤンデレ。
どこまでも追ってくる勢いの攻め。
そしてそれをイヤイヤする受け。
この素晴らしい関係性、めちゃくちゃ大好物です。
エロも充実しています。
さらにハピエンでもう何かなら何までありがとうございます!!と感謝の念が止まりません。
続きが見たい。
でもまずは出会えたことが幸せな作品でした。
…とうとう手を出しました。
いや、やっと手を出せました。
もう絶対ハマると思っていたので大事にとっていました。
薔薇シリーズ、少年シリーズを経ての今シリーズ。
一巻はまだ自己紹介程度。
これは他のシリーズものとスピード感が一緒でした。
受けがワー!キャー!と賑やかなタイプです(笑)
対する攻めはクールだけれど狐っぽいイタズラ好きな、受けをおちょくるのが好きなタイプ。
一巻は憧れの討魔師になるまでのお話。
ここで眷属の子狸と出会うのですが、このタヌキがま~~可愛い。
動いている姿が目に浮かぶくらい、いいキャラクターしてます(笑)
もっと恋愛っぽくなったら更に面白みが増すようなスタート巻でした。