• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作恋するインテリジェンス 8

供威嵩平,24歳,外務省国際情報官室128期
黒瀬准,24歳,外務省国際情報官室128期

同時収録作品恋するインテリジェンス(8)

聖前蕗壬央,34歳,外務省国際情報官室118期
桃月鼓之,34歳,外務省国際情報官室118期

その他の収録作品

  • スキマ07木菜&鶏楽の場合
  • スキマ08 128期専門研修開始の裏で
  • 供威黒瀬のバディ訓練日誌
  • カバー下漫画

あらすじ

N国外務省では色仕掛け任務のため、男性分析官は男役と女役に分けられ「バディ」となり組織的にH訓練を行っている。また、10期ごとに直属の上司・部下の関係となり、グループ単位で任務にあたる形態をとっている。外務省国際情報統括官組織 第二国際情報室所属・128期の黒瀬准は「自分こそTCにふさわしい雄!」と自負していたが、BCに配属されてモヤモヤする日々。その上、バディである供威嵩平のTC的な態度がシャクにさわって…な「供黒編」と、118期の桃月鼓之は素はやんちゃ系の関西男子だが、あざとかわいい系担当になったことで長年努力をしてきた結果、数々の釣り任務をこなしている。そんな桃月のバディは正統王子様の聖前蕗壬央で、桃月を優しくエスコートしているが、どうやら心に闇があるようで…な「聖桃編」の豪華二本立て!

作品情報

作品名
恋するインテリジェンス 8
著者
丹下道 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
シリーズ
恋するインテリジェンス
発売日
電子発売日
ISBN
9784344847583
4.4

(226)

(145)

萌々

(52)

(22)

中立

(3)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
24
得点
1002
評価数
226
平均
4.4 / 5
神率
64.2%

レビュー投稿数24

やっぱりこれ!

やっぱりこのシリーズ大好きだ〜〜〜!
どのカプもハズレがなくてみんなそれぞれ違って面白いんだけど、今回は特に聖前×桃月がすごい良かった…!

関西弁の桃月を軸に描かれるBCのお仕事ぶり。ぼんやり想像していた彼らの色任務が実際どういうものなのか、きちんと知ることができました。
海外にいるターゲットにネットを介した生中継で色任務、つまりカムボーイ。桃月は乳首見せたりオナニーしたりと中々攻めた内容でした。
嫉妬した聖前が桃月にフェラっていう流れは最高なんだけど、これTCキャストは心配が絶えないだろうなぁ。
今回ので聖前のやべぇ独占欲や執着が描かれてますが、そんな聖前でも色任務に向かう桃月を無理に止めることはしないんですよね。それは桃月がこの仕事にやりがいを持っていて、上手く行った時の彼の笑顔が大好きだから。確かに桃月はターゲットをどうこうすることしかなくてそれに全力投球だった。見ていて清々しいくらいに笑
とはいえ聖前が郷土に語っていたようにバディを色任務に送り出すことに躊躇しないTCはいないので、エロのターンがくると容赦ないというか、どうやら聖前は余裕ある日とない日があってこれがエロい!好き!余裕ある日も見たい!!
なんやかんや好きにさせる桃月の様子も二人の付き合いの長さというか濃さが感じられてとても萌えました…。

仕事に一直線な桃月と闇深な聖前がかっちりかみ合っててすごい良かったです。
そして1番好きなシーンは、桃月の首に背後から両手回す聖前を目撃した牛通堂の「つ、ついにこの時が…」です!めっちゃ笑いました!

21

黒瀬おまえ…そういえば処…っ!!

黒瀬は、男さの強い(≠雄くさい)イメージだったほで、その黒瀬がだんだん受けっぽくなっていって、驚きました。
個人的に、高飛車(?)な受けはあまり好きではなかったのですが、強気・高圧的な黒瀬が、気持ち良さを感じちゃったもののそれを「最悪」って言ってたり、OKしそうになっちゃったりして、受けっぽくなっていく様が可愛くて、目覚めてしまいました。(でも、黒瀬のような高飛車受けに出会えるのでしょうか…(笑))

I倉の黒瀬の太ももに書かれた「ぬっくぬっく」は笑ってしまいました。と同時に萌えました。

先森は口が悪いものの気持ちはありましたし、藍染も抵抗するものの鶏楽に甘いですし、黒瀬のように口悪く本気(?)で抵抗するCPって恋するインテリジェンスではレアだなぁと思いました。そこで、「あっ…そういえば黒瀬って処◯…!!!!!」と、ギュンってなりました(笑)


あと、聖前が恋に落ちた理由を知って、鶏楽(7巻)のときの「え?それだけで?」が、「それが恋か!」と理解できました。(鶏楽の、藍染と、藍染以外との対応の差すごいですね。)
聖前の「しないTCがいると思う?」もギュンっとしました。
桃月の仕事している姿(位置の割り出しを考えている姿)・位置の特定が成功して喜んでいる姿が素敵で、桃月のことを好きになりました!


他のバディの話ももっと読みたいです。
そこで、今巻での、他(未スポットライト)のCPについて感じたことが2つ…


・春日、本間に、何したん?

・午通堂ってなんか役回り本間おもしろいよね

です。(笑)

恋するインテリジェンスは本当にオススメです!!

19

こ……濃い~~~~~~(///Д///)ハァハァ

8巻を一言でまとめると『濃い!!!』

収録されているのは大きく分けて3つ。
①供威×黒瀬
②聖前×桃月
③スキマ(外務省メンバーのあれこれ)

最近は1組のCPの過去から現在までを1冊かけて丁寧に描かれている巻が続いていましたが、8巻はミドルレンジストーリー構成で1話ごとの情報量やら萌えやらがギュギュッと濃縮。2話目で「え?もうそんなに進むの!?(゚Д゚)」状態でした。「ちょ、待って!萌え処理に心が追いつかないから先に行かないで!」を何度も繰り返しながら萌えで息切れしちゃう(///Д///)ハァハァ

そんな風に供給が全力疾走していく巻です♪

描き下ろしは供威黒瀬の訓練日誌ヾ(*´∀`*)ノ
カバー下は引き続きBC下の毛の行く末w

恒例の雑誌連動企画:
応募者全員サービスは今回も実施されます。
(応募締め切り:2021.2.9 消印有効)

◆供威×黒瀬(3話)

1話目:I倉実習前。
雄の中の雄を自負してきた黒瀬はBCに選ばれたことを今だ納得していない様子。供威とポジションが逆だと思ってます。(さすがに無理ある気が…w)そんな中、任務中に供威に助けられてーー。サラリとスマートな供威がカッコイイ。個人的に1話の推しは実習中の柳による視姦プレイ(語弊あり)です♡

2話目:I倉実習キターーー!!!(゚∀゚)
え?もう?まだ2話目だよ。もうI倉…?ちょ、まって。やばくない?今までの実習すらまともに向き合ってないのに…、え?合体?もう合体するの???ちょ、、、(大興奮で心臓ギューなるしガチ息切れするしとにかくヤバイ。黒瀬と供威の距離感でI倉は萌え死ぬ)

3話目:I倉実習後。
良いッッッッッ!!!!!(特大の声で)

ーーーという感じで、I倉実習を中心に前後で関係が変化している様子が描かれています♡これがッッッめちゃくちゃ滾るのですよー!(///Д///)

人事が決めたバディというだけのビジネス関係から始まり、黒瀬はBCに選ばれたことに不快感を持っていて「自分は挿入側!」の姿勢を崩さず、ビジネス的距離を崩す気は一切ナシ。その自信をI倉でぶっ壊され、I倉後は変に意識しまくるのがとても悶えます////

そして個人的にグッとくる瞬間がありまして。テンポ良く進むので全体的に会話が多めなんですね。特に黒瀬は供威に対するマウントだったり、隙を見せまいと口数が多め。ギャイギャイと進む中で、3話目に供威がポツリと言葉を零した瞬間、一気に空気が変わる魅せ方にゾクゾクッときました。

で!その後の情欲のこもったキスーーーーーー!!!!
萌えで死ぬかと思いましたよ…マジで。
すっごい良かったの。このキスシーンが最高に好き!!

他、情報多くて書き切れないんですが…。

成川が意外と気遣い屋というか。人間観察しているだけあって空気を読んで、意地っ張りな黒瀬が動きやすいようさりげなく背中を押しているのが印象的でした。少しずつ128期の個性が見える場面が増えてワクワクします。

脇で武笠×深津の変化も見られます。まだギクシャクしてた時代の実習中のシーンで「しずけさ」のたった1コマだけでパーテンションの裏側が手に取るようにわかるw I倉実習後にエッチしまくってるのも周囲にバレバレで、藍染が怒って針生に圧をかけにいくのとかめっちゃ笑いましたw(丹下さん、脇の動かし方で更に沼らせるの上手い…///)

◆聖前×桃月(2話)

こちらは桃月の任務の様子を軸に、聖前の心の中が描かれています。

まず1番に思ったのが、色任務って本当にギリギリなことしているんだなと。今回は配信を介してカムボーイをしてます。ターゲットの前でオナニーして、エッチなおねだりをしながら情報を引き出す。仕事ぶりはカッコイイんです。ほんの些細な背景から居場所を突き止めたり。桃月がすごくカッコイイんです。

しかしやることはオナニー見せて媚びて。あー…ほんとそこまでするんだなぁってちょっと複雑な気分になりました。わかってたんだけど。今まで重々わかってたつもりなんだけど!ぐぬぅ…。

桃月の色任務が終わったあと、聖前がフェ○するのがすっっっっっっごく萌えました!!!勝手な自己解釈ですが、桃月のやらしいところ他人に見せた後のお清めですよね??清めフェ○ですよね??堪らん…////

そして聖前が抱える心の闇が語られます。自分の執着心が異質かもしれないと海の奥底に沈め、当たり障りのない笑顔の仮面を身につけた聖前。自分を異常だと思っているのが切ない。自分を押さえ込んでいるのが悲しい。けれど桃月はどんな聖前でも笑ってくれる。執着が激しくても普通だと寄り添う。桃月はふんわり心を軽くしていくんですよね。

重い聖前と軽い桃月のバランスが素敵だなと思わせてくれるお話でとても良かったです!!(;///;)

◆スキマ07~08
情報量多くて文字数オーバー;
(ネタバレ内容はリンクス2020年7月号レビューにて)
(スキマ09は残念ながら未収録です)

一番のインパクトは『室長が最凶で最強www』
腹筋痛いほど笑いました。圧も無茶ブリも強すぎw
中間管理職の118期の苦労たるや…w。゚(゚´∀`゚)゚。

◆描き下ろし(25P)

スキマ08でオコ!だった室長を宥めるための折衷案なのか、強制訓練課題が与えられるんですね。訓練内容は「BCは連続イキっぱの状態で手錠抜き」。TCはイカせまくる役です。黒瀬は自分で玩具を用意して絶対に供威の手を借りないようにするけれどーーーという展開。

供威が珍しく強気に雄だったのも興奮するし、訓練後の2人がもぅッ!もぅッ!鼻息荒くなるの必至。また1歩距離が近くなってニヤニヤが止まりませんでした♡黒瀬のイキ顔め~っちゃ可愛いです♡(∩´///`∩)♡

◆カバー下
BCの下の毛問題の行方がTCの耳に入ってーー。
市村は天然なのか…?蔵本ドンマイwww
128期のワチャワチャが面白かったー!(﹡´◡`﹡ )

17

供黒はフォーマットで本領を発揮する

前半、128期 供黒編

まず供威の男前度に圧倒されます。

力持ち。
温厚で誠実。
サラッとタクシーを捕まえてくれる。
心配してすぐ現場まで駆けつけてくれる。
フォロー上手。
謝れる、というか譲れる。
包容力がある。
心配りが的確。
気遣い上手。
褒め上手。
美味しそうにご飯を食べる。
いざとなったら相手の習性を利用しつつ上手く誘導できる。
実はマウントも取れる。
セックスが上手い。
多分まだまだ覚醒する。

次にそんな供威の側にいるからこそ、より一層かわいく映る黒瀬を愛でます。

上だとか下だとか1人で張り合ってる。
始終理不尽なツッコミをし続ける。
眉間に皺を寄せてすぐにツンモード。
ビッグマウスでプライドも高い。
なのにベッドでのガードは意外と脆弱。
大抵の状況は的確に読めるのに供威に対してだけ重度の距離感音痴。
自分の言動がどれだけ供威を刺激しているのかガチで無自覚。
カラダは感度良好。

はい、終始この美味しいパターンの繰り返しでした。最高。
供威がいるから黒瀬がかわいい、黒瀬がいるから供威が男前。
相乗効果バンザイ。

黒瀬本人は認めたくないでしょうが、どうやら供威のバディというフォーマット内にある限り、何をしたところで黒瀬の言動は全てかわいく見え、BC度も爆上がりしていく一方という素敵な法則が働いているようです。

黒瀬のBCのポテンシャルを見抜き、かつそれを存分に生かしきれる供威というTCをあてがった特別人事課の采配はすさまじいですね。

本編自体は、やることはやりつつも関係性としては、も……もうひといき頂戴!!と叫ばずにはいられない絶妙なところで終了。

今後、理性と遠慮の皮を脱ぎ捨て覚醒した供威や、色々自覚した後の黒瀬のアレコレなんかも見られるのでしょうか??
というかお願いだから見届けさせて欲しい…。


後半、118期 聖桃編

こちらも文句なしの面白さ。
なのですが、エロさはさすが118期!ってなくらいマシマシです。

いやはや桃月のカムボーイの仕事がとにかくやばい。
エロを軽く通り越して卑猥の域。
なのに本人は服をぬぎぬぎしながら国防のために超頭脳戦を繰り広げているというギャップに脳が大パニックを起こしました。
普段絶対一緒に使わない部分を刺激されるという意味ではある意味脳トレかも。

もちろんエロだけじゃなく展開も丁寧に作り込まれていて、

あるきっかけから桃月の首に手をかける聖前、
その意図を察し焦って妥協案を提案する牛通堂、
その展開を天然にボケ倒す桃月、
しかし牛通堂の発言から桃月は仕事の大事な着想を得る、
という流れが実にパーフェクトすぎて痺れました。

子猫プレイ用の首輪ってなんじゃいな!!
なんでそんなの千散さん持ってるの?!
それ持ってるってどういう経緯で牛通堂さん知ったの?!
というツッコミは思わずこぼしちゃいましたが。
それは……いずれわかると信じましょう。


うーん…118期の安定感+ミステリアス感、128期の緊張感+フレッシュ感、どちらも気が抜けないくらい面白くて参ります。

秋草室長のコンプライアンス完全無視の無茶振りも含め、あらゆる意味でドキドキが止まらない8巻。

個人的には買うかどうか、読むかどうかはもはや問題ではありません。
果たしてこの巻は人生で何回読み返すことになるのか、というレベルの問題なのです。

16

聖前…桃月…

個人的には供威黒瀬編よりは聖前桃月編の方が好みでした。

なんと言っても聖前の闇…
まさかあんなにドス黒かったとは!
なぜなら桃月のあの仕事っぷり!
カムボーイとは?なるほど。
なかなかの濃いカップルでした。

供黒はまだまだこれからですなぁ。
黒瀬が終始キーキーしてる。ちょっとのデレ。
供威はもうちょっと頑張れ〜

カバー裏はBCの下の毛事情についてTCの男子トーク笑

これから楽しみにしているのは春日木菜と蔵本白戸。どうなることやら、知りたい欲求を妄想でカバーしてます。楽しみにしております。よろしくお願い申し上げます。土下座。

14

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP