イラスト入り
以前からずっと気になっていた、大人気のこちらのシリーズ。
三連休を機にやっと読むことができました◎
なんといっても、無自覚執着攻めの有生が分かりやすくて可愛いいい〜!!
個人的な好みで言えば、溺愛変態←執着攻めが一番なのですが。
「好きなわけないでしょ」とか言いつつ、慶次に「俺も好きじゃねーし」と言い返され、ムッとして唇奪っちゃうなんて、可愛いとしか言えません…
お兄ちゃんを助けて、という慶次の頼みをさくっと断っておきながら、ピンチの時には駆けつけちゃう。透けて見える…というより、ダダ漏れの執着・独占欲にニヤニヤが止まらなくなっちゃいました。
二作目では、無自覚→自覚執着攻めに昇格(?)するのかな?
さらに溺愛あまあまベタ惚れになる姿が見たいです!
…とうとう手を出しました。
いや、やっと手を出せました。
もう絶対ハマると思っていたので大事にとっていました。
薔薇シリーズ、少年シリーズを経ての今シリーズ。
一巻はまだ自己紹介程度。
これは他のシリーズものとスピード感が一緒でした。
受けがワー!キャー!と賑やかなタイプです(笑)
対する攻めはクールだけれど狐っぽいイタズラ好きな、受けをおちょくるのが好きなタイプ。
一巻は憧れの討魔師になるまでのお話。
ここで眷属の子狸と出会うのですが、このタヌキがま~~可愛い。
動いている姿が目に浮かぶくらい、いいキャラクターしてます(笑)
もっと恋愛っぽくなったら更に面白みが増すようなスタート巻でした。
少し前に既刊全て読了しました。
1巻の試し読みから始まり、すごく面白くて止まらなくなり、既刊を一気読みした作品です。
夜光先生はファンタジー作品が多くて、何作か拝読してますが、こちらは舞台が現代でファンタジー要素があるという内容です。それが私的にはがっつりファンタジーよりも読みやすくて好きです。
受けの慶次は外見は可愛いけど硬派で男気のある、でも天然な高校生。
攻めの有生は外見は完璧なイケメンで、討魔師としても一流ですが、性格に難ありで、慶次をバカにする感じでちょっかいをかけてきます。
この2人の関係がコミカルで楽しいです。喧嘩するほど仲がいい、って感じ。
討魔師になると眷属の動物を身に宿すのですが、その眷属達が可愛かったり格好よかったりと魅力的です。
特に慶次の子狸がめっちゃカワイイ!(表紙をご覧ください!)「ご主人たま〜」とか言いますw
有生についている白狐は、二千歳の強力な眷属で手下も大勢いて、有生のお世話までしてくれますw
この眷属達が作品の魅力の一つになっています。2巻以降も色々な眷属が出てきて楽しいです♪
1巻では慶次の討魔師試験があったり、慶次の兄絡みの事件が起きたりして、飽きさせない展開です。
濡れ場は2回、結構なページ数を割いています。
1巻ではお付き合いには至りませんが、慶次は不本意ながら体から関係が始まってしまいますw
夜光先生の他の本でも感じますが、文章はライトノベル風なタッチで読みやすいです。
エンタメ感のある楽しい作品となっています。
1巻は切りのいいところで終わっていますので、あらすじや試し読みで気になった方は、とりあえず1巻を読んでみてください♪
電子(シーモア)購入
後書きなし。(紙本はあるのかな?)
この作者さまの作品(新作)をつい最近読み始めてからどハマりしてしまった私。
いくつかの長編作を書かれていて、しかもどれも人気作。BL小説の経験値がまだ低い私は長編作物を避けていたので、夜光花作品を知らなかったことを後悔しました。物語の展開が神ですね。
私はあまりファンタジー作品が得意な方じゃないのですが、得意じゃないものを好きだと思わせる程にストーリー運びが秀逸。キャラクターの動きがいきいきとしてるから、話に躍動感がありますよね。設定の細かさやキャラの心理描写も相まって、この世界観が文字なのに画像化されて目に浮かんできました。
これはまだ一冊目で、今のところ9冊目まで刊行されています。タイトルが全部違うのが夜光花作品の特徴でしょうか、何巻目か分かりにくいけどテーマがハッキリ分かるのが嬉しいです。
タイトルを拝見すると、巻が進むごとに有生の慶次への愛が増幅していくと予想ができます。これから2巻、3巻と読み進めていくのが楽しくなりました!
1巻目は、有生は慶次のことがうっすらと好きなんだろうなって分かる程度で、私としてはもっと欲しい気持ちでしたので「萌2」にしました。仕事面でも慶次の活躍どころがなくて、楽しいというよりはちょっと切ない気持ちでした。まだ討魔師になりたてですから、仕方ないのかもですね。
慶次の下げ↓↓シーンはある程度致し方ないとして(慶次が半人前だからこそイジられて面白くなっているのも事実!)、今後に大きく期待が持てる展開が待っていると思って読んでいきたいです。その答えは2巻以降読んでからですね。ムフフ…あと8巻もあるから楽しみです。
早く2人の両想いが読みたい読みたい。
表紙の狸が可愛すぎて惹かれた作品。主人公のお約束とBL受けの資質ともふもふ要素まで兼ね備え、各方面のポイントの押さえ具合がすごいと思った。攻めの有生がかなりツボなタイプで好き。
慶次は熱血少年で心理描写が幼く猪突猛進な中学生のよう。四股を踏んで気合いを入れるBL小説主人公は珍しい。片目に秘密があったり、なぜか術が効かないといったベタ設定が主人公らしい。その理由を次巻に持ち越すのはセオリー通り。
禁欲生活を送り性に疎く無知で騙されやすく、受け受けしさもばっちりだった。
BLに関してはこの一冊だけでは何とも言えない。有生はキャラ的に徐々にデレていく様子に今後萌えまくる予想はできるし、個人的好みにハマってるので好きだと思う。理性を飛ばしてケモ耳姿になるのも可愛くて良い。
でも今のところはまだお互いに認め合って好き合って、というところまでいっていないので、単体の攻め萌えがあるだけかな。受けの危機に毎度攻めが助けにくるところはしっかりBLしていた。
慶次のあほのこっぷりは見ていて辛いものがあった。主な読者を中学生と想定したときに描かれそうな主人公に見えたので。大人が読んでハマっても問題ないけど、あくまでも子供向けに書かれたものですよ、という作品のような読み心地。
文章は簡素で余剰的記述がなく、ストーリーを進めることに特化している印象。おかげで進みが早くすいすい読める。情緒の部分は全て挿絵が担っている。よく動くアニメを見ているようで楽しかった。
ストーリーは面白いのかよく分からない。使っている材料は豪華で良質で、それが安心安定の手慣れた職人技で調理されている。だが1から生み出されたような新鮮さ・驚きが無く、口に合うかは別問題っていう。
なんだろうな……人気作にハマりたかったから辛いんだけど。主人公に魅力を感じず、特に続きは気にならない。攻めに萌えて子狸が可愛くて好きだった、挿絵は神、以上。